サーロインステーキ症候群

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お早うございます。昨日は うつ病 自律神経失調症 常習性便秘 の漢方相談がありました。

太ももや背中などの筋肉が衰え、脂肪が筋肉繊維の中に入り込み、ちょうど霜降り肉のようになってしまう状態はサーロインステーキ症候群と呼ばれ、ロコモ症候群（運動器症候群）とともに高齢者のＡＤＬ（どれくらい身体が動かせるか）やＩＡＤＬ（日常生活の中の具体的行動が出来るかどうか）を左右する機能低下の指標となっています。

サーロイン症候群の簡単なチェック法としては、両足で立った状態から、片手で机の端や柱などにつかまり（倒れる心配のない安定したものにつかまる必要があります。）、ゆっくりとしゃがみ込み、またそのままゆっくりと立ち上がります。

太ももの筋肉がサーロイン化していると力が入らないため、持ちこたえられなくなってそのままドスンとしりもちをついたり、立ちあがる事が出来なくなります。

何もつかまらずに太ももの力だけで立ったり座ったりが出来るなら、今のところサーロイン化の心配はないと云えます。

高齢者だけでなく、太っていないのに体脂肪率が高いという方はこの傾向が進んでいるかもしれません、注意する必要があります。

　　　　　　　

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