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「冷やしそうめん」が似合う季節に

2019-04-30 08:30:33 | グルメ

「冷やしそうめん」が似合う季節に

 新緑と初夏の陽射しが気持ちいい季節になってきましたよね。そろそろ少し冷たいものが欲しくなりますよね。そこで、奈良は桜井の名物、三輪そうめんを頂けるところをしょう

 三輪には有名なお店がたくさんありますが、その中でも食事ができるお店を紹介します。

 まず、三輪山本さんです。国道165号沿いにあるお店で、食事処と売店が一緒になっているお店でですが、落ち着いた雰囲気で、とてもゆったり食事をすることができるとてもいいお店ですよ。

 

 

                        

 

  

 

       

 

 次に紹介するのが、三輪そうめん「池利」さんです。池利さんも三輪そうめんでは老舗で、三輪山本さんと同じで、直営店でそうめんを頂けることができるのです。

 ここも、負けず劣らずとてもいい雰囲気のお店、美味しくゆったりと頂けることができますよ。

 

 

        

 

 

           

 

        

 

        

 


山の辺の道を歩こう<相撲神社>

2019-04-30 08:11:41 | 地域と文化

山の辺を歩こう<相撲神社>

 山の辺の道にある桧原神社から北に15分くらい歩くと、相撲神社があります。この神社の名前の通り、大和は相撲の発祥地なんです。

 相撲神社は、穴師坐兵主神社参道脇にあり、相撲発祥の地と伝えられています。旧蹟カタヤケシがあり、野見宿禰が祀られています。

 

         

 

 

               

 

 

              

 

 

              

 


奈良のおすすめ観光スポット

2019-04-29 15:10:20 | 地域と文化

奈良のおすすめスポット<川上村大滝・蜻蛉の滝>

 国道169号線を吉野川沿いに走って五社トンネルを超えたところにあるのが蜻蛉公園!この奥に新緑に囲まれた滝があります。一見、こんなところに滝があるのといった感じですが、見事な滝があります。

 この滝ですが、高さ約50mの水量豊かな滝で、雄略天皇を虻(アブ)から救った蜻蛉(トンボ)伝説から命名されたと伝えられています。天気の良い日には虹がかかることから虹光(にじっこう)の別名もあります。 飛沫が太陽の光に映えて虹を浮かびあがらせる様子はひときわ美しく「紀伊半島自然100選」に選定されています。

 滝の上、中ほど、下の3箇所に滝見台があり、すぐそばから滝を眺める事が出来ます。春は桜、夏は川涼み、秋は紅葉が楽しめる結構、人気のスポットです。 



              


        


        


 

 


山の辺の道を歩こう

2019-04-29 07:34:39 | 地域と文化

山の辺の道を歩こう<箸墓古墳>

 実は山の辺の道から少し外れるのですが、箸墓古墳というのがあります。大きな前方後円墳で、全長280m、後部の直径は157m、高さ23m。前方部の幅は25m、高さ13mとなっています。

 孝霊天皇の皇女で崇神天皇の叔母であった倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)命の墓です。周囲には周濠の一部が現在も残っています。

 

          

 

 

      

 

 

万葉歌碑 巻7 一一一八番歌 柿本人麻呂

 いにしへにありけむ人もわが如か 三輪の桧原にかざし折りけむ

訳:昔の人も、私が今するように、この三輪の桧原で髪挿を折ったことだろうか。

 桧原神社から箸墓古墳に行く途中に上記のような万葉歌碑が立っています。古人が通った道を改めて歩いてみると、当時と同じ風が吹いているのかなと思ってしまいました。

 

           

 

 

 

 

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-04-28 16:02:51 | 地域と文化

今回の歌 巻11 二八一八番歌 作者 未詳

 杜若(かきつばた) 佐紀沼(さきぬ)の菅(すげ)を 笠に縫ひ 着む日を待つに 年そ経(へ)にける

訳:カキツバタの咲く佐紀沼の菅を笠に編んで着ける日を待っていて年が経ってしまった。

 

解説

 この歌には、「咲く」から「佐紀」を連想させて、佐紀沼のスゲを笠に編んで着ける日を待っていて年が経ってしまった、とあります。ところが、次の二八一九番歌「おし照る 難波(なには) 菅笠(すがかさ) 置き古(ふる)し 後は誰(た)が着む笠ならなくに」と一組の歌になっています。こちらは女性側が、あなたを待ち続けてすでに年をとってしまった、と返した歌です。どちらの歌も、結婚することをスゲの笠を着ることにたとえて表現しています。

 「佐紀」と詠まれた場所は、現在の奈良市佐紀町に、二条町、山陵町などを含めた広い地域だったと考えられています。またこの地域は、佐紀沼や佐紀沢とあることから、沼や沢の多い場所だったみたいです。

 カキツバタですが、湿地に群生する植物で、まっすぐに伸びた茎の先に、濃い紫色の大きく艶やかな花を咲かせます。また、この歌の舞台の近くに法華寺という寺があり、5月上旬から下旬にかけて見頃となりますので、是非、行ってみてください。

