再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

リスキリングについての考察

2024-02-22 16:32:00 | 日記
最近リスキリングという言葉が喧しい。
あるセミナーにて、講師が話したことが妙に頭に残っている。
「リスキリング」と「学び直し」とは、似て非なるものであり、かなり混同して使われていると。
Reskillという英語は、そもそも他動詞であり、何かが(主語)何かに(目的語)新しいスキルを習得させるという使い方が正しい。つまり、会社や組織が、従業員をリスキリングするのであって、成長意欲ある個人が自らのために新しいことを学ぶ、学び直すことではないというもの。
リスキリングは、会社や組織が、または経営者が実施責任を持つべき「業務」であり、従業員視点では、リスキリングとは、新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、新しい業務や職業に就くことである。
そうなると、リスキリングは企業戦略上の必須事項であり、リスキリングはすべてのリーダーとマネージャーの責任となる。
なるほどと目から鱗が落ちる思いがしました。
同時に、企業戦略上の重要マターである以上、やはり、将来の企業経営を担うであろう若手こそがリスキリングの対象になるべきだということになるだろう。
ある一定の年齢を過ぎた者は、今後、社会、会社や組織に貢献し続けたいと思うのであれば、自らが自らに投資する覚悟でリスキリングに臨まなければならないことになるであろう。
I will reskill myself!
今自らに問われているのは、「過去に何をしてきたかではなく、これから何ができるのか?」ということになる。
残りのビジネスマン人生をそのように考え楽しみたいものだ。

私がエグゼクティブコーチとして提供できる価値とは?

2024-02-03 09:38:30 | 日記
エグゼクティブコーチとして私ならでは提供が可能な価値の説明をします。私自身のコーチとしての特徴と強みは、以下の3点に集約されます。
第一に、私は30年以上にわたり、気候変動問題に対してエネルギーを切り口にサービスビジネスとして解決する道をひたすら追求して参りました。その意味では、この業界と分野ではプロフェッショナルであると自負しております。
現在、気候変動問題は企業経営にとって、単に多数ある経営課題の一つではなく、経営自体の基本的な必須要件となりつつあります。ご承知のようにグローバルな大きな潮流としては、日本を含めた先進国では2050年の脱炭素・カーボンニュートラルの達成は必須の目標となっております。もし2050年はまだ先の話だとして、今具体的な行動を起こさないと、今後、取り返しのつかない事態に直面せざるを得ないと、私は経営トップ層にそのような危機感を持っていただきたい。この対応は、企業規模には関係なく、すべての企業に共通のものにもなりつつあります。
私はこの正しい認識をまずは経営トップ層に持っていただき、より具体的な行動に今から取り組んでいただくことを願っており、その基本姿勢の下で、エグゼクティブコーチングを進めていきたいと思っております。その過程において、私の知見を活かした一定のアドバイスも可能であると思っておりますが、私自身はコンサルタント的な対応ではなく、コーチングを通じて経営トップ層の方々にこの問題への自らの覚悟と会社変革の強い意志を持っていただきたい。私はそうすることが、企業の長期的な視点での経営の持続可能性を高めることに資すると確信しているからです。この課題には、長い年月を経て着実に積み上げて行くことであり、そのためにはまずは経営者層の長期的な視点に立った意識改革と行動変革へのコミットメントが重要になると思うからです。
第二に、これまでのビジネス経験の中で、私は2社のエネルギー関連のスタートアップ企業をゼロから創業し、それぞれ創業社長として経営を担って参りました。 最初の会社は創業8年目に株式上場を果たしました。2社目は創業7年目に他のスタートアップ企業に売却の上、その後7年間は社長として経営を担いました。2社とも全くのゼロからの創業であり、あらゆる企業において新規事業の立上げには、この経験と知見が活かせるものと思っております。技術革新が激しい昨今の事業環境においては、既存のビジネスのみに自社の将来成長を託すことは、必ずしも持続可能ではありません。ただし、ここでも私は単にコンサルタントとして、新事業開発支援をすることが私の目標ではありません。コーチングを通じて、企業における起業家精神の高揚を目指したいと思います。そのためには、まず経営トップ層自身がこの精神にあふれた経営方針を示すことが必須であり、その気概の基盤をコーチングによって提供させていただけるものと思っております。
第三に、これまでのビジネスを通して関連したエネルギー、建設、リース業界において、豊富な人脈を保有しております。これらの業界は、企業が脱炭素・カーボンニュートラル戦略を立案し遂行するために、また、有望な新事業の開発には、連携することが極めて優良な企業が多数ですので、今後のコーチングの過程で、それぞれの業界のキーパーソンのご紹介が可能です。
今後、コーチングのさまざまな過程において、私自身の気候変動やエネルギー問題に関する経験や知見、また創業社長としてスタートアップの立上げから経営全般で学んだこと、さらには数々の失敗体験は、必ず役立つものと思っております。そのようなコーチングの機会を私にいただけることを切に願っております。

自社ホームページの改修

2024-01-29 05:35:00 | 日記
自社のホームページを全面的に改修しました。
失われた30年をビジネスマンとして生きてきたことに、なんとか落とし前をつけたい。
そんな想いが今の私のモチベーションです。
https://www.aqua-cons.com/

なぜ今、エグゼクティブコーチングなのか?

