奈良の魅力を発信

奈良のグルメ情報や史跡・名勝・万葉集・古事記・日本書紀・昔話のゆかりの土地を紹介します
ので、よろしくです!!

万葉集をわかりやすく解説

2019-08-31 07:46:31 | 地域と文化

作者 舎人娘子(とねりのおとめ)  巻八  一六三六番歌

 大口(ほおくち)の 真神(まがみ)が原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに

訳:大口の真神の原に降る雪はひどく降るな。家もないことだのに。

 

解説

 日本で最後にニホンオオカミが捕獲されたのは、奈良県の東吉野村です。現在の日本では野生のオオカミは姿を消してしまいましたが、古代の人々はオオカミを神として畏(おそ)れていたようです。今回の歌は、このオオカミにまつわる一首です。

 この歌には、「真神が原」という地名が詠まれています。「真神の原」は、「明日香の 真神の原」(巻二・一九九)とも詠まれており、現在の明日香村にある飛鳥寺や万葉文化館付近の一帯を指す呼称と推定されています。そもそも、古代では恐ろしい動物を神と呼ぶことがあり、この「真神」という言葉はオオカミを指すと考えられています。その「真神」の枕詞である「大口の」は、オオカミの大きな口をイメージさせます。この「真神が原」という呼称は、神であるオオカミが住むような、畏れと神聖さの入り混じった特別な原であったことを意味しているのでしょう。

 今回の歌の作者の舎人娘子は伝未詳の女性です。雪を瑞祥とする万葉歌もある中で、彼女は雪が降らないでほしいとうたっています。「家もあらなくに」という言葉から推測すれば、彼女はどこかへ出かけて行く途中で雪に降られたか、もしくは旅に出た大切な人のために、雪よひどく降るなと詠んだのでしょう。宿る家もない心細さと、オオカミが住まうという「真神が原」を通過する不安が募るように、雪がしんしんと降り積もっていく光景が想像されます。

 古代の人々の動物や自然に対する思いは、枕詞や地名と深く結びついているのです。

 

万葉集の動物たち~ニホンオオカミ~

 解説で述べた日本最古のニホンオオカミが発見された場所は、吉野郡の東吉野村で、高見山の麓のむらです。青々とした山並み、流れる雲や霧、青空を映し出す水面。

 満天の星空、新月の暗闇、自然に抱かれた人々がくらしている東吉野村。こんな静かな山里東吉野村には、今も静かな時間がゆったりと流れています。街の雑踏を忘れてゆったりとした一日を過ごしてみてください。

                     

 

突然消えたニホンオオカミ!

ニホンオオカミとは?
日本には、2種類のオオカミがいました。1種は北海道のエゾオオカミもう1種は本州、四国などに生息していたニホンオオカミです。ニホンオオカミは、学名Canis hodophilaxといい、現在実物標本3体が日本に保存されています。また、オオカミの中で一番小さい種で、4肢と耳が短いですが、それでもイヌにくらべればはるかに大きく、体毛は長く、前足前面に黒褐色の斑紋があります。頭骨は短小で口先は短く広いのが特徴です。明治のはじめまではかなりの数が生息していたようですが、エゾオオカミと相前後して姿を消してしまったのです。その後各地でニホンオオカミの生存を伝える情報がありましたが、生存を裏付ける証拠もなく、本村が最後の捕獲地となってしまいました。ニホンオオカミは古来から人畜に害を与えず、シカなどを獲物にして生きてきました。なぜ姿を消してしまったかは、今なお解明されておりません。

 

              

 

 

 

            

 

 

 

         

 

 

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万葉集をわかりやすく解説

2019-08-30 09:32:05 | 地域と文化

作者 未詳  巻十  二一六七番歌

 秋の野の 尾花が末(うれ)に鳴く百舌鳥の声聞きけむか 片聞(かたき)く吾妹(わぎも)

訳:秋の野の尾花の先に鳴く百舌鳥の声は、さすがに聞いただろいうか。私のいうことは半ぱにしか聞かない吾妹よ。

 

