田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

街なか図書館から商店街へ

2023年05月28日 | 日々の出来事

 前の日曜日、中心部のビルにある図書館へ行きました。ついでに商店街をぶらり。アーケードは六ツ門商店街です。左の大きな建物はシティプラザ。老朽化で閉館した市民会館の後継施設です。以前の建物は官庁街にありましたが、新しい施設は街なかへ出て来ました。

 商店街を歩くのも久しぶり。この日はイベントがあっているようです。

 六角堂広場。シティプラザと一体となった大屋根のオープンスペースで、イベント広場として使われています。最近になって色々な催しが復活してきました。

 通りには何本もの路地があって、全盛時代はそれぞれに商店街組合がありました。六ツ門商店街は生活に密着した商店が多かったですね。

 一番街アーケードまで来ました。この商店街は文化とファッションの街でした。

 でもそれは過去形で、いまは衰退して閑散とした通りになりました。ここにあった業種は車社会化の影響で、ロードサイドショップや大規模小売店に客を吸い取られてしまいました。人が集まらないので喫茶店やレストラン、書店なども店を閉じました。

 ここ数年は飲食街、それも居酒屋系の通りに変貌しつつあります。ここへ来るたびに新しい店が出来ています。居酒屋といっても昔の赤提灯ではなく、いま風の若者向けの店です。外から店内が見えるオープンな雰囲気の店が多いですね。

 正面が駅ビルです。駅前パチンコ店だけが昔どおり営業しています。

 西鉄駅西口。電車の駅とバスセンターがあり、久留米の公共交通の結節点です。

 駅の東口広場では防災イベントがあっていました。

 明治通りを歩いて戻ります。左側はかつては商店街でした。この辺りにも飲食店が進出しています。同業が集まると相乗効果があるのか。それとも別の要因があるのでしょうか。寂れた街が賑やかになるのは嬉しいけれど、昔の駅前商店街のイメージが残っているので少々複雑な気持ちです。今どき街へ出ても私の立ち寄る所がありません。

 六角堂広場まで戻ってきました。男性のグループが歌っています。ハーモニーが素晴らしく、聞きごたえがありました。ここは全天候型なので使いやすい。ただ冬場は寒いですね。

 この先が図書館です。右側の建物はシティプラザ。六ツ門商店街は庶民的な通りで、まだ昔からの店が残っています。この日はいつもより人出がありました。

 昨日は町はずれまで出かけました。農村部ではどこも麦の収穫の真最中でした。麦秋も終わろうとしています。最近は郊外をドライブすることも少なくなりました。車を走らせていると視界が開けて気が晴れます。でも、この数年は家に居る時間が長くなりました。

 

 

 

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