2024-01-27 14:37:27 | 日記
1991年1月、私は2年半に及んだ企業留学(MBA取得)を終え帰国し、本格的なビジネスキャリアのスタートをしました。それから今日までの30年余りの年月は、日本経済が世界も羨むトップの地位から、今では「失われた30年」とまで揶揄されるようになってしまいました。この30年をビジネスパーソンとして中核的なキャリアを過ごしてきた者として、この日本経済の長期低落傾向の責任の一端を感じざるを得ません。
会社の成長は経営者の器で決まる。この格言は、今振り返るとまったく異論を挟む余地がないと断言できます。創業社長として私が経験したスタートアップ企業の立上げ期は、この先に何が起こるかまったく見えない状況で、無我夢中で突っ走るものです。まさに小さな小舟で大海に出て行くようなものでした。今、コーチングという手法と出会い、あらためて思うと、もしあの時に信頼できるコーチとの出会いがあったなら、随分と違った結果になったのではないか、あのような稚拙な失敗による苦く辛い思いをしなくても済んだのではないかなど、つらつらと思っている次第です。
今後の日本経済の復活には、とにかく民間企業が大企業のみならず中堅・中小企業までが元気になる必要があります。そのためには、既存のビジネスモデルやサービスに安住することなく、常に新しいことへの挑戦が必要でしょう。もちろん、既存の仕組みによる収益確保は前提としつつも、今までにはない新たな収益機会の追求や新しい技術を取り入れた新事業・サービス開発など、継続的なビジネスイノベーションが不可欠となります。まさに「両利きの経営」です。
そのような会社経営を実現するには、まずは企業のトップである経営者層の意識改革、行動改革が必須となることは言うまでもありません。エグゼクティブコーチングはそのような組織づくりに際して、大きな役割を担うものと確信しております。そのためには、上質のコーチングが提供できるコーチの存在が不可欠になるのではないか。それがこの度、私がコーチングを学び、コーチング手法を身につけようと決意し実行した理由です。
昨今のコロナ禍による働き方の変化は、コロナ前のビジネスは対面が原則であったものが、コロナ後にはオンラインによるコミュニケーション手段が加わりました。私はコロナ前のコーチングの状況を体験したことはなく、オンラインの存在を前提としたコーチングしか知りませんが、デジタル化の波は急速に進行し、AIなどもコーチングに活用され、今後、オンラインの使いこなし方がコーチングの成否を決めることになるでしょう。
経営者がマネジメントの対象とする社員も、今後デジタル世代が大半になり、オンラインを前提とした人材育成に向けた人的投資・リスキリングが重要になります。この人的資本への投資は、昨今の開示義務に従うだけの消極的なものではなく、むしろ積極的かつ戦略的に行っていくべきものでしょう。
したがって、エグゼクティブコーチングも旧態依然としたままでは、その存在意義を失うことになりかねません。新しい時代に即した新しい形のコーチングに積極的に変革していくべきであり、微力ながら私が一人のエグゼクティブコーチとしてその一翼を担えればとの覚悟を持って取り組んでいく所存です。

コーチングビジネスを始めます!

2024-01-26 08:38:44 | 日記
前回、年末のブログで以下のように宣言した
「これからの残りのビジネスパーソン人生をこの衰退への贖罪と挽回の気持ちとして、ただし、決して若手の足を引っ張ることなく、むしろ黒子としてサポートしつつ、多少なりとも日本経済の復活に向けた貢献ができればと考えています。」
この宣言の具体的な行動として、昨年の秋口より勉強してきた「エグゼクティブ・コーチング」をビジネスとして始めます。
昨年の9月より、ビジネスコーチ株式会社が提供している「エグゼクティブコーチプログラム」を受講し、このほどその修了証を受領しました。これからは、ビジネスコーチとして、私の場合は、特に、中堅・中小企業の社長や経営幹部、またスタートアップの創業社長を対象としたビジネスコーチとして、ビジネスパーソンとしての最後の挑戦をしたいと思っております。
ビジネスコーチはコンサルタントとは違い、クライアントに対して何かアドバイスや成果物を提供するのではなく、あくまでクライアントの日々の経営を黒子として支援する役割を担います。コーチングの主役は、あくまでクライアントになり、コーチはその伴走役に徹するというものです。
これまでの自分は、気候変動対応やエネルギー問題をビジネスとして解決するという考えのもとに、自らが先頭に立って新規事業を立上げ、成長を目指してきました。
今後はコーチとして、先頭に立って戦っている若手経営者を支援することになります。これはこれで、なかなか容易ではないテーマであるかとは思いますが、これまでの自らの経験や知見を唯一活かせる手法ではないかとも思っております。特に、数々の苦い思いをした失敗経験は、コーチングにおいては有効に機能するのではないかと密かに期待しております。
とはいえ、まだまだ駆け出しの初心者マーク付きコーチではありますので、温かい目で見て育てていただければと願っております。
日々の経営上の悩みや課題から、経営者としての個人的な悩みや相談事まで、まずはお声を掛けていただければありがたいです。
よろしくお願いします。
個別のご相談は、以下のメールまたは携帯までご連絡ください。
メール:k-tsutsumi@aqua-cons.com、携帯:080-11847-403