解説

 秋の深まりは、色づく木々やどことなく寂しげな風の匂いから感じることができますが、百舌鳥の鳴き声もまた、秋の訪れとともに盛んに聞こえてくるようになります。

 この歌からは、秋の野という広い風景イメージから尾花(ススキ)の穂先へと視点が凝視されてゆき、そこで鳴いている百舌鳥の姿と声が鮮明に浮かび上がります。目だけでなく耳でも感じる秋の深まりを、恋しい女性に歌いかけた一首です。

 その百舌鳥は、なかなか怖い鳥でもあります。百舌鳥には「百舌鳥の速贄(はやにえ)」で有名な、捕らえたら獲物を木の枝などに突き刺す習性があります。これは、中国の書物「呂氏春愁(りょししゅんしゅう)」に3世紀に付された注に、百舌鳥のことともされる伯労(はくろう)が獲物を磔(はりつけ)にすると記録されていることから、古くから知られていたようです。

 また、「日本書紀」仁徳67年に、陵墓築造の土地で突然死した鹿を調べてみたところ、百舌鳥が鹿の耳の中を食い破っていた、という記述もあります。百舌鳥の獰猛な一面を示すエピソードで、今年、世界遺産に登録された「仁徳天皇の墓陵」のある地域「百舌鳥耳原」(現在の大阪府堺市)の地名起源説話になっています。

 百舌鳥の漢字表記の由来は、百舌鳥が多くの鳥の鳴き声を真似るところからきていると言われています。ただ、この歌を詠んだ人物が聞いた鳴き声は、さすがに「百舌鳥の声」と歌うからには、他の鳥の鳴き真似ではなかったと思われます。

万葉集で四季を感じよう~秋の曽爾高原~

 日本300名山の一つ俱留尊山(くろそやま)。この山から亀の背に似た亀山を結ぶ西麓に広がるのが「曽爾高原」です。

 曽爾高原は、一面見渡す限りのススキが群生し、3月中旬に毎年「山焼き」が行われ、春から夏にかけては、一面に青い絨毯が敷かれたような爽快な姿を見せてくれます。その後、秋にはススキの穂が日射しを浴びて銀色・金色に輝き、夜には、約200基の燈篭がススキを照らす」曽爾高原山灯り」が11月23日まで行われます。

 

               

       春の曽爾高原              秋の曽爾高原               夏の曽爾高原

 

 

 

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災害時に備えて大切なものは?

2019-08-30 08:54:51 | 生活情報

災害時に備えて大切なものの対策を考えよう!

  災害はいつ起こるかわかりません。預貯金通帳や有価証券、身分証明書(マイナンバーカードなど)などの貴重品は、いざ避難するときに持ち出したいものですよね。しかしこれらの中には、日常的に使うものもあります。「非常持ち出し袋」に入れてしまうと使いづらくなり、ストレスとなることがあります。まずは家の中を整理整頓し、貴重品は1~2カ所にまてめておく必要があります(この場合、空き巣の対策もしておく必要もあります)。いざというときに持ち出せるよう、家族全員がその場所を把握しておくことが大切です。その際、災害時には「誰が何を持ち出すのか」の役割分担もしておくと、スムーズな避難が可能となります。

家族の写真はデジタル化&クラウドサービスに保存

 東日本大震災の際、津波被害で多くの写真が失われてしまいました。家族の思い出は、無くなってしまったあとにその大切さがわかるものです。そこで、デジタルカメラのデータはインターネット上にデータを保存しておける「クラウドサービス」などを利用すると、クラウド上のバックアップからデータを取り出すことができます。古いファイルやアルバムの写真も、スキャナーなどを使ってデジタル化し、クラウドサービスにも保存しておくと安心です。

貴重書類はフラッシュストレージにバックアップを

 自宅などが被災したあと、再建にむけて必要になってくるのが身分証明書類です。すべてがなくなってしまっても対応してくれる方法はありますが、やはりこれらがあるとさまざまな手続きがスムーズに進みます。重要書類すべてをコピーするとかさばりますので、デジタルカメラで撮るかスキャンするなどしてデジタル化し、USBメモリやSDカードなどのフラッシュストレージに保存すると荷物の軽量化にもなります。信頼できるクラウドサービスを使用している場合は、パスワードをかけて暗号化した上で保存しておくのもよいでしょう。

