稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会のLINE連絡網の整備

2020年06月15日 | 剣道・剣術
以前から、なんば養正会のLINE網はあったのだが、
何の取り決めも管理もしていなかったので、好き勝手にふくれあがり、
出稽古に来る他の団体のメンバーや、とっくに退会した者なども多く存在し、
おまけにニックネームを使っている者も多く誰が誰やらさっぱりわからないという混沌としたLINEになっていた。

なんば養正会は会員数も100名に近く、稽古が常にある場合は特に問題も無かったが、
今回の中華コロナ騒ぎで稽古が長期間中止となり、やっと再開するとなると、改めて連絡網の問題が浮上した。

幸い名簿があるので確認すると、連絡方法は、
①電話、②LINE、③ショートメール、④不明となっている。
ホームページの掲示板を利用している人もいるかも知れない。

以前に役員会だけのLINE会議室を作っておいたので、
それを元に新しい会員限定ライン(トークルーム)を作ることにした。



私はスマホは苦手なので、PC版のLINEを使って作業した。

新しいトークルームを作成。名前を「なんば養正会会員限定ライン」とした。
パソコン内にあった適当な写真をイメージに設定する。(上の写真)
(LINE上の)友達の中から、会員をピックアップしてトークルームに招待する。
あとは入った会員それぞれが自分の(LINE上の)友達の中から別の会員を招待していく。

あとはニックネームの人の本名を聞いて名簿と照らし合わせる。

この作業をしていて思ったのは、
1)基本となる名簿の作成と更新が何より大事である。
2)その上で、会員それぞれに、どのようにして連絡を取るのか確認しておく。
3)LINEの管理(メンバーの入退・ニックネームとの照合)は誰かが責任を持って行う。
ということであった。


(PC版LINEの画面)

わが長正館では、一刀流はLINEの連絡網があるが、
剣道では一部の反対者がいてLINE連絡網は作っていない。
昔ながらのメールがメインだが、やはり今の時代はLINEが便利だと思うのである。
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なんば養正会「剣道稽古再開のガイドライン」

2020年06月14日 | 剣道・剣術


なんば養正会の役員会が12日に行われ、
剣道稽古再開のガイドラインがやっと決まって本日ホームページにUPした。

なんば養正会
http://doujyou.net/youseikai/

全剣連と大阪府剣道連盟のガイドラインを元に、会長代行が案を作成し、
それを元にああだこうだと議論したが、思ってもみなかったことが色々・・・

一般的な事や、養正会特有のことは別にして、決まったことは、

1)稽古の再開は6月19日からとする
2)6月いっぱいはストレッチと素振りのみ、7月から防具を着けての基本稽古も行う
3)様子を見て、8月から通常の稽古に戻す
4)マスク着用を原則とする
5)道場に入る前に、必ずアルコールでの手指の消毒を行い、検温した結果を出欠表に記載する
6)礼(全体の礼)は立礼とし、座礼はなしとする (黙想は無し)
7)稽古終了後 当面の間 先生や先輩への礼は省略する
8)防具の脱着は立ちながらでも良い
9)出稽古の受け入れ、並びに会員の出稽古を禁止する
10)私語を慎む、素振りを含め、稽古中に声を出さない

話題になったのは、
ストレッチと素振りのみで人は集まるだろうか・・とか、
全剣連推奨の手拭いマスクは大き過ぎるので、半分に切って折り畳んだもので充分・・だとか、
年配の先生方を中心に、従来通りの作法(声を出したり、お互いに座礼など)をしてしまうのでは無いか?・・とか、
特に、発声の禁止や座礼無しと言うが守らない人も出てきて、それだと、なし崩し的に元に戻るのでは無いか?・・とか、
床に手を付かないと言っても、結局、防具を着用する時や、稽古着を畳む時には手を付くから無意味だ・・とか、
潔癖症で神経質な人のことをあれこれ心配しても、そんな人はもともと稽古には来ないだろう・・とか、
具体的な稽古の方法や、休憩の取り方など、やってみなければわからないことが多過ぎる・・とか、
であった。

ともかく本当にやってみなければ何もわからない。

やりながら決めて行くこと、修正していくこと、
守らない人への指導(年配の高段者に誰が注意する?)など、
ちょっと注意深く、それなりに覚悟を持って、見守っていきたいと思った。

わが長正館(剣道と一刀流)では、稽古の再開もまだ決まっていないが、
養正会のガイドラインを元に、きちんとしたものを作っていきたいと思った次第。

どうなることやら・・・・
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長髄彦(ながすねひこ)本拠と、鳥見白庭山の碑。

2020年06月13日 | 旅行や街角メモリー
毎日、通勤で横を通っているのに「いつでも行ける」と思って行かなかった場所。
長髄彦(ながすねひこ)本拠と、鳥見白庭山の碑。通勤途中に寄ってみた。


(毎日、この「ならやま通り」を通って東大阪に向っている)


(ならやま通りを西に進むと白庭台で右手に見える小さな岩山とお堂)

稲葉谷の石佛と、地蔵堂。
上に昇って石佛を見たかったが通勤途中なので諦めた。


(この上に石佛があるらしい)


(地蔵堂の中の説明文)

稲葉垣内、鳥浦池北西の路傍に地蔵堂がある。堂の後方の岩を登れば行者磨崖仏がある。
かつては堂の後方は鬱蒼とした樹林であったが、南北田原土地区画整理事業にともない改修工事が行われ、
磨崖笠行者像や石灯籠などは遠くからも拝めるようになった。と書いてある。


(長髄彦・ながすねひこ本拠の石碑)


(同じく)


(白庭山の石碑)

このお堂の前の道は、今でこそ分断されているが、
かっては大阪から繋がる古堤街道の延長線上にあるのだ。
区画整理され、住宅地が出来る前は、ここから鵄山(とびやま)まで道が真っすぐ続いていた。

太古の昔、ここで長髄彦(ながすねひこ)は、
鵄山(とびやま)の神武天皇(磐余彦・いわれびこ)と対峙したのだろうか。

日本書紀、読んでみようかな・・・と少しだけ思っている。
長髄彦(ながすねひこ)が少し好きかも。
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送ってもらった「オモシロ画像」の紹介(2020年6月12日)

2020年06月12日 | 写真・カメラ
友人から「オモシロ画像」がメールで送られてきました。
面白いので紹介します。
著作権に問題があればご連絡ください。


すっごい眼ヂカラです! 気迫で勝ってます。


これ、猫じゃらしを使ってジャンプさせてますが、最初わかりませんでした。


本当にソックリですね。 ぱっと見たらわかりません。


文句なしに可愛い!


これ、やってみたい!


素晴らしいジャンプです! 猫さんの表情もいい!


