Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

頑張ってくれている人達 他

2011年03月25日 20時29分26秒 | Weblog
頑張ってくれている人達

「特攻隊…」ヨウ素飲ませ覚悟の命令 放水支援の大阪市消防局
2011.3.25

自分の息子と同年代の東京消防庁隊員が、手を震わせながらも「任務ですから」と向かった姿も忘れられない。


原発、過酷な現場 食事はカロリーメイト・椅子で睡眠(1/2ページ)

2011年3月25日


応援してくれている人達


Tシャツで義援金を呼びかけるオレゴン大やウエストバージニア大の学生
“心の家”を建て、明日に向けて家族の絆を

2011年3月25日




>


被災者に対する気遣い


被災者への接し方

被災者にNG語

色々あったけど命が助かったからよかったじゃない。

早く元気になって(被災者が失ったものを理解されていないと感じる)

頑張って(頑張って疲れ切っているのに追い打ちをかける)

早く忘れて前向きに生きよう(一生忘れられない体験をしている)


……ウツと一緒だ。理解と共感を示すがポイントだすね

suzuky


とぼけたことをいっている経済財政相

一層の節電呼びかけへ…経財相、料金上げ提案
(2011年3月25日12時45分 読売新聞)


与謝野経済財政相は「大事なのは生産拠点に連続して電力を供給することだ。そのためには一般家庭などの節電をお願いする。もう一段の節電には、電気料金の体系を変えるべきではないか」と語り、一般家庭の電気料金引き上げを提案した。


国民が納得しないだろう。



17.03.2011
German nuclear exit possible by 2017, research body says


ドイツ、脱原発は可能である、と。

電力節約や効率、そして再生可能エネルギーの拡充。
実行可能か、そして、CO2の排出量削減などの点でもドイツの動向は注目すべきであろう。

全国徹底した放射線量調査を公表を開始・継続・周知徹底すべき 他

2011年03月25日 18時58分16秒 | Weblog

The “Fly-jin” hype, or: 「フライジン」に該当するページが見つかりませんでした
March 24th, 2011 by Curzon


 今回の災害を目の当たりにして日本から出国する外国人に対して、”flyjin”ふらいじん なる言葉が登場した、が、それほど知られていないんじゃないか、と。
 たぶん、記者がどこかで聞いて、記事にして広めた、というのが真相だろう。
 私は英語のツイッタでみたことがあるが、日本人の間ではほとんど知られていないだろう。
 この時期に日本を出て行く外国人に対して、日本に残っている外国人の一部からの複雑な思いを反映しているのであろう。




Leave stricken Japanese areas, Italy says
Embassy urges nationals to depart amid blackout fears
17 March, 12:24


(ANSA) - Tokyo, March 17 - Italy on Thursday urged nationals in Japan to leave the areas affected by the post-tsunami nuclear crisis and the capital, Tokyo.

The Italian embassy in Tokyo "keenly renews an appeal to nationals to leave the four prefectures hit by the tsunami, from the prefectures to the north of the capital, and from the capital itself," a note said.

Radiation in Tokyo was not currently high, the embassy said.

Italian experts carried out fresh tests Thursday which "confirmed the values registered yesterday of 0.04 microsievert/hour," the note said.

Spectroscopic analysis "excludes for the moment the presence of artificial radioactive isotopes".

On Wednesday experts in Rome showed that the level of natural radiation in the Italian capital was actually higher than Tokyo's.


16日の時点で、ローマの方が東京より、放射線値は高いとはいえ、イタリア国民に脱出を指示したのは、多少混乱があるとはいえ、いざというときの日本語の能力や不安定な状況を考えれば出て行くという決断も理不尽とはいえない。