医療品の準備は入念にしておきましょう

 医薬品を常用している場合は、薬がなくなるギリギリに病院に取りに行くのではなく、1週間前など手持ちに余裕がある状態で取りに行くようにすることが大切です(薬の種類により出してくれない場合がありますので、そのような場合はお医者さんと相談してみてください)。また、かかりつけの医療機関の連絡先や常用の医薬品を控えたもの(おくすり手帳・処方箋のコピー)を常に持ち歩き、非常用の持ち出し袋にもコピーなどを入れておきましょう。

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-08-29 16:26:09 | 地域と文化

作者 未詳  巻七 一四一三番歌

 庭(には)つ鳥 鶏(かけ)の垂尾(たりを)の 乱尾(みだれお)の 長き心も 思ほえぬかも

訳:家に飼う鶏の垂れた尾のように心も乱れ、長く生きてゆこうという気持ちも今は考えられないことだ。

 

解説

 かつては、多くの家庭で数羽の鶏を飼育していたのですが、最近では殆ど見られなくなりました。食卓にのぼる産みたての卵は格別で、明け方の鳴き声は目覚まし時計のかわりでもあったと聞きます。

 この歌の冒頭にある「庭つ鳥」とは、庭の鳥という意味で、鶏にかかる枕詞です。いわゆるニワトリという呼び名は、ここから生じたと考えられます。ニワトリは、古代の人々にとっても家の庭で飼育するのが一般的な生物だったようです。単にニワトリというだけでもニワトリのことを指しました(巻三・三八二番歌など)。ほかにも、キジは「野つ鳥(野の鳥)」(巻十三・三三一〇番歌)、カモは「沖つ鳥(沖の鳥)」(巻十六・三八六六番歌)などと表現されています。

 当時、鶏はカケと呼ばれていました。これは鳴き声に由来する名で、神楽歌にも「には鳥はかけろと鳴きぬなり」とあります。

 その鶏の長く垂れた尾羽が乱れている様子を序詞として、「長き」という言葉を導いています。「長き心」をどう解釈するかは説が分かれていて、気長でゆったりとした心、のんびりした気持ち、と理解する考え方と、長く生きたい、長くいきてゆこうという気持ち、と理解する考え方とがあります。

 ただ、この歌は挽歌として詠まれています。挽歌とは死を悼む歌です。序詞の技法を用いている点で切羽詰まった悲しみというよりはどこか心の余裕を感じさせますが、人生のパートナーに先立たれた誰かが愛しい人亡き後に詠んだ歌であったとすれば、今は長生きしたいという気も起きない、という意味で「長き心」と表現したのではなかったと思います。

万葉集ゆかりの地~石上神宮~

 「古事記」や「日本書紀」にも記述がる日本最古の神社のひとつ。古代豪族物部氏の総氏神で、大和朝廷の武器庫だったとの記録もあります。参道をはじめ境内の各所には、神の使いとして、約40羽の鶏が放し飼いされています。

         

 石上神宮は、大和盆地の中央東より、龍王山の西の麓、布留山(ふるやま・標高266m)の北西麓の高台に鎮座し、境内はうっそうとした常緑樹に囲まれ、神さびた自然の姿を今に残しています。北方には布留川が流れ、周辺は古墳密集地帯として知られています。またこの神宮は、日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。

 

              

 

 

          

 

               

 

 

 

 

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家族の連絡手段を決めておこう!

2019-08-28 08:50:29 | 生活情報

家族の連絡手段を決めておくことも重要ですよ!

 災害が起きた時、家族と連絡がとれないと不安が大きくなってしまいます。もし災害になればどんな連絡方法を使用するのか、あらかじめ家族で話し合っておくことが大切です。停電した場合、多くの固定電話は使えなくなるなど、災害により使える方法は変わってきます。「自分たち家族は皆スマホを持っているから大丈夫!」と言う方がいますが、災害が起これば電話やメールが集中しますので使えない場合が多くあります。そこで、1つだけでなく複数の連絡手段を確保しておくことが大切となります。

災害直後は通話よりショートメールが有効

 災害直後は多くの方が安否確認のため電話を一斉に使用することにより、被災地での電話回線がパンク状態になってしまいます。不急の場合以外は携帯電話の使用は控え、音声よりもデータ量が少ない「SNS」などのショートメールを使用しましょう。

災害時は優先的につながる公衆電話!

