昨日の「怒り新党」の3大○○は面白かった~。
だってあの「ボブの絵画教室」だったんだもの
何度、真似してみた事か・・ぜんぜんボブさんのようには
いかなかったけれど...
それもそのはずボブさんの絵具は特殊な絵具だったのか・・
まるでトリックを見ているように景色が描かれていた。
「虚偽表記」なんていうトリックまがいなホテル・デパートによる
食材偽装。
ぞくぞく表面化したけれど、最初に公表されたホテルやデパート
のほうがイメージが悪く感じる。
後発はなんか得した感じ
伝統があり信頼を得ていた企業が多いだけに、頼れるのは
個々人の「見極める感覚」を身につけるしかないのね。
虚偽のくせに価格はそれ相当に高級だから怒り心頭
そんなStickな風潮に新風を起こし支持を拡大している「俺のシリーズ」
のフレンチに行ってみました
はっきりいって「どうなの?どうなの?大丈夫なの?」ってな感じで
捉えていて期待はしていなかったけれど、興味本位で臨んだわけ。
銀座店はほぼ新橋ってなロケーション。
予約は無く当初は立ち食いで、予約が必要な椅子席が開き次第
そちらにとご丁寧にもご案内していただけました~
最初にオリーブのお通しが出てきます。
メゾンカイザーのパンとトリフバターも注文。
これが一品300円台なんですからね~。
ウニのジュレ
臭みも全く無く美味しいじゃないか~、ウニ
ウニの下に隠れているトマトのソルベ的なモノがあってる。
リードヴォとフォアグラのポワレが900円
お野菜もたっぷりでクドさも感じず・・っていうかこれで900円ってね~。
噂の短角牛とフォアグラのロッシーニ風。
ちゃーんとフォアグラも美味しいじゃないの。
これが一番高くて1500円
ワインもボトルで2000円で、まったく問題の無いレベル。
デザートもふつうに美味しいし・・・
栗のプリンでした~
俺のフレンチ、銀座店は4時開店。
この日は5時に並び6時入店。
この段階で人気メニューはどんどんなくなっていくワケ
人気のオマールエビのグリルや人気デザートもソルドアウト
人気メニューを食べたい場合はとにかく早-い予約か早めに
並ぶ事をお勧めしますよ
>虚偽のくせに価格はそれ相当に高級だから怒り心頭
本当にその食材を使ったら、人件費とか光熱費とか場所代とかetcを加えて考えた場合、その値でも不可能な場合も多いそうで……。つまり、それ相当に高級な価格でも、実際にはかなり無理な場合もあるそうで……。
ただ同時に、その食材でそれは、ちょっと儲けているよなあ、ということも多いわけで……。
だから、その値で出せるとしたら、明らかにどこかに無理なことがあったわけで……。
難しいですね~
ど~考えても、これに人件費やらその他etcを考えると、これくらい高くなるのは普通だよなという認識も、我々には必用なのかもな~ということも、考える必要もあるのかなあと……。
難しいですね~
真面目に作ったものを真面目なところで真面目なサービスで食べるとしたら、やはりかなり高くなるのは、認識として持つべきなのかもと思いましたわ……。
煮え切らない話で、申し訳ないですが
>ど~考えても、これに人件費やらその他etcを考えると、これくらい高くなるのは普通だよなという認識も、我々には必用なのかもな~ということも、考える必要もあるのかなあと……。
ひょっとしてそれはお客が認識として持つ・・より提供する側の問題であり、提供される側の認識に頼るようでは
一流の企業であり老舗とは言えないのではないかと。
サービス業はあくまで裏事情ではなくサービスを提供しなければならないのですから。
この問題は企業として経営手法と「一流、老舗」としての
社会的責任という点とそれぞれを考えなければならないので、複雑になるんじゃないかな?
これだけのサービスと質と空間があるのだから高くても当たり前と考えてきたと思うのです?サービス料をとられても。
同じ素材でも技術、提供されるサービスに質で料金にも暗黙の了解があった。それで割高が客の度量で容認されてきたのではないでしょうか?