MFTのコメント欄にあったが、



誤報で大パニック…「中国人」大量帰国、本当のワケ
2011.03.24

 かなりの中国人の大量帰国。
 ある牛丼屋さんは、中国人のバイトが多かったがみな帰国してしまって臨時休業しているという話を今日していた人がいた。

 かなりパニックになっているのである。

日本人でも東京から関西に”疎開”する、という人が増えているようだ。

J cast


母親が子ども連れて関西に「疎開」 ここ2、3日で急速に広がる
2011/3/25 18:25



朝日


「お水まで駄目とは…」子ども連れ、西へ西へ

2011年3月25日


「地震だけなら大丈夫だったけど、お水まで駄目とは。(放射性物質は)目に見えないものなので不安」とこぼした。

1週間ほど様子を見て、東京に戻るか考えるという。

毎日

東日本大震災:「水が心配、余震も怖い」 関西に子連れ帰省、相次ぐ 2011年3月25日

ボトル入り水の品薄状態も避難に拍車をかけているようだ
「息子の幼稚園も春休みなので、大阪でゆっくり過ごしたい



 連日の緊張状態に加えて、放射性汚染水の子供への万が一の影響、かつ、春休み、ということで、実家が関西にある母親と子供はそちらへ一時的”疎開”というわけだ。

 もっとも、


"There is a split between [the Japanese and foreigners] on where their allegiances lie. In Japan, the company and family are almost one and the same, whereas foreigners place family first and company second," said Mark Pink, the founder of financial recruitment firm TopMoneyJobs.com, based in Tokyo.


外国人より日本人のほうが会社に対する忠誠度が高いという違いがある、と。
それはあるかもしれない。

 この場合でも働き手の父親は東京に残る。仮に、「僕も心配だから、一緒にいきます」などとなったら、会社は首になるかどうかは別にして、かなりその後居心地が悪いだろう。

 それはそれとして、「万が一」ということを考えて過剰な反応をするのもわからなくはない。

Philippines bans Japan milk chocolates
By Kristine L. Alave in Manila/Philippine Daily Inquirer | ANN – 1 hour 42 minutes ago


 フィリピンでは、日本からのチョコレートミルク製品の輸入を禁止。

こうした動きは各国続いている。

日本人2人から基準超の放射線検出 中国無錫の空港
2011.3.25


中国中央人民放送(電子版)は25日、成田空港から深●(=土へんに川)航空機で中国江蘇省無錫の空港に23日に到着した日本人2人から、基準値を超える放射線量が検出されたと報じた。具体的な放射線量は伝えていない。・・・・・

同放送によると、2人は長野県と埼玉県にそれぞれ居住しており、大震災後に被災地を訪れたことはないという。


 この検査結果はたぶんかなり怪しくて、パニックの表れではないだろうか?



【長野】

放射線量調査で規制値大幅下回る ホウレンソウで120ベクレル
2011年3月25日


東京電力の福島第1原発事故に伴い、県環境保全研究所(長野市安茂里)が行っている放射線量調査で24日、ホウレンソウの数値は規制値を大幅に下回り、原乳からは検出されなかったことが分かった。・・・・・
原乳は長野市内で採取し、不検出だった。・・・・・


 結構な話であるが、こうしたことは消費者に周知徹底しなければ、消費者の不安は不合理に拡がるのは必至。
特に外国では福島も長野もない。

全日空貨物機が一時、基準超える放射線量 中国大連から引き返す 
2011.3.24 20:50


 24日の中国国営新華社通信によると、中国遼寧省の検疫当局者は23日、大連空港に16日に着陸した全日空の貨物機のコンテナから大連の安全基準値(0・1マイクロシーベルト)を超える2・2マイクロシーベルトの放射線量を検出していたと明らかにした。・・・・・全日空大連支店によると、同貨物機は電子部品などを積んでおり、成田空港へ引き返した。・・・・・


この検査結果も私は、どうも怪しいのではないか、とも思うが、しかし、むこうさんからすれば、人でも食物も電子部品も日本からのきたものはすべて怪しいということになる。




福島からの被災者、宿泊拒否しないで 厚労省呼びかけ

2011年3月19日17時51分 朝日新聞


 厚生労働省は19日、福島第一原発の事故で県外に避難した被災者が旅館やホテルなどに宿泊を断られるなどの問題が起きているとして、都道府県や業界団体への通知で、業者に過剰反応をしないよう指導することを依頼した。


日本人でもパニック状態なのであるから、外国についてとやかくいえない。




「ひび割れた日の丸」掲載の米誌に抗議 在NY総領事館

2011年3月25日9時37分


 失敬な話ではあるが、しかし、こうしたイメージが国際的に一部で蔓延しつつあるのだろう。


 米沢牛、生死にかかわるピンチ…飼料不足が深刻

(2011年3月25日13時27分 読売新聞)



供給を受けている宮城県の飼料生産販売会社の工場が地震被害で、稼働停止になっていることなどが主な原因だ。同社は、九州などから飼料を集めて補う方針というが、米沢牛生産者は「牛の肉質や生死にかかわる深刻な問題」と訴えている。


 たいへんなことはわかるが、しかし、事態はもっと深刻である。牛の摂取する水や飼料による食物連鎖で牛肉までやばいのではないか、という話まであるのである。

 