走ってきた犬さんは、この猫さんに育ててもらったのかな?


食卓の攻防。我が家でも昔ありました。


結局、髪型が違うだけだったんですね。


影がピアノになってる! こんな写真を撮ってみたいと思いました!

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なごみ系の動画や写真が好きですね。
またあったら紹介します。
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降臨伝承、大阪府交野市「磐船神社」

2020年06月11日 | 旅行や街角メモリー
真っすぐ職場に向わずに、バイクだと寄り道していくことがある。
この日はいつも横を通るがお参りしたことの無い「磐船神社」に寄った。
登美(鵄・トビ)の探索の延長で饒速日命(ニギハヤヒノミコト)への興味が出たわけだ。

いつもは、ならやま通りを西に進み、南田原の出店で国道168号を越えて真っすぐ阪奈道路に向かう。
時々、国道168号を北上して、北田原大橋で左折して国道163号を西に向かう。
たま~にバイクで、西に向かわず国道168号を北上して交野に向って遠回りする。
2キロも北に走ると橋を渡る旧道があり、旧道沿いに磐船神社がある。


(駐車場はもっと手前にあるのだがバイクなので前に停めた)


(磐船明神社の石柱)


(「本社祭神 天孫饒速日尊命」の石碑)

天孫とは、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫のことを言う。
この孫には神武天皇の祖父である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が有名であるが、
饒速日尊命(にぎはやひのみこと)も瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の兄弟であるから天孫なのである。


(御神体の舟形巨岩を望む)


(社務所に言えば白装束を来て岩窟拝観が出来るそうな)


(岩窟を上からのぞき込む)


(舟形巨岩)


(同じく)


(磐船明神社の石柱)


(天野川河川トンネルと神社の幟)


(天野川河川トンネル)

天野川河川トンネルは、1997年(平成2年)11月に完成したそうで、
それまでは磐船神社のすぐ脇を流れていた急流難所であったと言う。

通勤途中にちょこっと寄ったミニトリップ。
しかし苔むした神社は趣きがあり霊気を感じてとても良かった。
いわゆるパワースポットというものかも知れない。

天孫、饒速日命(ニギハヤヒノミコト)探索はまだまだ続くのである。


【参考】

概要(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より)
磐船神社(大阪府交野市私市9丁目19−1)
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交野市の南端、天野川の渓谷沿いにあり、「天の磐船」(あめのいわふね)とよばれる天野川を跨ぐように横たわる高さ約12メートル・長さ約12メートルの舟形巨岩を御神体としている。 本殿はなく、巨岩の前に小さな拝殿があり、南側(上流)に社務所がある。

神社の起源は不明であるが、天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと = 饒速日命)が天の磐船に乗って河内国河上の哮ヶ峯(たけるがみね)に降臨されたとの伝承が先代旧事本紀にもある。 交野に勢力を保っていた肩野物部氏という物部氏傍系一族の氏神であり、一族が深く関わっていたといわれている。 中世以降は、山岳信仰や住吉信仰の影響を受け、現在も境内には垂迹神の住吉大神の四体が連なる本地仏の石仏や不動明王石仏を初め神仏習合の影響が色濃く残されている。
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№121(昭和63年1月31日)

2020年06月10日 | 長井長正範士の遺文


〇私は脚本家の橋田寿賀子氏を日頃から大変尊敬しております。
氏は『核家族の中で育って、お年寄りと暮らす機会がなくなり、病人や、人の死を見る事も少なくなって、若者達は思いやりを失ってしまっているような気がする。青春のひととき、身障者や老人を看護する事で人間の弱さや、みじめさ、生命の尊厳や、死の意味を知る事は人間性を養う上で何よりのチャンスである。豊かさを過保護の中で育っていて不幸な人達を知らないだけに、貴重な体験になる筈である』と話されております。

われわれは人の身になって考え、人のために尽すことが判るようになって来た時に始めて人間として生きがいを感じ、心からよろこびをかみしめる事が出来るものです。私は皆さんの一刀流を通じ、私に期待して下さる熱意にほだされ、今週はこんなお話を来週はあんな話をしてと、一刀流の稽古を通じ、ああもしたい、こうもしたいと思い、原稿も書いたりしまして、皆さんにお応えすべく、私自身も勉強を続けております。これは何ものにもかえがたい皆さんという大きな目標があるためでありまして、大変自分の修養の糧になっております。若し皆さんという目標がなかったら恐らく勉強もしないし、原稿も書く事はないでしょう。皆さんあっての私があると思う時、自分は何と幸せな星のもとに生れたものと感謝の念を新たにしている者であります。

さて、今や日本は世界の長寿国として自認していますが、現在のような、物は足りても、心を忘れ去った愛や思いやりのない社会に生き長らえる事は、老人にとっては大変淋しい事と思います。せめてわれわれ剣道を修業する者だけでも、家庭の肉親愛をもって、先ず晨睦会で愛の輪を広め、地域社会に溶け込み、やがては日本民族愛に目覚めるような後進を育ててゆきたいと思います。私はいつも言っておりますが(№63に述べてあります)〇少年剣道の目的は、己れを愛し、親兄弟姉妹を愛し、家庭を愛し、友人知己を愛し、隣人社会を愛し郷土を愛し、やがては、日本の民族を愛し、この精神で広く世界の人類愛に目覚めてゆくところに意義があると思うのであります。

この大宇宙の真理を具現するのが剣道であるのですから、大自然をお手本にして、自然に帰るための剣道でなければなりません。自然を愛さない者は、自分の生活にも愛が欠けているのではないでしょうか。

今日もお互いに楽しく意義ある晨睦会(修道館の朝稽古会)の輪を広げるべく精進いたしましょう。〇以上、一刀流稽古に先がけてお話いたします。終り

〇年頭のご挨拶
国務大臣奥野誠亮。奈良県立畝傍中学第31回卒に当る→一高→東大卒。元文部大臣。私の畝中での2年先輩でよく可愛がって頂いた。その奥野先生が大阪で結成している奈良県人会=三山会(大和三山から名前をとった)で、年頭の挨拶をされ、特に『バランスを取りながらものを考え行動する』という事に重点をおいたお話なので、われわれ剣道する者はこの話の内容から何か一つでも感じとり視野を広める事が出来れば幸いと思いますので次に書いておきます。続く
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生駒市高山町の「金鵄発祥之処」石碑

2020年06月09日 | 旅行や街角メモリー
地元の地名の「登美」という名前からの探索の続き。
投稿が断続的になるのは、通勤の行きと帰りに探索するから。
きょうは鵄山バス停の写真を撮って、次の機会に鵄山を探そう・・みたいなことをしている。


