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年中起きる「脱水症」の恐怖とは(4)

2020-01-27 07:11:36 | 健康生活
年中起きる「脱水症」の恐怖(4)
 「脱水症」って夏にだけ発症すると思われがちですが、実は一年中起こる危険性があるのです。そこで、その原因と身体にあらわれるシグナルを正しく理解することで、身近にある脱水症の恐怖から身を守りましょう。
「いつもと違う」体調の変化が脱水症のサイン
脱水症の最初のシグナルになるのは、体調の変化なのです。
「何となく集中力に欠けるなあ」
「よく寝たつもりだが、眠気がなかなかとれない」
「身体に痛みがある」
など、いつもとは違う身体の状態に気付いたら、脱水症を疑い、まずは水分を補給して体調が戻るかどうかを試してみてください。
体調の異変が「記憶力が低下している」「頭痛がする」「身体に力が入らない」「こむらがえりを起こしたり、足がつったりする」「下痢や便秘になった」「体重が急激に減少している」など、複数の症状が同時に現れたりした場合には、脱水症の可能性が非常に高いと言えますので、すぐに診察を受けることをお勧めします。
なお、どの病院にも脱水症の専門科はありませんが、逆に言えば、医師(ただし歯科医師は除く)なら誰でも的確に対処してくれますので、内科・小児科・産婦人科・整形外科・耳鼻咽喉科など安心して受診してください。






 


 

奈良の祭り(奈良無形民俗文化財)~奈良市田原地区~

2020-01-27 06:48:13 | 地域と文化
奈良のお祭りを紹介~田原の祭文・おかげ踊り~
 田原地区の伝統芸能「田原の祭文・おかげ踊り」は、本来は祭りの時に神仏に対して祈願や祝詞として用いられていた願文(がんもん)を指します。
しかし、これが後に信仰を離れ、説教節などの物語を語る芸能に発展したものなのです。
語り手とお囃子が一組になり、手に錫杖(しゃくじょう)と法螺貝(ほらがい)をもって、語り手が演目を独自な節回しで語り、囃子手は最初や合間に「デロレン」とはやし言葉を入れます。
明治期まで伊勢参拝の時に盛んに行われていた「おかげ踊り」と一緒に毎年3月、南田原の天満神社か日笠の今井堂天満神社で行われる「おんだ祭り」で奉納されています。
「祭文」も「おかげ踊り」も一度継承が途絶えてしまっていたのです。そのためできる人が少なくなっていたのですが、唯一地区で覚えていた高齢の方たちが昭和50年代に披露し、それ以降、復活し継承しようという動きがおこり、奈良市無形民俗文化財として指定されたこともあり、昭和58年に「祭文」「祭文音頭」「おかげ踊り」を地区で継承していくため、保存会が発足し現在に至っています。