そこには一流と認識される店側のプライドが根底に無くてはならないわけで。
一例として伊勢海老が地元の特産でそれを目当てに客は来る、当然メニューに反映される。
観光地価格、一流価格やはり高いけれど、暗黙の信頼で客は容認してきたけれど、その容認には「採算性を考えると伊勢海老のはずはないよね~」なーんていう認識はあるわけはない。
それを客のニーズ、許容性につけこんで採算性という企業として無視できないファクターをすり合わせ、信頼よりも
後者を選択しているわけでしょ?
プライドがあるのなら「伊勢エビは特産ですよ~、でもね、こちらの海老もウチの厨房なら全く遜色はないんです!キッパリ」と公表してくれているなら、客は選択権があるのですから後は客側の度量に任せればいいんです。
と・・ここまで書いてこれって見なおすこと出来ないのね?コメント欄ねあら、まとまんないわ
唐突に結論。
今の社会は多様化し種種の飲食サービスが登場しており、そこに大企業になってしまっている「老舗であり一流であるホテル・デパート」の優位性をどのように経営として両立させられるか(採算性とサービス)?の過渡期にある事がこの問題を生んでいるのだと私は思うんであります。
今月の初めに友達とお節の話をしていて友が「三越で○○円で買ったお節よりその半額のコンビニお節の方が
見た目も味も良かったよ~」と話していました。
これなんですよね、一つは。
老舗という名前に甘えてるんですよ。
ホテルにしたって人件費、もろもろを考えれば個人経営のレストランより高くても当たり前というのはおかしい。
逆に、ホテルはいろいろな部門があるわけで経営のリスク分散が出来る訳です。
逆にリスク分散できない小規模なレストランは「良い物を提供する」これを破ればすぐにお客は離れてしまい、なりゆきません。
少々高くても「なりゆく」との認識の甘さと諸々を問題になっているホテル、デパートに求められる所でしょうね、過渡期なんですよ。
>提供される側の認識に頼るようでは
一流の企業であり老舗とは言えないのではないかと。
確かに、その通りですね~。
プラス、こ~んだけ真面目に作っているのだから、実は高いのは当然なんだぜと、生産者側がアピールするべきなのかもですね~。
今回の事件はある意味生産者のブランドも傷つけられたわけですから……。
色んな問題が複雑に絡んでいますね~。
例えば企業の存続には規模を大きくするそして経営リスクを分散し各部門の利益率を高めるって事です。
アメリカのスタンダードが日本にやってきて、デパート・ホテルも経営強化の為に資本提携や合併などを行ってきました「阪神阪急ホールディングス」なーんていうのが出来上がってますもんね。
存続の為に規模の経済を踏襲していて、やはり利益第一にならざるを得ない現実があります。
そこでは今まで培われてきた伝統・信頼・プライド等の要素は踏襲されずに各部門が利益率を高める為だけに必死になっているっていう事なんでしょうね。
飲食に関しては2極化されるのではないでしょうか?
伝統などが薄れ規模だけが残るホテルなどの形態と良心的で熱意のある飲食店。
前者にはチェーン店も含まれるかな?上にも下にもぶれず安定供給的な飲食。こういう大手は生産者と手を組んで安全で美味しい物を比較的安価で客に提供できるというメリットがありますよね?
私が心配なのは良心的な飲食店かな?
ここに取り上げた「俺のフレンチ」のように客の回転は望めないので、良心的であればある程、経営は難しいですよね~。かなり高額に価格設定しても難しいでしょう。その負担を他の部門に転嫁できる規模は無いわけだし。
>今回の事件はある意味生産者のブランドも傷つけられたわけですから……。
架空の生産者やブランドまで作っちゃってんですから、真の生産者の問題ではないような?
真面目に作っているものは高いし美味しい・・これは悩ましいですね