 電話回線に負荷がかかるとNTTでは一般電話の回線を規制するため、被災地では電話がかかりづらくなります。一方、公衆電話は優先電話として規制せず、災害時には無料でかけることができます。ただし、通話時に10円玉が必要なので、携帯しておくことが重要です。

使い方を知っておきたい災害用伝言ダイヤル

 NTTでは震度6弱以上の地震が発生した場合、メッセージを録音・再生できる「災害用伝言ダイヤル(171)」を設置します。家族間の安否を確認したいとき、お互いに連絡を取り合うことができます。あらかじめ使用方法を確認しておきましょう。

携帯キャリアが設置する災害用伝言板

 大規模災害の場合、通信各社は携帯電話やスマートフォンからアクセスできる災害用伝言板を開設します。キャリアにより使用方法は異なりますので、あらかじめ自分の使用しているキャリアでの登録・使用方法を調べておきましょう。

情報収集メッセージにも使えるSNS

 フェイスブックやツイッター、ラインなどのSNSは、電話が繋がらず、WEBも閲覧しにくい状況では有用な連絡手段となります。被災後の情報収集ツールにもなります。家族間のメッセージグループをあらかじめ作成しておくと便利です。

遠くの知人を利用する三角連絡法

 親戚や友人とあらかじめ話し合っておき、非常時の連絡先となる人物を1人決め、その人に伝言を預けます。依頼するのは同時に被災しないよう、少し離れた場所に住む人がよいでしょう。通信各社の伝言サービスが使えない場合には有用な方法だと言えます。

家族だけが知っている伝言板を

 停電で固定電話が使えず、携帯電話の回線もパンクした状況では、張り紙などの伝言が便利なツールとなります。このデジタルな時代にアナログがという方も少なからずいると思いますが意外と良い方法なのです。

 しかし、玄関ドアの前に張り紙をすると「この家は留守です」とアピールすることになり、空き巣のターゲットとなる可能性があります。そこで、家族しか分からない場所、たとえば玄関ドアを開けたところや戸建てなら電気メーターの蓋の裏、マンションなら機械ボックスの扉の裏などです。こういった場所だと家族にしか分からずアクセスしやいですのでかなり有効だと思います。そういった場所に伝言板を作り、連絡を取り合うなど家族で決めておくことも大切です。

 携帯電話やスマートフォンは確かに便利な器械です。しかし、いつも使えるとは限りません。あまり依存しすぎると大変なことになりますので、アナログな方法も考えることも大切です。特に、40代以上の方はよく考えてください。

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-08-28 08:09:50 | 地域と文化

作者 秦間満(はだまのまろ)  巻十五 三五八九番歌

 夕されば ひぐらし来(き)鳴(な)く 生駒山 越えてそ吾(あ)が来る 妹(いも)が目を欲(ほ)り

訳:夕暮れになるとひぐらしがやって来て鳴く生駒山を、超えては帰って来る。妻に逢いたくて。

 

解説

 夏の盛りを過ぎた頃になると、夕方にひぐらしの鳴く声が聞こえてきます。カナカナという鳴き声は、厳しい残暑の中にも、かすかに秋の訪れを感じさせます。「万葉集」にも、ひぐらしが鳴くと秋の風が吹く、と詠まれていますし、その鳴き声に恋の想いや物思いの愁いを重ねたり、あるいは毎日聞いても飽きることのない声だ、とも詠まれています。

 今回の歌は、遺新羅使人(けんしらぎじん)たちの歌を収録している巻十五の中の一首です。遺新羅使人とは、古代の朝鮮半島東南部にあった新羅国(しらぎのくに)への使節のことで、派遣されれば最低でも半年は帰ることのできない長旅でした。作者の秦間満は伝未詳の人物ですが、この使節の一員であったと考えられています。この使節は奈良を出発してから難波津(なにわつ)へ向かい、そこから船で新羅国へ旅立ちました。ただし、海上の天候などによっては、難波津でしばらく足止めされることもありました。そんな時、下級官人たちは一時的な帰宅が許されることもあったようです。この歌からは、奈良にいる妻のもとへと帰る、間満の浮き立つような気持が読み取ることができます。それは、彼が生駒山を越えていることとも関係しています。

