嫌札幌~札幌が嫌いなブログ

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札幌の社会性質が良い方向性に向かって変わる数少ない可能性とは4

2015年12月30日 00時46分41秒 | 嫌札幌
(続き)

高校野球で夏の甲子園大会と言えば北海道は弱小地区だったことをご存知だろうか?

北海道出身の方で以前から高校野球を見ている方はよくご存知かもしれない。

どれくらい弱小だったかというと甲子園大会の組合せ抽選会では相手が北海道のチームとわかると本州の高校球児達から歓声があがっていた程である。

それが2004年、2005年と夏の甲子園を連覇し、2006年にはあわや3連覇になりそうな準優勝を成し遂げたのが北海道の駒大苫小牧だったのだ。

それまでの歴史を振り返ると甲子園に出場する北海道代表校は1-2回戦で負けてしまうことが殆どだったので、これってかなり凄い。
(実は近年、またそういった状況に戻りつつあるのだがそれはまた別の機会で)

特に2004年の初優勝時のメンバーは本州から選手をスカウトしたわけでもない全員が北海道出身の道産子球児だったというから凄い。

内容に関しても、例えば冬期間のトレーニングも室内だけではなく雪がある状況下の中でも実践練習を行い、甲子園大会に現地入りした際には夏バテ対策に丼を必ず3杯食べさせるなどの対策をし、甲子園に出るだけではなく優勝するという意識を作り上げ、それを達成してしまうのだからやっぱり凄い。

もちろんその他にも北国ならではの環境を活かすべく様々な試行錯誤、工夫、努力をしてきたのだろう。

俗に言う雪国のハンデ、道民は暑さに弱い、北海道は優勝経験はおろか1-2回戦で負けてしまうのがセオリーなど、一般的にはマイナス要素と見られる要因を工夫と努力でマイナス要素ではなくしていったことで全国制覇を成し遂げたのが北海道苫小牧市にある駒大苫小牧高校だったと言えよう。

それまでは全国的にも無名に等しかった苫小牧の高校が偉業を成し遂げたのだから凄すぎる!!


ところで北海道の高校野球界を引っ張ってきた名門校は間違いなく札幌市のH高校だろう。

2015年現在で夏の甲子園全国最多出場回数36回というステータスを持ちながら1度も優勝経験が無く、近年の夏の甲子園出場大会でも5回連続の初戦負けであり、現在までの20年間を勝ち星に恵まれていないのがH高校なのだ。

H高校と言えば北海道の名門校でありながら高みを目指していくチームなので厳しいことを言わせて貰おう。

本来なら苫小牧(駒大苫小牧高校)ではなく札幌(H高校)が甲子園制覇を達成しなければいけない立場であり役割じゃないのか??
(札幌のH高校の指導者よ!!耳が痛いだろ!?)


という感じに苫小牧市内にある駒大苫小牧の実例に基づく偉業達成の話をしたが、無礼を承知で敢えてもう一つトドメの一言を言わせて貰おう。

苫小牧(駒大苫小牧)でそれが出来たのに札幌(H校校)にそれができないわけがねぇだろ!!
(札幌大好き札幌人よ!何か反論ある?w)

結論から言えば札幌(H高校)でもそれを出来る潜在要素は間違いなく持ち合わせているし、全国を相手にしても対等以上に戦える力があるのだが、札幌(H高校)ではそれが出来そうで出来ないのだ。

ズバリ、札幌社会らしい札幌特有の悪しき性質(悪い意味での保守、閉塞感、他力本願さ、受身気質、地元愛の履き違い、悪いプライドなど)の発揮が甲子園という全国で成果を出せない最大の弊害要因になっているのだと思う。

特に以前のH高校は意識の深いところで北海道制覇=甲子園出場という結果に慢心している傾向が強かったと思うし、

北海道の中で満足をして、外(本州)の野球を受けいれず取り入れず、かといって独自の工夫や改革を行わず、現代の札幌社会らしい札幌気質を発揮していることが結果的に甲子園という全国大会での空回り、遠回りをしてしまっているように感じてならない。

だから札幌(H高校)には出来なくて、苫小牧(駒大苫小牧)には出来たのだろう


(続く)