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年中起きる「脱水症」の恐怖とは(最終回)

2020-01-29 07:26:37 | 健康生活
一年中起きる「脱水症」の恐怖(最終回)
 脱水症は夏だけに発症すると思われていますが、実は大間違いで、一年中起こり得る危険性があるのです。
そこで、その原因と身体に現れるシグナルを学ぶことで、身近にある脱水症の恐怖から身を守るようにしましょう。
脱水症予防5か条
1.水分をこまめに、十分摂る!
咽が渇いたと感じたら、すぐにコップ1杯の水を飲みましょう。こまめに水分を摂取できるよう、外出時には飲み物を持っていくなどの工夫をしてください。
2.食事をしっかり摂る!
夏はもちろん冬場も食事をしっかりと摂らないと脱水症状をもたらす原因となります。季節の野菜やフルーツを中心に、バランスのよい食事を心掛けるようにしてください。水分を多く含むトマトやキュウリ、白菜などがお勧めです。また、お酒の飲み過ぎには注意が必要です。アルコールは利尿作用がありますので脱水症の原因にもなります。
3.就寝中は注意が必要!
冬場は寒いとなかなか眠れないですよね。エアコンを入れたまま就寝したり、電気毛布などを使うと思います。しかし、これによって身体の水分が抜けて軽い脱水症を起こす場合がありますので、寝る前には必ずコップ1杯の水を飲んで寝るようにしてください。
4.適度な運動を!
脱水対策につながる体力と筋力をつけるために、日ごろから運動を行いましょう。高齢者はもちろんですが、若い方も体力と筋力を養うことが重要です。でも、過度の運動は逆効果となりますので、自分の体力にあった運動をしてください。
5.天気・気温・湿度は常にチェックしましょう!
天気予報や気温、湿度を気にすることは脱水症予防につながります。毎日こまめにチェックをしながら、その日の過ごし方を考える指標にしてください。
経口補水液の正しい飲み方
1.身体に異変を感じ「脱水症かも?」と思ったら、すぐに飲むにようにしましょう。

2.原則、体内から出た分・失った分を飲みましょう。
(出た分・失った分の目安・幼児:1日300~500ml、学童~成人:500~1000ml)

3.時間をかけて少しずつ、ゆっくり飲みましょう。(コップ1杯の水を約15分くらいかけて飲むようにします。)

4.薄めたり、味をつけたりといったアレンジをしないで、そのまま飲みましょう。
経口補水液を苦手に思う方も少なくないと思います。しかし、味を付けたり、薄めて飲むと効力がなくなりますのでそのまま飲みようにしてください。

5.長時間にわたって、いつまでも飲む続けるのはやめましょう。
(症状が改善しない場合は、病院で診断を受けてください。場合によっては点滴などに切り替える必要があります。)


 

 

奈良のお祭り(無形民俗文化財)~ススキ提灯献灯行事~

2020-01-29 06:53:09 | 地域と文化
奈良の無形民俗文化財~ススキ提灯献灯行事~
 ススキ提灯献灯行事は、鴨都波神社で、7月16日の夏季大祭と10月の秋季大祭宵宮に行われる祭礼行事で、五穀豊穣。家内安全、無病息災を祈願して氏子を中心に地域で行われています。
祭り当日は、参加の各自治会がススキ提灯と呼ばれる先端に御幣を施した3段組み10張の提灯を組み立てます。
提灯の火は、古代の技法で神職さんが熾(おこ)した神聖な火が使われます。
ススキ提灯は毎回30本余りが参加し、夕暮れに御神火(ごしんか)を点灯させて、神社へ奉納します。
各自治体からススキ提灯を持ち寄るときに歌われていた伊勢音頭を再興し、高齢化が進む各自治体にかつてのような賑わいが戻るようにと思いを込め、また祭りのベースとなる伝統は守って地域を元気にするために子どもから若い人が参加しやすい行事としていきたいと祭事の関係者の方が語っています。
提灯が奉納される様子は壮大ですので、7月16日と秋季大祭宵宮には是非ご覧下さいと言っています。
鴨都波神社へは、JR・近鉄御所駅より南へ約1㎞です。また、祭事のお問い合わせは、鴨都波神社・TEL0745-62-2176