左隅芸人の関西弁の方がよほど耳障り(斜め上 RT @divayoshiko 外国人をバカにするこんな番組が、公共の電波に乗ってること自体が信じられない。自分たちは完璧な外国語を喋れるとでも言うのだろうか。世界には母国語以外の言語で生活する人はごまんといる。恥を知れ。 https://t.co/96gpN1TbdD
— Spica (@Kelangdbn) 2019年2月28日
規範から逸脱は笑いの条件ではあるが、その逸脱は、許容できる程度のものでなくてはならない。
いつも威張っている紳士がバナナの皮踏んづけて滑ったら笑えるが、足の悪い御婆さんが同じ目にあったら笑えない・・・というより、笑っている人が冷酷で異常の思える。
同じ転倒でも後者のケースは許容できる範囲を超え笑っている場合ではないからである。
タクシー乗車の設定で、「五反田まで」「え?オランダ?!」のように、一般に、言い間違い、聞き間違い、読み間違い、勘違い、というのは、笑いのネタとしてはありふれているーーーが、外国語の習得に苦労した経験がある人たちにとって、外国語の言い間違い、聞き間違いを笑われることはつらいものがある。
麻生や安倍の漢字の読み間違いは笑えるが、一生懸命日本語を勉強し、懸命に働いてくれている外国人労働者の言い間違いを笑うのはつらいところがある人がいることを番組制作者は理解していなかった。
また、ここに出演するタレントたちもそうした苦労を想像できないタイプだったのかもしれない。
ここにでてくる言い間違いの例が、匿名の日本人の設定だったら、たんに笑えるギャグで終わっていただろう。