(奈良交通「鵄山バス停」・これは富雄川西岸の北行き・左のほうにお寺の屋根らしきものを発見)

ここから北西のほうを見るとお寺(六角堂)のようなものが見えた。
「こんなとこにお寺あったっけ?」と行ってみたら違っていた。


(日本伝統瓦保存研究所という看板があった)

周辺を探るが、鵄山(トビヤマ)はここでは無いようだ。

対岸(東側)のバス停近くに高山郵便局がある。
その横の旧道の脇に「鵄山 従是東二丁」の石碑がある。
つまり「トビ山は、これより東に二丁(200mちょい)です」という石碑である。

で、また別の日に、帰宅前に寄ってみた。
時刻は19時で、日は沈み、そろそろ暗くなるころである。

パワー生駒店の駐車場にバイクを停め、石碑から100m東の小さな山を目指す。
これが鵄山なら、鵄山は周囲から20mか30mほどの小高い丘ということになる。

田んぼの畦道を登って行ったら小道があったので進んでみた。
くもの巣をかき分け、道なりに進んで登ったら「金鵄発祥之処」の石碑があった。


(鵄山の「金鵄発祥之処」の石碑)

ここが神武天皇(磐余彦・いわれびこ)の陣地だったのだろうか?
とすると、白庭の長髄彦の陣地との対峙など想像するとまた面白い。


(生駒市高山の鵄山周辺)

石碑へは、コメリ パワー生駒店(奈良県生駒市高山町7744番地)を目安にすれば良い。
これは余談だが、コメリ パワー生駒店の中にあるマルエスペット店の社長も、
高山と言えば、かきもちで有名な高山製菓の社長も生駒高校の同級生である。


(石碑から推測して登っていった道)


(あとから考えたらこちらの方が数倍楽である)


参考「地名探索・・登美、富雄、登彌、鳥見」
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20200512/

参考「地名探索・・登美、富雄、登彌、鳥見(続き)」
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20200513/
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ねずさんのひとりごと「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・・」

2020年06月08日 | 政治や歴史など
歴史の面白さが最近わかってきたら、
時々読ませていただいている「ねずさんのひとりごと」が最近面白くなりだした。
習ってきた歴史とは全く異なる視点から興味のある記事の一つを下にコピペしておく。
小さい頃から疑問に思っていた謎が一つ解けたのだ。

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ねずさんのひとりごと「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・・」
https://nezu3344.com/blog-entry-4176.html



我が国では1〜10までの数字を数えるとき、
昔ながらの「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、や、ここ、とぉ」
という言い方と、
「いち、にぃ、さん、しぃ、ご、ろく、なな、はち、くぅ、じゅう」という言い方があります。
これを数詞(すうし)といいます。

江戸時代でもそろばんなどでも明らかなように、算術に使うときは「いち、にぃ、さん、し・・・」の方を用います。
昔も今も「1+2」を、「ひぃたすみぃ」とは言いません。
「いちたすに」です。

にもかかわらず、ほんの少し前までの日本では、小学校にあがる前の子どもたちに数を教えるときは「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・」という数え方を教えました。
算術では「いちたすに」なのに、どうして「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ・・」という言い方を教えたのかというと、そこに実に深い意味があります。

このことは、以前にも一度当ブログに書いているのですが、あらためて考察してみようと思います。

日本は3万年前には磨製石器を用いていた、世界最古の国です。
なぜここで磨製石器なのかというと、なんの加工もしていないただの自然石を道具として用いたのが旧石器時代、石を人が使いやすいように加工して用いるようになったのが新石器時代で、新石器時代に使われた「人が加工した石器」のことを磨製石器と呼びます。

世界で磨製石器が用いられるようになったのは、いまからおよそ8千年前だと言われています。
ところが日本では3万年前にはすでに磨製石器が使われていたことが、明らかになっています。
最初に発見されたのは昭和21年で、群馬県の岩宿遺跡からおよそ3万年前の磨製石器を発掘しています。
ところがその後の調査で、さらに下層から、およそ3万5千年前の磨製石器が発掘され、他にも日本国内では、秋田から奄美群島まで135箇所から400点余の磨製石器が出土しています。
いずれも3〜4万年前のものです。

このことについて、英国のJ・ラボックという考古学者は、
「日本列島の住民は世界に
 先駆けること二万数千~三万年前に
 新石器時代を迎えていた。」 
と述べています。

世界の磨製石器の出現は、紀元前9千年~7千年頃に出現しますが、突出して早い時期に出現したものとして、
 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの
など数例があります。
ところがこれらは異常に早過ぎる磨製石器であり、作成経緯等が研究されているのですけれど、すべて不明とされています。

ところが日本では、3万5千年前の石器から、1万6500年前の土器、その後の縄文式土器の変遷へと、歴史がちゃんと連続しているわけです。
これは実にすごいことです。

ちなみに長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点、および沼津で発掘された3万年前の磨製石器は、いずれも伊豆諸島の神津島から運ばれてきた石材を用いていることが確認されています。
万年の単位で歴史を考えるときには、海面の高さがいまよりも140メートルも低く、いま大陸棚を形成しているところが、かつては陸地だったりもしたのですが、伊豆半島から神津島までは、水深が深いため、神津島が本州と陸続きになったことはありません。

つまり3万年前に日本列島に住んでいた私達の祖先は、そんな途方もない大昔に伊豆半島と神津島を往復して、しかも石を運んでくるということができるだけの航海術をすでに持っていたということです。
これまた、実にすごいことです。

ちなみに縄文時代の船としては、全国で約160艘がこれまでに発見されていますが、それらはいずれも丸木舟であるといわれています。
いずれも木を焦がして中を削ってくり抜いて船にしたものとされていますが、内海で航海するには、それで良いとしても、外洋航海をするときには、船の安定を増すために、おそらくアウトリガー付きの船を用いていたであろうといわれています。
ちなみにアウトリガー付きの船は、いまでもポリネシア地方などで使われていますが、十分に外交航海に耐えるものです。

3万年という歳月は、途方もない歳月です。
ここでなぜ磨製石器にこだわるかというと、一般に世界中の民族がもつ神話は、磨製石器登場の時代に作られたとされているからです。
なぜかというと、神話という体系を持つためには、一族が統一された目的を持って社会を維持する社会体制が必要だからです。
社会体制保持のために神話的思想が必要になるのです。
そして体制が生まれるためには、磨製石器の登場が要素となるというのが世界の考古学会の常識です。