 古代の奈良・難波間の交通路は、生駒山脈南部の龍田山を越える道(龍田越え)が多く利用され、急峻な生駒山を越える道は最短ルートとして使われていたようです。夕暮れの生駒山を越えて行くというのは、人目につかない時間に、最短距離で愛する妻のもとへと急いだことを意味しているのでしょう。その道中、間満はどんな気持ちでひぐらしの鳴き声を聞いていたのでしょうか。

万葉集ゆかりの地~生駒山~

 生駒山は奈良県と大阪府の境にある標高642mの山です。豊かな自然に恵まれ、生駒山麓公園や生駒山上遊園地などの施設が充実している山です。また、山頂からは、奈良盆地や大阪平野の美しい夜景を見ることができます。

 生駒山は、森林浴やバードウォッチングまどをしながら、気軽に楽しめるハイキングコースが整備されていますので、家族連れには人気のコースとなっています。

生駒山上遊園地

 UFJなどのテーマパークもいいですが、昔ながらの遊園地も楽しいですよ。何よりも待ち時間が極端に短いのがいいですね。おすすめのスポットは、急流すべり・飛行塔・ぷかぷかパンダ・サイクルモノレール・イーグルフライです。一度乗ってみてください。

         

 

 

           

 

 

 

          

 

 

         

 楽しく遊んだ後はお腹がすきますよね。家族でお弁当を広げて食べるのもいいですね。園内にはベンチやテーブルが設置されていますので誰でも利用できますし、芝生の上にマットを敷いて食べるのもいいですね。

 お弁当を作る時間がなかったと言う方には、レストランも完備されていますので安心です。レストランのテラス席では、大阪平野を一望できますし、天気が良ければ、関西空港や明石海峡大橋まで眺めることができ、大パノラマを楽しみながら食事が楽しめます。

                   

 生駒山上遊園地の魅力は何と言っても、眼下に広がる大阪平野を北から南まで一望できることです。日本有数の高さを誇るあべのハルカス

をはじめ、京セラドーム大阪・大阪城・グランフロント大阪・大阪湾など空・海・山・街が一体となった絵画のようなパノラマが望めます。また、奈良方面は、生駒市をはじめ、奈良盆地や大和青垣の山々が一望できますし、視界が良好ならば大仏殿や奈良公園・若草山が望めます。

 夕方から夜にかけては、絶景の夜景を眺めることができます。まるで宝石をちりばめたような煌めく夜景。ロマンティックな気分に包まれますよ。

 

          

 

 

 

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日常の行動から備える!

2019-08-27 08:40:03 | 生活情報

日常も行動から備えることが大切!

 ~生活の中から「防災」を意識しましょう~

 防災のためとはいえ、急にいろいろなものを買い揃えたり、普段の行動を変えようとするのは難しいものです。まずは日常に取り入れられることから実践するようにします。たとえば、寝室では、地震に備えて背の高い家具は置かず、割れたガラスなどでのケガを防ぐため枕元にはスリッパを置くなどし、ベッドサイドのランプは充電して使用できるものに変えておけば、停電時の非常灯としても活用することができます。また、就寝時に災害が起こり一刻も早く逃げる必要がある場合、ゆっくり着替えている時間はありません。就寝時の服装を、そのまま外に逃げ出しても違和感のないものにしておくことも考える必要があります。

「保安灯」で夜間の災害に備える!

 停電で家の中が真っ暗になっても安全に移動できるように、停電時に強制点灯する機能を持った「保安灯」を家庭内のコンセントに準備しましょう。夜間に最低限の明かりを確保できる「ナイトライト機能」を」兼ねた市販品が多く販売されています。

モバイルバッテリーや電池類の準備!

