稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

なんば養正会「剣道稽古再開のガイドライン」

2020年06月14日 | 剣道・剣術


なんば養正会の役員会が12日に行われ、
剣道稽古再開のガイドラインがやっと決まって本日ホームページにUPした。

なんば養正会
http://doujyou.net/youseikai/

全剣連と大阪府剣道連盟のガイドラインを元に、会長代行が案を作成し、
それを元にああだこうだと議論したが、思ってもみなかったことが色々・・・

一般的な事や、養正会特有のことは別にして、決まったことは、

1)稽古の再開は6月19日からとする
2)6月いっぱいはストレッチと素振りのみ、7月から防具を着けての基本稽古も行う
3)様子を見て、8月から通常の稽古に戻す
4)マスク着用を原則とする
5)道場に入る前に、必ずアルコールでの手指の消毒を行い、検温した結果を出欠表に記載する
6)礼(全体の礼)は立礼とし、座礼はなしとする (黙想は無し)
7)稽古終了後 当面の間 先生や先輩への礼は省略する
8)防具の脱着は立ちながらでも良い
9)出稽古の受け入れ、並びに会員の出稽古を禁止する
10)私語を慎む、素振りを含め、稽古中に声を出さない

話題になったのは、
ストレッチと素振りのみで人は集まるだろうか・・とか、
全剣連推奨の手拭いマスクは大き過ぎるので、半分に切って折り畳んだもので充分・・だとか、
年配の先生方を中心に、従来通りの作法(声を出したり、お互いに座礼など)をしてしまうのでは無いか?・・とか、
特に、発声の禁止や座礼無しと言うが守らない人も出てきて、それだと、なし崩し的に元に戻るのでは無いか?・・とか、
床に手を付かないと言っても、結局、防具を着用する時や、稽古着を畳む時には手を付くから無意味だ・・とか、
潔癖症で神経質な人のことをあれこれ心配しても、そんな人はもともと稽古には来ないだろう・・とか、
具体的な稽古の方法や、休憩の取り方など、やってみなければわからないことが多過ぎる・・とか、
であった。

ともかく本当にやってみなければ何もわからない。

やりながら決めて行くこと、修正していくこと、
守らない人への指導(年配の高段者に誰が注意する?)など、
ちょっと注意深く、それなりに覚悟を持って、見守っていきたいと思った。

わが長正館(剣道と一刀流)では、稽古の再開もまだ決まっていないが、
養正会のガイドラインを元に、きちんとしたものを作っていきたいと思った次第。

どうなることやら・・・・
コメント
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