すこし余計な話をしますと、猿の集団がそうなのですが、だいたい50頭くらいの集団なら、「アーウー」とか「キッキキー」といった擬態語だけでおよその意思疎通はできてしまうのだそうです。
ところが集団が150名を超えるようになると、集団内で社会的分業が始まり、互いの意思疎通のために言語が発達するようになるのだそうです。
とりわけ男性は狩りのために村を長期間留守にしたりしますが、そうなると村に残った女性たちにとっては、夫の浮気が一番の気がかりで、そのため特に情報交換のための言語中枢が発達したのだとか。
いまでも口喧嘩で、女房に旦那が勝てないのは、人類誕生以来の歴史が土台になっているわけです(笑)。

さて、集団組成のための神話が発達するようになると、集団の規模は食料をもたらすことができる範囲で、次第に大きなものとなっていきます。
そうして生成されたのが人々が生活する「ムラ」で、ムラの向こうにはお腹を満たすための「ハラ」があり、その向こうには「ウミ」と「ヤマ」があります。
そして「ムラ」の中には、「イエ」があります。

こうして日本語が形成されていくわけですが、神話に基づく神々と交信するために、人々は鹿の骨や亀の甲羅(こうら)を焼いて占いをし、神々の神託を得ようとしました。
骨を焼くと、そこにひび割れができます。
そのひび割れのパターンで、神様のご意向を知ろうとしたわけです。

ひび割れは、縦の一本割れから、二本割れ、ギザギザ割れ、穴が開くもの等々、様々な形を生みますが、私達の祖先は、それらを47種類にパターン分けし、それぞれに47音の音を当てることで名前を付けました。
その名前が、「あいうえお」の母音と、「かきくけこ、さしすせそ」といった母音+子音による音となり、その一音ごとにひび割れのパターンが当てられ、それが次第に記号化して、これが文字になりました。
いわゆる神代文字のはじまりです。

ただし、「/」や「\」といった記号だけでは、その意味がわかりません。
そのために、一音ごとの意味を解説するための記号も開発されました。
それがホツマ文字やカタカムナなどの記号文字です。
神代文字には、ひび割れのパターンそのものを示す文字と、これを解説するための記号文字の二種があるのはこのためです。

なかでも大切な音は、そのままものを数えるときに使う数詞にすることで、誰もが共通する文化にまで育てています。
それが「ひぃ、ふぅ、みぃ・・・」の数詞です。
ですから昔は「ひふみ」といえば、そのまま神様のお言葉とさえも言われたものです。

では、その「ひふみよ・・」はどのような意味を持っているのかと言うと、これは歴史が古いだけに諸説あります。
たとえば「ひふみ」は、それぞれ火・風・水を意味するという説もありますし、「ひ」は太陽だという説もありますし、あるいは根源のことという説、開くことを意味するという説、どれもそれぞれに歴史があり、説得力があります。
そうしたなかで私なりに納得できた意味が次のものです。

「ひ」 霊(ひ)のことです。
「ふ」 生(ふ)のことです。霊(ひ)から生命が誕生します。
「み」 身(み)誕生するのが「身」です。
「よ」 世(よ)身が織りなす世です。
「い」 齋(い)「いつき」とも言いますが、不浄を清めた神聖なという意味です。

「む」 無(む)は神聖を意味し無であることによって億兆に心が通います。
「な」 菜(な)食のことです。
「や」 家(や)住まいです。
「こ」 子(こ)子供たちです。
「と」 戸(と)戸がひらきます。


昔は子供が2歳か3歳くらいになると、たとえばお風呂から出るときに、お父さんに「十数えたら上がって良いよ」などと言われて、子どもたちは熱心に指を折りながら「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ、なな、やぁ・・・」と数えたわけです。

そして氏神様に参拝に行くと、そこで二礼二拍手一礼をして、神様にご挨拶をします。
そのとき、二拍するとき、はじめに両手を合わせ、右手をちょっとだけ(左手の第一関節くらいまで)引きます。
なぜそうするのかというと、何事も「ひ(霊)」が上、「み(身)」が下だからです。
そして神様と対話するのは、肉体である「み(身)」ではなく、自分の「ひ(霊)」です。
だから両手を合わすときも、「み(身)」をちょっと引きます。
二泊手したあとには、元通りに両手の指先を合わせます。
ご祈念が終わったら「ひ」と「み」を元通りに合わせておかないと、体と魂が別々になってしまったままになるからです。

「ひ」と「み」の関係がわかると、なぜ左大臣と右大臣なら左大臣が上なのかもわかります。
やはり「ひ」と「み」の関係だからです。
明治のはじめに、太政官を右院、左院、正院が置かれましたが、これなども「ひ」と「み」の関係がわかると、その趣旨が普通に理解できます。
つまり、「ひ」と「み」の関係は、我が国古来の文化なのです。

このように、日本語の47音(50音とも言いますが、わ行が3文字欠けますので実際には47音になります)には、それぞれに意味があります。
せっかくですので、「と」のあとを記すと次のようになります。
「ひふみ よいむなや こともちろらね
 しきる ゆゐつわぬ そをたはめくか
 うおえ にさりへて のますあせゑほれけ」
これが大祓詞(おほはらいことば)の「ひふみ祝詞(のりと)」で、限りない神の弥栄を言い表したものといわれています。

ちなみに「も」以下は次のようになります。
「も」 百(も)
「ち」 千(ち)
「ろ」 萬(ろ)よろずとも言います。
「ら」 億(ら)
「ね」 兆(ね)
「し」以下はご興味あったらご自身でお調べいただければと思います。

要するに、「ひぃ、ふぅ、みぃ・・・」という数詞は、それがそのまま祓詞(はらいことば)になっていることに加え、すくなくとも1〜10までを知ることで、そのまま日本文化の奥底を知ることになるわけです。
これを物覚えの良い幼いうちに魂に叩き込む。
そのために幼な子に、計算用の「いち、にぃ、さん」とは別に、というより先に、「ひぃ、ふぅ、みぃ・・・」と教えたのです。

最近、よく思うのですが、たいせつなことは、ほんの身近なところにあります。
それが古い歴史を持つ日本人の知恵だったのです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長?倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表?日本史検定講座講師&教務。
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剣道用のアイガードとフェイスガード

2020年06月07日 | 剣道・剣術
土曜日(6日)は早めに仕事を終えて師匠の店に寄ったら、
稽古仲間が集まっていてああだこうだと盛り上がってしまった。


(いつも超元気なY積先生をお見送りするところ)


(佐藤武道具店にて買い求め)

来週あたりから稽古を再開する団体もあるが、
みんな不安で、取りあえず剣道形や素振りから始まるだろうということ。
おおむね7月から再開する団体が多いようだ。

というわけで、剣道用のアイガードとフェイスガードを買った。
これでともかく一安心。


(フェイスガード)


(アイガードは開けてみたら少年用だった・・・あらら・・・)