この点に関してマスコミがまだあまり自覚していないのではないか、と思う。
国内外の消費者の過敏・過剰反応は当分続くとみてよい。
大丈夫です、というだけでは風評被害はおさまらない。
正しい知識の情報の発信とともに、万が一もありません、という信頼を形成していくしかない。


 全国の徹底した、水質・土壌・食品検査の公表、産地、使用飼料などを進行形で公表して、国内外の風評被害を最小限にするしかない


のではないか、と思う。

誤魔化しが発覚しては信頼は急速に失墜する点も注意。

 

更新
東京からの船に「放射線異常」 中国・アモイの地元当局

2011年3月25日20時20分



 【北京=吉岡桂子】中国国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)は25日、東京港からアモイ港に21日に着いた商船三井の船で放射線量の異常を検知した、と発表した。地元当局者が22日に乗船して検査、「一層の処置を進めている」としているが、詳細は明らかにしていない。

 同船は米オークランドから17日に東京に入港し、同日午後にアモイに向けて出港した。関係者によると、地元当局は船体や船員の靴を検査したといい、同船は再検査をアモイ港の沖合で待っている。

 福島第一原子力発電所の事故を受けて、中国政府は各地の港や空港で日本から到着した貨物や人に対して放射能の検査を強化している。ただ、基準がはっきりしないため、日本政府は検査の法的な根拠や基準値を明確に示すよう要請している。

 中国の一部の空港では日本からの航空機をターミナルビルに直接着かせず、離れた場所に駐機させている。16日には成田空港から大連空港に到着した電子部品などを積んだ全日空の貨物機が放射線量の異常を指摘され、貨物を下ろさないまま日本へ引き返した。

みんなでやれば大きな力に 他

2011年03月25日 00時44分31秒 | Weblog
NHK newswatch報道ステーションをちょっとみたが、被災者の疲労も限界に達しつつあり、医院も壊滅して医療もまだろくにいきわたっていない、悲報に泣きじゃくる家族、不明者をいまだに捜す家族、また、タイ人の不明者や、この苦境に日本に残るタイ人女性の話。

東北の試練はまだまだ続いているし、これからも続く。報道の方々は根気強く、長期にわたって、公衆に現地の様子を伝えてもらいたい。

ガソリンなどの現地への運搬はどうにかならないのだろうか?

それと報ステで言っていたが、ミネラルウオーターなど、母子手帳を持っているひとを優先して販売する店がある、という。いい考えだと思う。

原発のほうもまだそれとの格闘はちょっと続きそうだし、天候の具合で、また、基準値を超える値もでてくるだろう。ここは辛抱時。

こういう緊急時は、ミネラルウオーターは子供や妊婦に、ガソリンは東北に、といった具合に、必要に応じて必要な人へ、ということを何らかの形でーーーまずは、国民が自発的に、さらには企業が消費者が納得いくように、統制して、最終手段として、法的に、という具合にーーー強化していくべきではないか。

ACのCMではないが、「みんなでやれば大きな力に」なるはずだ。


CM といえば、企業も、私たちは被災者のためにこうした貢献をしています、という形のCMをやればいいじゃないか?かなり良い印象を持たれるのではないか?



両陛下、「自主停電」お続けに
2011.3.24 21:30

 
天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられていることが分かった。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始めたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。

 両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだ。

 両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、実際には電力供給が逼(ひっ)迫(ぱく)せず、停電がなかった日も、当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。15日から23日までは1日も欠かさずに行い、スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止められた日も複数回あったという。宮内庁東宮職によると、皇太子ご一家も、同様の「自主停電」を、お住まいの東宮御所で行われているという。

 計画停電では、皇居のある東京都千代田区は対象地域になっていない




「赤プリ」解体まで福島原発避難の住民に提供へ


 東京都は24日、「赤プリ」の名で親しまれ、今月末で営業を終了する「グランドプリンスホテル赤坂」(千代田区)の客室を、福島第一原発の事故で避難するなどした福島県の住民に提供すると発表した。


 使用するのは、40階建ての同ホテル新館で、客室は715あり、最大で約1600人を収容できるという。同ホテルが「被災者の役に立ちたい」と都に申し出、営業終了後からホテルの解体が始まる6月末まで避難所として提供することになった。今後、都が希望者を募り、4月9日から受け入れる予定。光熱費などは都が負担する方向で調整している。

(2011年3月24日20時00分 読売新聞)