 懐中電灯やラジオ、携帯電話やスマートフォンなど、災害時に使用したいアイテムは電源が必要なものが多数あります。乾電池とモバイルバッテリーは必ず家庭に備えておき、モバイルバッテリーは常に充電しておくように心がけてください。

灯油などは常に備えておく!

 大きな災害が発生すると、自動車用のガソリンや軽油、暖房用の灯油の入手は困難になります。車のガソリンや軽油は常に満タンにし、暖房用の灯油は1缶余分に買い置きをしておくなど、日常的な備蓄を考えることも大切です。また、キャンプ用の炭や木炭なども少し余分に買っておくと、災害時に調理や湯沸かしに使うことができるので便利ですよ。

浴槽に水は溜めたほうが良いのでは?

 日常における災害への備えとしてよく言われるのが「浴槽に水を溜めておく」と言う行動です。しかし、地震の際は建物の配管に損傷が起こる場合が多く、マンションなどでトイレを使用してしまうと、階下で水漏れが発生することもあります。

 タンクに水が残っていたり、浴槽などに汲み置きの水があるとしても、配管の確認が終わるまではトイレを含め、キッチンや浴室などの排水も使用してはいけません。そのためにも、非常用トイレは必ず準備し、また、浴槽に水を溜めておくことで、小さなお子さんが浴室内で事故を起こしてしまう可能性もあります。ご自身の住まいや家族構成などにより、「水を溜めておいても大丈夫かどうか」を判断することも必要です。

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-08-27 08:05:00 | 地域と文化

作者 長尾王(ながやのおおきみ) 巻三 二六八番歌

 わが背子(せこ)が古家(ふるへ)の里の明日香には 千鳥鳴くなり島待ちかねて

訳:あなたのもと住んでおられた家のある里の明日香では千鳥が鳴いているようです。 山斎(しま)のできるのを待ちかねて。

 

解説

 千鳥の名前は「チ、チ」という鳴き声に由来するとも言われます。千鳥の鳴くようすは「万葉集」にも多く詠まれ、「淡海(あふみ)の海夕(うみゆう)波千鳥(なみちどり)汝(な)が鳴けば情(こころ)もしのに古(いにしえ)思ほゆ」(訳:淡海の海の夕波を飛ぶ千鳥よ、お前が鳴くと心もしなえるように昔のことが思われる。巻三 二六六番歌)とあるように、その鳴き声は万葉人の心に訴えかける情緒的なものだったようです。

 ところで、この歌は長屋王が「わが背子」と呼ぶ親しい男性の故郷である明日香で、千鳥が「島」を待ちわびて鳴いているようすを詠んだ歌です。明日香から藤原京へ遷都した後のものではないかとされています。

 この「島」はもとは「嬬(つま)」と書かれており、書写の際に誤って「島」とされたとする説もあります。その場合、長屋王の友人の妻が夫の帰りを待ちわびているようすを歌ったものという説もあります。

 一方、「島」だとすると、それは山斎(しま)、すなわち庭園のことだとされます。その場合「背子」が住んでいた明日香の庭園が、遷都によって荒廃していくことの物悲しさを千鳥に託した歌ということになります。

 明日香には飛鳥京跡苑池(あすかきょうあとえんち)のように、宮などに伴う庭園が多くありました。また、この「島」は、草壁皇子が住んだ嶋宮(しまのみや)の、池の中に島をもつ庭園を指すという解釈もあります。こうした庭園の寂れゆくようすが離郷の感傷を誘ったのでしょう。

 ところが、文献史料や発掘調査の成果からは、飛鳥京跡苑池や嶋宮など明日香の複数の施設が遷都後も維持されたことが分かっています。

 長屋王が実在の荒廃した「島」を詠んだのか、それとも明日香を離れた感傷の中で心に描いた架空の「島」を詠んだのか、今となっては千鳥に聞くしかないですね。

万葉集ゆかりの地~飛鳥京跡苑池~

 飛鳥京跡苑池は飛鳥宮の庭園跡で、中国などの影響を受けて斉明女帝が宮殿に隣接して造った饗宴の空間で、池は石積みの護岸がなされ、底には石が敷き詰められていました。池の南側には、高さ1.65mの噴水用の石造物が設置され、導水用石造物である出水酒船石と組み合うこともわかっています。斉明女帝はこのような庭園を造り、海外からの賓客をもてなしたと考えられます。

