稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年11月7日)

2019年11月08日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時25分まで。今年37回目。
参加人数25名ぐらい。涼しい。動きやすい。

素振り。面着用後、3人組交代で切返し、正面打ち。
あとは鎬を意識した実戦的な基本稽古あれこれ。
途中で2人組で左片手で中心の取り合い稽古あり。
最後は出頭面、出小手、相小手面、返し胴の連続稽古。
切返しで終了。


(鎬を意識する稽古・写真は先週のもの)

以下、指導の中での留意点のみ書きとめる。

---素振り---
打った時に右手で止めない。打突力が無くなる。
右手は添えるだけ。力は入れない。
右拳を左拳までずらす素振りで竹刀の先が走り打突力も生まれる。
打った瞬間は押さえつけずに打った反動で跳ね返るように。

---基本稽古---
切返しの発声は声を切らない。声を切ると息継ぎしてしまう。
(すべての稽古において)打ったあとの体捌きを意識すること。

相手が打とうとするところが打つべきところ。
鎬を感じた中から小手打ち、正面打ち、返し胴。
鎬を感じて右足を出して中心を取りつつ打つこと。
いずれも「気」が充実して相手に対して先の気持ちになっている必要がある。

①自分から入って(むかい入れるような感じで入る)打つ。
②相手が入ろうとするところを乗って打つ。

真っ直ぐ入る。少しでも右から入ると中心を取れない。
相手が技を起こそうとするところを鎬で制すると位(くらい)が出る。
竹刀はアンテナ。しっかりと剣先を合わせること。
剣先を合わせないと「いつ打っていって良いか」がわからなくなる。
(試合ばかりやってきた者は剣先を合わせようとしない)

剣先を合わせない剣道は構えの隙を狙う剣道になる。
相手の隙、空いているところばかり狙うと身体を崩してしか打てなくなる。

相手の構え、心をを崩して打つ剣道は自分が崩れることは無い。


(稽古前)


(稽古後)


【感想・反省点】

ここの稽古では自分の至らぬ点がはっきりわかる。
回を重ねるごとに自分の課題が明確になっていくのだ。
何もわからぬままに稽古の数だけ重ねてきた頃とは違う。
だから稽古も楽しい。本当にありがたい。
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