アイガード、試着しようと思ったらサイズを間違えたらしく小さい。
着けれないことは無いが、まあ試しに自作してみることにした。

素材は100均ダイソーの下敷き。
これなら失敗しても問題は無い。


(めげることなく100均で買ってきた下敷き)

買ってきた子供用のアイガードを参考に、大きめに段ボールで作って面に装着。
それを元に、下敷きにマジックで下書きして、普通のハサミで切っていく。

テキトーに作ったがぴったし収まった。
下敷きが柔らかいので、適当に作ってもフィットするみたいだ。



さっそく取り付けて面を被ってみた。
アイガードだけでも結構熱気がこもる。


(これだけでもけっこう熱気がこもる)

これでフェイスガードもしたら呼吸困難になると思って、フェイスガードはあきらめ、
持っていた手拭いで面の上からカバーすることにした。

面を半分(短いほうの半分)に折りたたんで両端を丸結びにする。
そこにゴム紐を縛り付けて完成。むちゃ簡単だが実験的にはこれで充分。

で、装着してみた。


(手拭いを横半分に折りたたんで装着)


(横から見たらこんな風)

感想は、

何もしないのに息苦しい・・・
熱気がこもってさあ大変・・・
これで夏場の対人稽古は難しい・・・

というものでした。
いったいどうなるのやら・・・
コメント (4)
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詐欺メール『件名:「通帳アプリ」の公開再開について』

2020年06月06日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理


一目見て、普通に使われているフォントとは違うのがわかった。
この時点でおかしいと感じることが大切。

これは、ゆうちょ銀行を語る悪質な詐欺メールである。
さらに、メールのヘッダなど調べて、送信元のIPアドレスを調べ、中国からのものとわかった。

しかし、一般の知識の無い方はまんまと騙されると思う。
これは悪質なフィッシングメールでである。
決してリンク先をクリックしてはならない。

-------------------------------------------

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な日常生活を過ごされている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

最近、ゆうちょ銀行はお客様の口座資金のセキュリティを高めるために、全面的にシステム
のバージョンアップを行いました。すぐに口座の更新をお願いします。


こちらのURLをクリックしてください
https://www.jp-bank.japanpost.jp/opakojin/uchsokin/chopa


■ゆうちょダイレクトのセキュリティに関するお願い
ゆうちょダイレクトをより安全にご利用いただくため、
以下のセキュリティ対策の実施をお願いいたします。
●トークン(ワンタイムパスワード生成機)のご利用(無料)
●OSやインストールしているソフト等は常に最新の状態で使用
●メーカーのサポート期限が経過したOSやソフト等は使用しない
●ウイルス対策ソフトの導入および最新の状態への更新
●不正送金対策ソフト「PhishWallプレミアム」のご利用(無料)
■======================■



※このメールにお心当たりのない方は、至急ご連絡をお願いいたします。
ゆうちょダイレクトサポートデスク
※ 現在、受付時間を短縮しております。
電話:0120-992504(通話料無料)
お取扱時間:平日 8時30分21時
土日休日 9時17時
(12月31日1月3日は、9時17時)
ゆうちょ銀行


下は、IPアドレスを調べた結果の一部


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転載「対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」

2020年06月05日 | 剣道・剣術
(粕井 記)下記、PDFをテキストに変換しています。

ガイドライン(PDF)
https://www.kendo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/06/guidelines_for_prevention_of_expamded_infection.pdf

一般財団法人全日本剣道連盟(2020年6月4日)

はじめに

一般財団法人全日本剣道連盟(以下「全剣連」)は、6月10日付で「対人稽古
自粛のお願い」を解除するとともに「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライ
ン」(以下「全剣連ガイドライン」)を制定しました。
皆様におかれては、剣道の稽古がいわゆる「3密(密閉、密集、密接)」に該
当する恐れがあり、又新型コロナウイルスの感染源となりうる口からの飛沫飛散
が非常に多いという事実を踏まえ、この全剣連ガイドラインに沿って稽古を再開
して頂くようお願いします。
また、各組織・団体にあっては、全剣連ガイドラインを参考に、地域における
感染状況、会員構成(年齢や性別、習熟度)、稽古場所等の特性に応じた組織・
団体別のガイドライン作成に取り組んでください。組織・団体の特性に応じた
再開後の稽古計画も策定してください。なお、稽古計画は、2か月間の自粛によ
る体力低下や新型コロナウイルス感染症の第二波の懸念を考慮し、慎重な方針に
基づく策定が望まれます。
全剣連ガイドラインは、専門家の協力により作成しておりますが、新型コロナ
ウイルス感染症への感染を防止するための方策については、必ずしも十分な科学
的知見が集積されている訳ではありません。このため、このガイドラインは、
現段階で得られている知見等に基づき作成されていることにご留意願います。
また、今後の知見の集積及び各地域の感染状況を踏まえて、逐次見直すことが
あり得ることもご了解ください。

ガイドライン

1. 稽古の実施に当たって
■ 都道府県剣道連盟は、都道府県内で稽古を再開するに当たっては、都道府県
の方針を遵守するものとし、必要に応じ都道府県スポーツ部局、健康福祉部
局に報告するものとする。
■ 稽古再開に当たって団体の責任者は、「全剣連ガイドライン」に従って稽古
を再開することについて、近隣の理解を得るよう努める。道場、体育館の
玄関等にその旨掲示することも検討する。

2. 組織・団体別ガイドライン及び稽古計画の策定
■ 各組織・団体は、地域の感染状況、会員構成(年齢や性別、習熟度)、稽古
場所(道場や体育館)等が異なることから、全剣連ガイドラインに合わせ
組織・団体の特性に応じたガイドラインを個別に作成する。当該ガイドラ
インは、道場等に掲示、所属会員に配布などして、徹底を図る。
■ 各組織・団体は、それぞれの特性に応じた稽古計画を作成する。計画策定
に当たっては、以下の事項に留意する。
✓ 新型コロナウイルス感染症の第二波への懸念に加え、2 か月以上の自粛
で稽古参加者の体力が落ちている可能性があるので、稽古は慎重に再開
する。すなわち、当初は準備体操やトレーニング、素振りに重点を置
き、徐々に負荷をかけていく計画を基本とする。例えば、次のような計
画を目安にすることが望ましい。
当初 10 日間は、稽古時間の 3 分の 2(全体の稽古時間を 1 時間と
すると 40 分)は、準備体操やトレーニング、素振りなどを行い、
面をつけての稽古は全体の稽古時間の 3 分の 1 程度(同上 20 分)
とする。
次の 10 日間は、稽古時間の 2 分の 1(全体の稽古時間を 1 時間と
すると 30 分)は、準備体操やトレーニング、素振りなどを行い、
面をつけての稽古は全体の稽古時間の残り 2 分の 1 程度(同上 30
分)とする。
再開 20 日目(7 月)以降は、各組織・団体の通常の稽古に戻る。