みんなでやれば大きな力に。

私のできることがあまりにも小さいので恥じ入るが・・・・

政府・東電「甘すぎる対応」 海外メディアが激辛報道
2011/3/24


海外の報道が厳しさを増すなか、首相官邸は福島第1原発事故の「外国人記者向け会見」を本格化。枝野幸男官房長官に続いて3月21日には、福山哲郎官房副長官が記者会見で、英語の質問に通訳を介して答えた。SNS「フェイスブック」に首相官邸の英語のページも開設し、海外メディアに対する情報提供の機会を増やしている。


やっと英語の報道に目をやるようになったか。

日頃情報公開・発信しないツケ参照

外国のメディアを利用してそれを権威に、日本のあり方を批判する日本人による記事をときどき見かけるが、内容に根拠と正当性があればいいが、ただ、英語のメディアという権威をかさにきて批判する場合はいただけない。

外国のメディアも日本のメディア同様問題点は多いからである。


今回の災害ではひどいのも多い。

Journalist Wall of Shameでまとめているようだが、例えば、Tepido orgで、日本は今回の災害で、検閲を始めた、という輩がおった。何を言っているのかと思ってソースをたずねると、


Japan’s Official Meltdown in Meaning: Tohoku Quake and Nuclear Monitoring


Yoichi Shimatsu, former editor of the Japan Times Weekly,




New America Media, News Analysis, Yoichi Shimatsu, Posted: Mar 15, 2011
On March 13, Japan’s Prime Minister's office imposed information control on news related to the Fukushima nuclear meltdown, citing the legal grounds of Article 15 of the Constitution. However, Chief Cabinet Secretary Yukio Edano's explanation might seem confusing, because Article 15 has nothing to do with limiting information releases related to national security.

The text of Article 15 reads:

"The people have the inalienable right to choose their public officials and to dismiss them. 2) All public officials are servants of the whole community and not of any group thereof. 3) Universal adult suffrage is guaranteed with regard to the election of public officials. 4) In all elections, secrecy of the ballot shall not be violated. A voter shall not be answerable, publicly or privately, for the choice he has made."

Article 15 contains nary a mention of censorship--in fact, quite the opposite.

Constitutional experts can try to get their heads around this legal paradox, but all they'll come up with is a migraine headache. To decipher Edano's novel interpretation, it takes many years of political reporting inside the epicenter of twisted logic at Nagata-cho, home of the Prime Minister's Office and the Diet (Japan’s parliament).


日本政府は憲法15条を拡大解釈して情報統制をしている、という。

もちろんそんなことはしていないだろう。たぶん、元 ニフコ Japan Times Weeklyの編集長が、原子力災害対策特別措置法第15条と勘違いしたのであろう。

今後、島津洋一というジャーナリストの記事が信用されることは一切なくなるのではないだろうか?

 また、今回の災害に関して、自国の政治批判として、


ドイツの著名なジャーナリスト、Roland Tichyがドイツのジャーナリズムの日本の災害報道特に原発に関して「恥ずべきセンセーショナリズム」、ドイツの政治家を「票のために危機を煽っている」として厳しく批判日本人に謝罪(独語) http://tinyurl.com/6hop3gh
5:32 PM Mar 23rd webから

Mixi上の「うのっち」さんの訳が素晴らしいのでここにつぶやいて見る。
tomojiro

「Tichyの謝罪①」親愛なる日本の皆様へ、 この場をお借りしまして、被災者やそのご友人、ご家族やご親戚の方々、ならびに在独邦人の皆様にもお悔やみを申し上げます。また、この百年に一度と言われる大災害に対するドイツの世論の反応を大変恥ずべきものと考えています。

何十万もの人々が家を失い、雪と寒さの中で行方不明の方々に思いを馳せては悲しみに暮れ、また数百万もの日本の方々が放射線の危害に怯えて暮らしています。 ドイツはといえば、政府が非常事態を宣言しているのです。非常事態なのはむしろドイツ人の頭の中ではないでしょうか?