       

 

住所:高石郡明日香村岡  TEL 0744-54-2362

交通アクセス:赤かめ周遊バス「岡天理教前」下車徒歩7分

 

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳壁画体験館

 「キトラ古墳周辺地区」は、特別史跡キトラ古墳を周辺の自然環境や田園環境とあわせて一体的に守るとともに、多くの人が飛鳥の歴史や文化、風土を味わい過ごせるよう整備された国営飛鳥歴史公園の1地区です。

 広々とした園内では、美しい自然環境のなかで飛鳥に関わる農体験やクラフトなどのプログラムやイベントなどが楽しむことができます。

        

 

キトラ古墳壁画体験館 四神の館

 1983年(昭和58年)に壁画が発見され、2000年(平成12年)に特別史跡に指定されるなど、高松塚古墳に匹敵する飛鳥の枢要な文化財です。

 2016年(平成28年)9月、キトラ古墳周辺地区を国営飛鳥歴史公園の一部として整備し、キトラ古墳壁画体験館 四神の館が開園されたのです。

 

         

本館・地階展示室

 高精細映像や原寸大石室模型の展示を通じて、キトラ古墳と古代飛鳥を知ることのできる展示室です。

 

            

 

 

           

1階文化庁キトラ古墳壁画保存管理施設

 保存のため石室から取り出されたキトラ古墳壁画の実物を期間限定で公開されています。また、地階展示室でキトラ古墳や背景となる時代について基礎知識を得てから実物を見ることで壁画をより魅力的に興味深く鑑賞することができますよ。(個人の感想ですが、とてもよかったですよ。)

 

          

 

 

 

 

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情報収集ツールの備え!

2019-08-26 08:55:27 | 生活情報

災害が起きた時!「情報収集」が大切です!

  災害が起きた場合、最も重要になるのが「情報」です。いち早く災害の危険を知り安全な場所へ避難するためだけでなく、避難場所の情報、水や物資の配給情報などを得ることができます。これらの方法は1つだけでなく、いくつかのものを組み合わせて準備しておくことが大切です。

ラジオ・サイマルラジオ

 停電しても聴ける電池式ラジオは貴重な情報源です。特に地方放送局は情報がより地域に特化するので役立ちます。インターネット上のラジオ放送「サマルラジオ」というサービスは地域のコミュニティFMを聴くことができるので、事前にスマートフォンやPCなどに対応アプリケーションをインストールしておきましょう。

自治体公式SNS

 豪雨や強風などにより防災無線の音がかき消されてしまい、避難指示が聞こえないこともあります。自治体のツイッター、フェイスブック、ラインなどSNSアカウントを事前に登録しておくと、避難指示や避難所開設の情報収集に便利です。

ワンセグ放送

 停電時でも使えるよう、ワンセグ放送対応の受信機や機器などを1つ持っておくといざという時に役立ちます。ただし電波状況が悪い場所では受信できない場合も多いので、ラジオなど他の方法と合わせて準備しておくと良いでしょう。

アプリケーション

 災害が起こった際、自動的に通知してくれるスマートフォンアプリケーションを事前にインストールしましょう。おすすめは「NHKニュース・防災アプリ」です。各地の災害情報や避難情報、ニュースを確認することができます。

WEB

 国土交通省の「防災情報提供センター」では、リアルタイム雨量や国土交通省の各種災害対策、河川や気象情報などのさまざまなサイトへのリンクを集めています。こうしたWEBサービスを事前にブックマークしておきましょう。

地域防災拠点を知っておくとよいですよ!