なお、組織・団体により会員構成が異なるので、それぞれの判断で
上記と異なる計画を策定しても差し支えない。
✓ 会員や門下生に生徒、学生がいる場合は、計画策定に当たって、文部科
学省の「学校の新しい生活様式」(令和 2 年 5 月 22 日)の趣旨を尊重
するものとする。

【学校の「新しい生活様式」の要旨】

『各教科における「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い学習
活動」として、体育、保健体育における「児童生徒が密集する運動」
(★)や「近距離で組み合ったり接触したりする運動」(★)が挙げら
れている。(「★」はこの中でも特にリスクの高いもの)。

これらの活動は、

【レベル3地域】では、「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高
い」ことから行わないようにする、

【レベル2地域】では、これらの活動における児童生徒の「接触」「密
集」「近距離での活動」「向かい合っての発声」について、可能な
ものは避け、一定の距離を保ち、同じ方向を向くようにし、また回
数や時間を絞るなどして実施する、この場合にも、(★)を付した
活動については特にリスクが高いことから、実施について慎重に検
討する、

【レベル1地域】では、「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが
高い学習活動」については、可能な限り感染症対策を行った上で実
施することを検討する』としている。
なお、以上の地域区分は、(教育委員会等が)自治体の衛生主管部局
と相談の上判断することとなっている。
✓ 組織・団体が所在する都道府県又は市町村教育委員会の方針が不明の場
合は、同委員会等に問い合わせる。

3. 稽古に参加するにあたって
■ 基礎疾患のある者は稽古に参加しない。
基礎疾患のある者とは、「糖尿病、心不全、慢性閉塞性肺疾患
(COPD)、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用い
ている方など」をいう。
やむを得ない事情があってこれらの者が稽古に参加しようとする場
合は、あらかじめ主治医の了解を得ること。
■ 以下の条件に該当する者は稽古に参加しない。
✓ 体調がよくない場合
発熱、咳、咽頭痛などの症状がある場合
症状がなくても感染している場合があるので、体調が普段と異なる
時は、稽古への参加を慎重に判断すること
✓ 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
✓ 過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされて
いる国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
✓ 所属団体の会員以外の者(当面)
■ 稽古に参加する者は、自宅と稽古場所の往復の際にはマスクを着用し感染
予防に努める。

(留意事項)高齢者の稽古

高齢者は、新型コロナウイルス感染症に感染した場合、一気に重症化しや
すく、また、死亡率も高いと言われている。
厚生労働省による情報提供でも、「特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方で
は重症化するリスクが高いことも報告されています。 ※年齢ごとの死亡
者の割合:60 歳以上の者 6%、30 歳未満の者 0.2%(中国における報告)」
としている。
したがって、高齢者、例えば 60 歳以上の方は、稽古の再開について若年層
以上に慎重な判断が必要であり、稽古再開を 7 月以降にするなど自ら配慮
されたい。

4. 稽古を始める前に
■ 稽古前に検温を行い、発熱がある場合は、稽古しない。
発熱がなくても、咳、咽頭痛がある場合も、稽古しない。
■ 稽古前に、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。
■ 稽古の都度、記帳(氏名、連絡先等)を行う。
■ 着替えは自宅で行う、又は更衣室を交代で使用する等、更衣室の密集を避
ける。
■ 床の清掃、除菌を行う。

5. 稽古に当たって
■ 準備体操、素振り等は、原則一列となって同じ方向を向き、向かい合わな
い。やむなく向かい合う場合又は 2 列以上になる場合はおよそ 2m の距離
を取る。発声も極力控える。
■ 稽古を行う者は、飛沫の飛散防止等のため、以下の対応を行う。
✓ 稽古を行う者は、装着した者から相手への飛沫の飛散を防止するため、
必ずマスク(以下「面マスク」)を着用する。
面マスクは、呼吸障害を起こさないようにするため、通気性のある
ものや、顎の部分を締め付けないもので吐息が下部と側方に逃げる
ものが望ましい。なお、密閉性の高い医療用マスクは避ける。
手拭いに紐をつけ、鼻の部分を覆った上、頭部の後ろで結ぶことも
考えられる(この場合、顎の部分は締め付けないようにして、マス
ク下部や側方の通気性を確保する)。
面マスクは、手ぬぐいを使用したものをサンプルとして添付するの
で、参考にされたい。(意匠登録出願中) <別添 1>
✓ 稽古を行う者は、主に相手からの飛沫を防止するため、シールドの着用
を強く推奨する。特に 60 歳以上の高齢者は、着用すべきである。
シールドとは、眼、鼻、口の部分を覆う程度の大きさで、ポリカー
ボネイト積層板等の素材で製作された、面金内側に装着する用具。
なお、素材は特に指定しない。
シールドは、眼、鼻、口を覆うのであれば、一体型(一枚)でも、
複数枚を組み合わせるものであってもよい。
シールドについても、写真を添付するので、参考にされたい。

<別添2>
また、これらの用具を装着した稽古により熱中症が発症することを
防ぐため、稽古時間の短縮、こまめな水分補給、体育館・道場の温
度管理に常に留意する。

【補足説明】
● 全剣連は、飛沫飛散防止に関する試験を実施した。その結果、①面マ
スクを着用した場合、飛沫の飛散は 90%近く抑制される、②面マス
クと各種シールドを併用した場合、飛沫の飛散は約 95%まで抑制さ
れる、③シールドだけの場合、約 70%の抑制効果である、ことが判
明した。
● これらの結果から、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため
に全剣連は、上記の通り面マスクの着用が必須と判断した。
● 一方、シールドの飛沫飛散防止の効果は、約 70%にとどまった。
しかし、面マスクと組み合わせることにより、飛沫の飛散防止効果は
約 95%となったこと、並びにシールドは相手からの飛沫を防止でき
ることから、面マスクとともにシールドの着用を強く推奨するもので
ある。
● 特に、高齢者は「うつしやすく、感染しやすい」と言われており、感
染しない対策も重要であることから、相手からの飛沫防止効果を有す
るシールドを必ず着用すべきであると考えている。
● 試験では、飛沫の飛散距離は 1~2 メートルであったが、小さい粒子
が浮遊することも判明している。このため、こまめな換気、送風が極
めて重要となる(熱中症対策でも重要である)。同時に、周囲と一定
の距離を取ることも必要である。
● この面マスク・シールドの使用は、新型コロナウイルス感染症が完全
に終息するまでの暫定的な措置である。これらの使用に当たっては、
上記の通り稽古時間の短縮等その他対応も併せ行っていただきたい。
また、全剣連としても引き続き調査研究を進めていく方針である。