ヨウ素剤や放射能測定器を買いに走る人がいるかと思えば、テレビではぬくぬくと暮らしている視聴者に向かって、まるでこの世の終わりであるかのように煽りたてています。しかし実際に災害現場で起こっていることを考えると、これらは馬鹿にしているとしか映りません。
いやらしいことに政治家たちはこの迫りくる核災害をいいことに、党利党略に走っています。同じドイツ人とし日本の皆様に申し訳なく思いますが、同盟90/緑の党の党首は、デモ行進の人達の列でわめき散らし、次の選挙には勝ったも同然と内心ほくそ笑んでることでしょう。

まだ行方不明のままの犠牲者を冒涜する行為であり被災者の方々のことがすっぽりと頭から抜け落ちているのです。 日本の首相から直接情報が上がってこないといって苦言を呈していた大臣がいました。ドイツの世論に日本政府が構っている余裕があるとでも思っているのでしょうか。

メディアも憶測と事実を混同し、はなから「チェルノブイリの再来」を吹聴しています。同業者として恥ずかしく思います。こうしてドイツはパニックに陥り、同情し痛みを分かち合い、被災者の方々のお気持ちに配慮することができなくなってしまっているのです。

日本の皆様の冷静沈着さにはつくづく驚かされます。そうかと思えばドイツ国内では狂ったように騒ぎ立てるばかりで、お恥ずかしい限りです。ドイツ人の振る舞いは、まるでしつけの行き届いていない子供の様で、わがままで自己中心的で、はっきりいって無慈悲です。

しかしドイツにはそうでない人達がいることもどうか忘れないで下さい。彼らは沈黙し、想像を絶する痛ましい光景に心を動かされているのです。そして原発の技術者や自衛隊員の方々が我が身を省みず、


最悪の事態を食い止めるため自らの健康やいのちを危険にさらしているその姿勢を目の当たりにして深い敬意の念を抱いているのです。私達は日本の皆様と心を一つにし、上から目線で語ったり、自分達が正しいなどと言うつもりもありません。

まして自然災害にどう立ち向かうべきか教えてやろうなどとは夢にも思いません。皆様とともに謹んで哀悼の意を表したいと思います。 ドイツ・Wirtschaftswoche誌 編集長 Roland Tichyより



という指摘もある。

報道にも当然そうしたバイアスがかかるのも当然であろう。

今回の災害に関しては、日本政府などの情報提供の不足、あるいは、混乱があったことは否めない。
しかし、意図的な隠蔽があったかどうかは、これは一つの憶測にすぎない。

また、今回の災害に関しては、反原発派の思惑と原発推進派の思惑もある。

おおざっぱに言えば、反原発派はこれを利用して原発の恐怖を植え付けたい。原発推進派はなるべく過小評価したい。この両極端の思惑ーーあるいは無意識的なバイアスーーに注意しておくべきである。
もっとも、推進派、反推進派というだけで、拒絶するのではなく、個々の議論に応じて、その妥当性を吟味していく態度が重要であろう。

コメント欄で教えていただいた記事

Dangers, Properties, possible Uses and Methods of Purification of radioactively contaminated (drinking) Water (e.g. in Japan)
2011-03-22

Help close down all nuclear power stations


とあるから、反原発派による記事であろう。

内容は多少専門的で咀嚼しきれない。要約しようと思ったが無責任になるのでやめておく。


こちらは保安院によるQ&A


避難・屋内退避区域外にお住いの皆様へのQ&A


今回の事故の甘い見通して信頼性を多少失ったが、一つの判断資料にはなる。

さらに、日本放射線影響学会会員の有志グループによるもの、

Q13 放射線による発がんリスクはどの程度ですか?

A:放射線によるがんと放射線以外の原因によるがんを、症状等の特徴で区別することはできません。そのため、どれくらいの被ばくをしたらがんがどの程度増えるかを知るためには、放射線を被ばくした人々と、放射線を被ばくしていない人々の間で、発がん率やがん死亡率を比較するという方法がとられます。これを疫学調査と言います。 これまでの広島・長崎での原爆被爆者の方達を対象とした疫学調査を含む多くの研究結果から、100,000マイクロシーベルトの被ばくをすると自然のがん頻度に0.5%程度が上積みされると推定されています。放射線がなくても30~40%の人ががんで死亡しますから、それほど大きな値ではないことがわかります。寿命が長くなれば、がんによって死亡する確率は高くなります。この程度の被ばくであれば、喫煙や食事等の生活習慣の影響の方が大きいということです。 疫学調査では、線量が低くなると、放射線を被ばくした人々と放射線を被ばくしていない人々の発がん率の差は、ほとんど検出できなくなります。従って、100,000マイクロシーベルトより低い線量の被ばくでがんの発生を気にする必要はありません。 (掲載日:平成23年3月17日)



100mSv 以上/年 発がんリスクが0.5%程度増加というのは今後の指標できるかもしれない。