稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、5月23日)

2018年05月24日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
本日はF六段、I剣士、弟子が休み。

最初は井上館長とK芦五段と私だけ。
「軽くやって早く終わろうか・・・」などと言っていたのだが、
K部五段、K川四段、K林君、C六段がやってきた。

六段審査を控えているK芦五段に打ち間が曖昧な部分を注意した。
一足一刀の間から、継ぎ足して、左足が右足を追い越して打ってしまう。

それと振りかぶり。
振りかぶった右拳がいつも額の位置にある。
左拳が額の位置にならねばならない。
素振りや切り返し、基本打ちで矯正しなければまず直らない。
右手主導で振り上げるクセが原因だがよほど意識しなければ直らないだろう。

いったい何のために基本をやっているのか。
自分の悪いところを矯正するために、
基本稽古の中で、自分の悪いところを確認し、
その部分に意識を集中して技を出さないと駄目である。
一本一本、本当に真剣になって取り組まないと基本稽古の意味は無い。
基本稽古はただの準備運動では無い。

C六段とは久々に稽古した。
彼は試合巧者で、いきなり交刃の間になるタイプ。
近間からの素早い面と出小手が得意なC六段、こちらは面を狙ったり返し胴を狙う。
最後まで、お互いに良い打ちが出なかった。
自分自身の課題は多いが縁の切れない良い稽古が出来た。


(体操、素振りは五段までと、六段以上の有志で行う)


(基本稽古は切り返し、正面打ち、小手打ち、小手面打ち)


(K芦五段の振りかぶりは右拳が額の前になる)


(C六段とK川四段)


(K四段は実力はあるが、精神的な弱さが出て五段になかなか受からない)


(四級審査を受けるK君は、左足が右足を追い越すクセが抜けない)


(一対一で集中して稽古するとその時だけ直るがまたすぐ元に戻ってしまう)


(K部五段は防ぐ気持ちが強く出て体制を崩してしまう場面が多い)
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