■ 密集(「3 密」の一つ)を避けるため、以下の事項を遵守する。
✓ 稽古は、密集を避ける観点から適正人数で行う。
✓ 稽古時、元立ち間の間隔は 2 メートル以上とする。この結果、同時に
稽古できる人数が、当該道場・体育館等の稽古可能な上限人数とする。
元立ちの立つ位置に、2 メートル毎に目印(テープ)を貼ることも
考えられる。
✓ 2 部制などにより密集を避ける工夫をする。
✓ 休憩時間中はマスクを着用するとともに、過度な接触を行わせない。
✓ 見学者は、原則、道場、体育館の内部に入れない。
✓ 児童等の保護者は、道場、体育館で十分な広さがない場合、外で待機す
るようにさせる。
■ 新型コロナウイルスの感染源となりうる口からの飛沫飛散を防止するため
に次の事項に留意する。
✓ 稽古での発声は、極力抑制する。
✓ 鍔競り合いは避ける。練習中、やむを得ず鍔競り合いとなった場合は、
すぐに分かれるか引き技を出し、発声は行わない。
■ 感染のリスクを低めるため、稽古時間は 1 時間を目安とする。また、30 分
に 1 回 5 分程度、窓の開閉や送風機の使用により、十分な換気を行う。

6. 稽古の後に
■ 稽古終了後、先生や先輩等へ礼を行う際は、2m の間隔をあける。
■ 稽古終了後は、面マスクをビニール袋に入れて持ち帰り、洗浄、除菌を行
う。
■ 稽古後、剣道具(特に面、小手)、使用済みのシールドは、アルコール噴霧
により消毒。
■ 剣道着・袴・手拭い・竹刀は稽古終了の都度持ち帰り、洗濯や除菌を行う
ことが望ましい。
■ 稽古後も、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行う。

7. 感染が判明した場合
■ 稽古の参加者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合、速やかに所属
団体責任者に報告する。

8. その他
■ 剣道具、竹刀、手拭い、タオル、その他剣道に関係する用具は、共用しな
い。
■ 共用道具類(打ち込み台、太鼓のばち等)、道場・体育館・更衣室・ふろ場
等の出入り口のドアノブ、窓のロック・サッシ、その他稽古参加者が接触
する箇所は、稽古前後にアルコール等で除菌を行う。
■ 団体間の交流、出稽古は当面禁止する。
■ 稽古の前後においても、厚生労働省が公表している「新しい生活様式」を
遵守されたい。特に稽古後に参加者同士で食事を行う場合は、新しい生活
様式を守られたい。この場合の新しい生活様式とは、「大皿は避けて、料理
は個々に」「対面ではなく横並びで座る」「おしゃべりは控えめに」「お酌や
回し飲みは避ける」などを言う。

以上



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信号機の無い横断歩道にて(バンバン200)

2020年06月04日 | バイク・クルマ


最近は暑くも無く寒くも無いので、愛車のバンバン200で通勤している。
バンバン200にはキャブ式とインジェクション式があり、私のは、古い2005年式のキャブ式で、
燃料タンクが7.5リットル(うちリザーブが1.5リットル)だと最近知った。

奈良から東大阪までの片道25キロほどの山越えの燃費は、バンバン200で、30km/l。
これが常用のデリカスターワゴンだと、軽油で、8km/l。
最近乗っていないが、小回りの利く、ダイハツ アトレー7だと、12.5km/l。

現在の(地元の)価格、ガソリンが1リッター130円、軽油が105円で計算すると、
バンバン200は、100km走るのに、433円、
デリカスターワゴンは、100km走るのに、1,313円、
アトレー7は、100km走るのに、1,040円ということになる。

今の季節はバイクがお勧め!
燃費が良いし気持ちが良い!

----------------------

で、朝の通勤の出来事。
生駒市松陽台の、ならやま通りで、横断歩道で渡ろうとしている人を見た。

私が人に気づいた後でも、私の前の4台、対向車の5台が通り過ぎた。
私は気づいた時点でブレーキをかけ、右手後方に腕を差し出して後続車を止め、
次に手を上げて対向車を止めようとした。 が、止まらない。


(この時点で、左のクリーニング屋さんの前の横断歩道で渡ろうとしている歩行者を発見)


(右手で後続車を制した・・前の軽バンを含め4台、対向車の5台は止まろうとしない)


(右手を上げて対向車を止めようとしたら、青い1台は何故か端に寄せて通り過ぎて行った)


(次の1台も、少し端に寄せながら減速はするも通り過ぎて行った)


(最後の車も端に寄せ気味になるが減速して止まろうとしている)


(止まってくれたところ)


(こちらが発進した時、対向車の運転手は笑顔で会釈してくれた)

「全部行き過ぎるまで駄目かな?」と思ったら最後尾の車が止まってくれた。
横断者が横断歩道を渡ったあと、その車の運転手(女性)が笑顔で会釈してくれた。
さきほどまで、しかめ面をしていたのだが、この笑顔で救われた気分になったのだ。

ここは住宅地のバス通りで、通勤通学時間帯は特に急ぐ車が多い。
車が多いが生活道路でもあるので信号の無い横断歩道もそこそこあり、
朝夕の時間、そして深夜はけっこう気を使わなければ危険な道路である。

横断歩道で止まる私を右から追い越す車、左から追い抜いていくバイクもいた。
最近は、中央を走って右手を出したりして制するテクニックを覚えたが、
それでも対向車はなかなか止まってくれるものでは無い。

少しずつ、交通ルールを守るマナーの輪を広げていきたいものだ。

----------------------

これは余談だが・・・

阿呆みたいに交通ルールを守っているわけでも無い。
正義おじさん(爺さん?)などなりたくもない。

一時停止と信号の無い横断歩道の歩行者優先に特に気を配っているだけである。
あとは車の流れに乗って走るように心がけている。
半世紀もバイクに乗っているベテランとしての矜持である。

運転に対する姿勢は剣道の修行に対する取り組みと同じなのである。
無茶はもう止めた。いまは「速くは無いが良い運転をするなあ」と思われたい。
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え!確かに福知山城へ行った・・はず(2015年10月)

2020年06月03日 | 旅行や街角メモリー
今朝のニュースで、
本能寺の変が6月2日だったからか、大河ドラマで明智光秀が主人公だからか、
明智光秀が織田信長を討った原因は何かなどとやっていた。