 防災拠点とは、災害時に防災活動の拠点となる施設や場所のことで、普段は防災講習・訓練や地域住民の憩いの場として活用されていることもありますし、災害が起こった際は避難所がこの防災拠点の機能を持つこともあります。被災した際、地域の情報が集まるのはこの防災拠点です。各自治体では避難所・一時避難場所の場所とともに、地域の防災拠点の場所も公表していることが多いので、事前に調べておくようにしてください。

 

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-08-26 08:17:31 | 地域と文化

作者 柿本人麻呂  巻四  五〇二番歌

 

 夏野ゆく 牡鹿の角の 束(つか)の間も 妹(いも)が心を 忘れて思へや

訳:夏の野を行く牡鹿の角のように、ほんのわずかの間も妻の心を忘れることがあろうか。

 

解説

空の青と木々の緑にまぶしさを感じる季節になると、なんとなく気持ちが弾むような気がします。そんな季節には、人の心だけでなく野原の草花も勢いを増し、のびのびと生い茂るかのようです。動物たちの動きも活発になります。

 この歌ではまず、夏の草が茂る野原を歩む牡鹿が描かれています。牡鹿に生える角は、毎年生え替わることで知られており、夏の角は生え替わったばかりでとても短いのが特徴です。旧暦でいう「夏」は、現在の季節感からいうと春から初夏にかけての時期に相当します。旧暦5月5日(現在の暦で6月ごろ)には、鹿の若角を取る薬猟(くすりがり)も行われました。

 その夏の牡鹿の角をたとえに使って、そのように短い時間も愛しい女性の気持ちを忘れることはないと、相手への恋心を表現しています。

 「束の間」は、ごく短い時間という意味です。「束」とは古代の長さの単位のひとつで、一束は手でつかんだほどの長さをいい、片手の人差し指から小指までの指四本分の幅を指します。

 鹿を詠むのは秋の歌が多く、夏の歌は珍しい例です。作者である柿本人麻呂は、後世に歌の聖(ひじり)とも称された有名な歌人です。この歌の主旨は、相手の気持ちを片時も忘れることはない、ということだけなのですが、生え替わったばかりの鹿の角の短さをたとえとして詠み、それを導き出す夏の野を行く鹿という描写を加えたことで、現在の私たちの想像力を掻き立ててくれます。

 

万葉集の動物たち~鹿・奈良公園の鹿寄せ~

 奈良公園は全国的にも知られている観光スポットです。その奈良公園には沢山の野生の鹿がいます。一般の方は公園に居る鹿は飼育されていると思われていますが、奈良公園に居る鹿は全て野生で、人の手によるもはほんのわずかです。ところで、奈良のシンボルでもある鹿ですが、県内の人でも意外と知られていないことが多くあります。奈良を訪れようと考えている人、また今、奈良に来ている人のために鹿の豆知識を紹介します。

 

         

なぜ奈良公園に鹿がたくさん居るか?

 広大な敷地を持つ奈良公園の一部は春日大社の境内なのです。その春日大社の祭神、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は鹿島神社(茨城県)から神鹿に乗ってやってきたと伝えられています。そのため鹿は神の使いとして古くから手厚く保護されてきたのです。現在も奈良の鹿は天然記念物として大切に保護されています。

 

         

鹿せんべいのヒミツ

 奈良公園に居る鹿ですが、ここにいる鹿は野生ですので餌は自分たちで探して食べています。鹿の主食は、芝、ススキ、イネ科の植物、カヤツリグサ科の植物ですが、よく観光客が鹿にせんべいを食べさせている光景をみますが、あの鹿せんべいは何で出来ているか知っていますか?

 鹿せんべいの原料ですが、小麦粉と米ぬかです。鹿の健康を考えて砂糖などの添加物は一切使用されていません。そのため安心して鹿に食べさせてあげることができますし、せんべいに巻いてある紙も鹿が食べても大丈夫なように工夫されています。ところで、この鹿せんべいの売り上げですが、一般財団法人奈良の鹿愛護会の登録商標で売り上げの一部が鹿の保護に使われています。

 

         

鹿寄せ

 「鹿寄せ」とは鹿にまつわる伝統行事のひとつで、ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる古都奈良の風物詩です。1862年、鹿園竣工奉告祭でラッパを使って行われたのが始まりで、毎年、春日大社参道南側の飛火野と呼ばれる場所で複数回行われています。ナチュラルホルンを拭き始めると、その音色に誘われて、森の奥からたくさんの鹿が集まってくれます。奈良でしか見られないのどかな風景です。

 

 

                

 

 

                

 

 

 

 

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