 

        

                         法華寺本殿

 

 

        

 

        

 

        

                        境内庭園のカキツバタ

 

 

 


山の辺の道をあるく

2019-04-28 09:28:50 | 地域と文化

山の辺の道を歩こう<桧原神社>

 玄賓庵から北へ10分くらい歩くと桧原神社があります。桧原神社は、大神神社の摂社のひとつで、三輪山中にある磐座を神体としているので本殿はありません。天照大御神を祀り、元伊勢とも呼ばれています。井寺周辺には川端康成、東山魁夷などの万葉歌碑が立っており、空間の中にとけこむような風情を見せています。

 神社は森に囲まれていますので、新緑のキレイなこの時期はとても魅力的ですよ。

                  

 

         

 

 

                         

 

 

                          

 

 

 

 

 


奈良の伝統(月山日本刀)

2019-04-27 07:15:39 | 地域と文化

月山日本刀鍛錬道場

 昭和40年に、人間国宝・刀匠月山貞一が大神神社に近い山辺の道沿いに『日本刀鍛錬道場』を開設
記念館は平成7年に開館しました。

 月山(がっさん)は、日本刀の刀工の一派で、鎌倉時代から室町時代にかけて活躍した刀工とその一派です。当初は出羽国(山形県)月山(出羽三山の一つ)を拠点としていました。その中で幕末に大阪に移住した系統が、現在まで残っており奈良県を拠点として活躍しています。

 人間国宝・故月山貞一氏から三男の日本刀制作部門で無形文化財の指定を受けた月山貞利氏までの作品と経歴パネルが展示されています。また、横綱・白鵬関の刀も有りますよ。

 入場料は無料で、開館日は3月~11月で、土曜日のみの営業となっています(8月は休館となっています)。開館時間は、10:00~16:00ですので、よければ一度足を運んでみてください。刀の出来るまでの工程がよくわかりましたよ。

 所在地:桜井市芽原228-8

 交通アクセス:JR三輪駅下車 山の辺の道を北へ歩いて15分

 問合せ先:0744-42-3230

 詳しくは、月山記念館 ホームページ

  

 

        

                          記念館入口

 

        

                        日本刀鍛治作業場

 

 

        

                    日本刀が出来るまでの鍛錬工程

 

 

        

                          日本刀展示場

 

 

 

 

 

 

        

 

 

 


山の辺の道を歩こう

2019-04-27 07:04:21 | 地域と文化

山の辺の道を歩く<玄賓庵>

 狭井神社から歩いて15分くらいのところに「玄賓庵」があります。玄賓庵は、玄賓僧都の庵で、もとは三輪山の桧原谷にありました。当時は、山岳仏教の寺として栄えたのですが、その後荒廃し、寛文7年(1667年)に比丘宴光が中興しました。明治維新の神仏分離によって現在の地に移っています。

 

              

 

 

          

 

 

 

          

 

 


奈良の道の駅巡り(第6回)

2019-04-26 16:34:09 | 地域と文化

奈良の道の駅めぐり<吉野路 大淀iセンター>

 国道169号線沿いにある道の駅で、吉野路の玄関口にあたります。ここから吉野山まで45分、天川村まで60分、川上村杉の湯まで70分です。

 この道の駅ですが、大阪市内から車で南阪奈道路で約1時間くらいで来ることができ、吉野山や大台ケ原、天川村(大峰山)などに行く途中や帰り道の休憩所として利用することができますし、定食や軽食などが頂けるコーナーもあります。また、販売所では、地元の新鮮野菜や、吉野の杉や桧で作った特産品もありますし、観光案内所も併設していますので便利ですよ。

 

       

 

 

       

 

 

       

 

 

       

 

 

 


山の辺の道を歩こう

2019-04-26 16:09:09 | 地域と文化

山の辺の道を歩く<大神神社から狭井神社>

 大神神社を後にして歩いて行くと薬の道になります。色々な薬草が植えられいる道を抜けると狭井神社があります。

 狭井神社は狭井川の畔にある大神神社の摂社で、正式な名前は「狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわあらみたま)神社」といって、本社の荒魂をお祀りしており、延喜式神名帳に記されている古社です。

 本殿の左後ろに、この神社の由来となっている神水の井戸・狭井があります。ここから湧き出る水は昔から「薬水」と呼ばれていて、この薬水を飲めば色々病気が治るといわれています。井戸水ですから、夏は冷たく、冬はほんのり温かいですよ。

 

歌碑「古事記」/作者:倭健命

 やまとはくにのまほろばたたなづく 青がき山ごもれる大和しうるわし

「訳:大和は国の中で一番良いところである。幾重にもかさなりあった青い垣根のような山やまにかこまれた大和はほんとうにうるわしいところであります。」

 大神神社から狭井神社に行く途中に歌碑があります。その歌碑というのが上記の「古事記」の一説が書かれています。大神神社から奈良盆地を眺めていると、本当に大和という国は良い所だと思いますよ。