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お子様の予防接種のお話し

2020-01-07 07:56:23 | 健康生活
子どもの予防接種には不安が
 お子様がいるご家庭にとって、「予防接種」って気なる問題ですよね。最近は色々な情報が出ていますのでどれを信じればよいのか分からないという方も多いのでは。そこで今回は、予防接種についてお話しします。
・・・小児の予防接種・・・
お子様が誕生されたら、案内と共に予防接種の予診票が配布されると思います。肺炎球菌・ヒブ・四種混合・BCG・さらには麻疹(はしか)・水疱・日本脳炎など種類も多く、1つの予防接種を何回も受けなくてはならない、接種時期が決まっているなど問題がいっぱいありますよね。
多くの家庭では、ママ友同士で情報を交換したり、インターネット確認したりなどして対応されていると思います。
そこで、ここでは押さえておきたい基本的な点をお話しします。
まず「予防接種はなぜ必要か?」という点ですが、もちろん怖い病気にかからないようにするためですが、たとえかかっても病院に行けば治るだろう、とか副作用の方が怖いからなどで接種しない人もいます。これは大きな問題なのです。
例えば、肺炎球菌やヒブで細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)を発症した場合、重篤な後遺症や死に至るケースも多くありましたが、予防接種が一般化して以後は激変したのです。
また「同時接種は大丈夫?」という声も多くありますが、現在のように種類が多いと、別々に接種した場合に少し風邪を引くだけでスケジュールが大き狂うことが多々あります。
実は同時接種は以前から多くの国で行われており、別々に接種した場合と同時接種とでは副作用や効果に大きな違いはないとされています。
近年は日本でも同時接種が行われるようになってきており、ほとんど問題ないと考えられています。
ただし、「同時接種しなければならない」ではなく「どちらでも構わない」ということです。各家庭で考え方や予定などが違いますので、最終的には各家庭の希望で決めていくことになるのです。
お子さんが誕生して何かと不安があると思います。また初めてのお子さんの場合はなおさらだと思いますので、何か疑問点や不安なことがあれば、掛かり付けの医院や担当医、保健センターにお問い合わせください。





 
 

奈良の昔はなし(後藤又兵衛ゆかりの里)

2020-01-07 07:10:45 | 地域と文化
奈良の昔はなし~後藤又兵衛ゆかりの里~
 大阪夏の陣(1615年)で活躍した武将、後藤又兵衛は、当時は6尺(約180㎝)を超す巨漢で、槍の名手だったそうです。
かつて講談師が語る講談や歴史読み物で豪傑として描かれていて人気を博した人物です。
その又兵衛ゆかりの里が、宇陀市大宇陀本郷と伝えられています。今回は、この又兵衛にまつわるお話しです。
又兵衛は、戦に敗れたのですが、実は、紀州(現在の和歌山県)を回って、大和の宇陀へ知人を頼りに落ち延びたのです。
本郷の地の温泉で傷を癒して、大阪の豊臣家再興の時を静かに待っていたのです。だが、時代は徳川家の天下となるや又兵衛は武士をやめ、僧侶となったのです。
姓も、後藤では敵の徳川方に狙われると案じ、「水貝」と変えたのです。
水貝は、毎日念仏を唱え、亡くなった豊臣方の多くの武士の霊を弔ったと言われます。
~昔はなしゆかりの人物「後藤又兵衛」~
この物語の主人公となった後藤又兵衛はどんな人物だったかお話しします。
又兵衛は播磨(兵庫県南西部)の生まれで、黒田吉高(よしたか)・長政の父子に仕えていたのです。長政に従って、文禄元年(1592年)の豊臣秀吉の朝鮮出兵や、慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いに出陣し、数々の功績を上げたのです。
その後、時の将軍徳川秀忠は、大阪城主の豊臣秀頼を滅ぼそうと挙兵したのです。豊臣方は堅固な要害である大阪城に籠城、この時も、又兵衛は籠城軍の大将として活躍したのです。
いったん、和睦が成立したのですが、翌年、戦闘が再び始まり、五月、大阪城はついに落城し(大阪夏の陣)、豊臣家は滅亡したのです。この時、又兵衛も河内の道明寺の戦いで鉄砲隊の銃撃を受け戦死したと伝えられていますが、このお話しにあるように実は生き延びていたのです。
・・・後藤又兵衛ゆかりの桜「又兵衛桜」・・・
樹齢300年ともいわれる、高さ13m、幹回り3mを超えるしだれ桜は、「又兵衛桜」とも呼ばれ、後藤家の屋敷跡にあり、NHKの大河ドラマのオープニング映像にも使われました。
周辺には山桃や桜もあり、毎年4月上旬から中旬には地元の方が中心となり桜祭りが開催され、多くの観光客が訪れます。
周りを山々に囲まれ、山の麓には田畑が広がり子どものころ見た懐かしい風景が広がる里山です。    

       

    

   
・・・大宇陀でちょっと一息「農家レストラン・ヒルトコ」・・・
又兵衛桜など大宇陀を散策した後は、Cafeで一息というのはどうですか?
薬の町・大宇陀の万葉公園隣にあるカフェで、古民家を改装したノスタルジックで解放感あふれる空間のカフェです。
大宇陀特産の薬草「大和トウキ」など身近な薬草や地元野菜を使ったランチやデザートが人気ですよ。
場所:大宇陀中圧129 TEL:0745-88-9409
時間:11:00~16:00(冬季は15:00まで)
定休日:水曜日、不定休有
HP:http://www.terrasse.co.jp