ニュースの背景に福知山城が映ったので「福知山城、な~んも無かったなあ」と女房に行ったら、
どうやら福知山城の記憶が無いらしく怪訝そうな顔をしている。

行ったのならブログに書いているはずと検索したが書いていない。
「あれ?誰と行ったんやろ?」と少しうろたえながら過去の記憶を探っていく。

パソコンを調べてみたら、2015年10月に定例の旅行で、
出石で蕎麦を食べ、豊岡を越えて切浜ビーチで日本海を見て城崎に戻って一泊、
翌日は福知山城だけ寄って、あとは真っすぐ帰ってきたことがわかった。
女房も福知山の印象は薄かったらしく憶えてなかったようだ。

----------------

毎年10月は結婚記念日と女房の誕生日祝を兼ねての夫婦旅行が定番である。
もう40年近くも続いている我が家の恒例行事となっている。

この時の城崎旅行がブログから抜けているには訳がある。

ホワード株式会社を退職したのが2008年3月末で、
当時使っていたメールアドレスが会社のもので、それが5月に失効した。
パスワードも忘れ、そのメールアドレスで管理していたブログには入れなくなったのだ。

手続きは大変だったがブログは2016年4月に入れるようになった。

そんなわけで、7年と11ヶ月間の書き込みは無い。
(2014年8月の記事はあるが、これは2016年4月に書いて日付訂正したもの)

ブログが無いとあまり思い出すことも無い。
ポッカリ忘れていた2015年の旅行だが、今朝のニュースで思い出したのだ。

下は2015年10月17日-18日のもの。
カメラは現在、メモ用として使っている、SONY WX350 なので画質はイマイチ。


(出石の時計台の見える通りにて)


(近又の出石そばを食す)


(食後のソフト)


(切浜海水浴場から淀の洞門を見る)


(風で髪の毛が飛んでいる・・・いまは飛ぶほど無い・・・)


(城崎温泉)


(同じく)


(帰りは福知山城に寄った)


(この時、福知山が明智光秀のものだと初めて知った・・・ひろこさんって誰?)

昔の写真を見る事はほとんど無いがブログに抜けているのは心外である。
今後、空白の8年の写真など見直し、紹介する機会もあると思うので悪しからず。
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№120(昭和63年1月28日)

2020年06月02日 | 長井長正範士の遺文


〇残心について

剣道は日常生活に生かされなければ何もなりません。ただ剣道で叩き合いが強くなっても、この目まぐるしい時代からとり残され、剣道が視野の狭い現代の国際人の感覚から見離され、淋しい末路を辿らなければならないと心配でなりません。そこで今日は残心ということについて考えてみたいと思います。これに関連したことは既に№36、105、106に詳しく述べましたが、残心は大変大事なことなので敢えて申し上げたいと思います。

一刀流の形の残心の構えには、下段、上段(右・左)、陰、陽、本覚、逆本覚、脇構等あることは皆さんもご承知の通りでありますが、之等は組太刀の構成上、夫々違っており、日本剣道形始め、古流の形には皆命がけで作りあげたものばかりで、残心の形が違っていても、一本一本の勝負には必ず残心を入れ、その大切さを示してあります。われわれは之等の形の不断の錬磨によって形の心理を体に覚えさせ、心に刻み込み、竹刀剣道に表現すべく、けいこに精進するなら思わず形の神技が発露され、自然に残心の精神もともなってくると信じております。

この残心の精神が日常生活に重要な役割を果しておるのであります。それは何事も責任をもって成しとげ、決して途中で放棄しないという心がけを育んでくれているのであります。それに気ずかず剣道で、うぬぼれ強い者ほど自分の実力?と過信し、残心どころか、打った!さあどんなもんだと言わんばかりに相手に意思表示して引きあげ、無礼千万な態度をとる傾向がだんだんと増え、上の者に掛っていっても、打った、どうだと引きあげる者など誠に嘆かわしい状態であります。このような者に限って自分の責任を回避します。剣道もここまでくると最早救い難い感が致します。これ等は上に立つ指導者、審判員等の責任と思い自ら率先垂範しなければなりません。

槍はくり出し、くり込みます。このくり込みが剣道の残心と同じで槍では決して、やりっ放し、突きっ放しはしません。剣道だけが打ちっ放しでは相手の人格を傷つけるばかりで何のための剣道だか判りません。水洗便所じゃないけれど垂れ流しではいけません。大工さんでも釘を打ちっ放ししていません。気をつけてよく観ると最後に金槌でトントンと止めを打つ拍子につながっており、口にくわえた幾つかの釘を順序よく一本ずつ出し手にとり、一本一本の打ちの残心を含めた誠にリズミカルな打ちに逆に教えられるのであります。

竹刀剣道では形のように特別に下段の残心とか上段の残心はとりませんが、大工さんの連続の釘打ちのように、一つの技と次の技の間をおかず心を止めず技を止めず気一杯の中に実は尊い残心が含まれていることを知らなければなりません。私は座右の銘として「一歩留まらず」を絶えず念頭におき己が修養のかてにしております。そして私の関防印(謹んで書きはじめますの意)も「一歩不留」であります。これは小野派一刀流極意のご本の484頁に書かれてありますが、

一歩も留まらないことは生太刀の真骨頂である。常に動き、伸び、強まり、加わり、大きくなり、殖えてゆくのは生命の働きである。勝とはそのことである。留まると縮まり、弱まり減じ、小さくなり、絶えて亡びる。負けとはそのことである、一歩不留は勢の烈しさをもって勝ち渡る秘訣を教えるのである。

と教えています。

今の剣道では他のスポーツの方が遥かにスポーツマンシップを守って優秀であるか以前に詳しく述べました通り、自分だけの調子で当てて、どうだと引きあげるが如きは、やくざの喧嘩よりまだ劣ると言わねばなりません。心すべきことです。

以上
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再び、詐欺メール「不在の為持ち帰りました。」

2020年06月01日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理


さきほど届いたホヤホヤの詐欺メールである。
文面も1年前のものとよく似ている。
あらためて注意を喚起したい。

宅配業者を装ってのショートメール。
絶対にリンクを開けないこと。

--------------------------
発信元:+81 80 5129 2063
お荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。
ご確認ください。
https://dafgc346ss.duckdns.org
--------------------------

宅配を装った詐欺は多いと聞く。
頼んでもいない商品を代金引換で送りつける「送り付け商法」もあると聞いた。

今回のパターンは、表記のリンクをクリックすると、
自分のスマホに詐欺グループのソフトが勝手にインストールされてしまい、
自分のスマホに登録されているアドレスに同様の大量の詐欺メールが発信されるらしい。

ともかく信用しないこと。
届いたメールは、とりあえず全部疑ってみたほうが良い。
くれぐれもご用心されたい。


【参考資料】
ほぼ1年前にも似たようなメールが届いたのでご参考まで。

2019年5月18日『詐欺メール「不在の為持ち帰りました」』
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20190518/
コメント (25)
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