稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

稽古がお休みだったので自宅で“すりかぶり”(2020年7月23日)

2020年07月24日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
すっかり勘違いして海の日の23日も木曜会の稽古はあるものだと思っていた。

仕事柄、休みは無いので、いつも通り仕事をして、出荷完了、後片付け。
自宅でする作業の準備と、稽古の準備をしていそいそと四条畷まで出かけた。

最近はこの木曜会(誠先生の剣道教室)が一番優先に考えている。
稽古を再開し、動画を撮って自分の剣道に大きな欠陥を見つけ、
それを正すのは、この木曜会の稽古の中で意識して矯正するのが一番早道だと思ったからだ。

四條畷西中の門を入り、何やらいつもと違う雰囲気・・・というか駐車場が空っぽだ。
車を停め、体育館の玄関まで行ってみたら閉まっている。
「ありゃ~!間違えた!休みだったんだ!」と照れながら退去した。

仕方が無いので自宅で素振りをしよう!

自宅は天井が低いが、和室を改造した工房だけは若干天井が高い。
ここで、長さ90センチの樫の丸棒(振り棒ではない)を振るようにしている。
これ以上長いものは天井を傷つける恐れがあるのだ。

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まずは構えを作る。構えは大事だ。
足の向き、前後左右の幅、重心の掛け方、そして力の入れ加減を確認する。
それから大素振りをゆっくり20本、前後正面素振りを20本。

そして“すりかぶり”を110本。
110本は連続して振らない。一度に振るとどうしても一本一本が雑になる。
だからこれも最初は構えから作る。そして丁寧に10本だけゆっくり振ってみる。
それから20本×5回。20本振ったら左足を伸ばし、休憩を入れてまた20本・・・としている。

たかが素振り20本と侮るなかれ。
20本も振れば軟弱な私の左足はパンパンになってしまう。
途中で体幹が崩れ、身体がふらついてバランスを崩すこともある。
今の私には合計110本の“すりかぶり”さえ大変な稽古なのだ。
それほど今までヒカガミを伸ばさず稽古をしてきたというわけである。

よし、稽古が休みの時はこれを続けよう。
これぐらいの量ならば怠け者の私でも続けられずはず。
おそらく下手な稽古を数多く行うよりはこの方が良いと確信する。
体幹がぶれない“すりかぶり”が出来るようになれば何かが見えてくるはずだ。

頑張り屋の皆様には、100本ちょいの素振りなど何の参考にならないと思うがご容赦いただきたい。


(いつもは満杯な四条畷西中の駐車場は空っぽだった)


(帰りに佐藤武道具店に寄るもお休みだった)
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