Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

春の歌とお花見自粛発言。

2011-03-31 11:24:42 | 音楽

そりゃあね、こんな大震災の余波が続いていて、原発問題だって東電の
首脳が数カ月から数年続くなーんて事を言っているのだから、呑気に
「お花見でもしますか」ってな気分にはならないよな~。
でもね、馬鹿騒ぎはしなくてもお花見は出来る訳だし・・・てか、したいし・・・
石原慎太郎東京都知事は「お花見を自粛すべき」等とおっしゃった。
「戦時中も同胞が痛みを分かち合い・・・」とかなんとか・・・

動植物って見ているだけで癒されますよね~フラワーセラピー
というジャンルだってある訳だし。どこかでお花見弁当なんか買っちゃってさ、
缶ビールもついでに。もちろん自分でお弁当を作るのも良し。経済活動にも
貢献するし自分を癒す事にもなる。もちろんまだまだ癒しから遠い所にいる
被災者の方を思えば贅沢とも思うけれど、日本全体がいつまでも喪に服していたら
この国は永遠に喪に服しちゃうものね。

夜桜のライトアップは電力の問題で出来ない・・・それは分かる
トイレを被災地に持って行っているので大勢の人には・・それも分かる
でもね、都知事自らが上から目線で「お花見は自粛するのが当然」とは
まったく都民や日本国民を馬鹿にした話だ。
どれだけ、2次災害ともいえる自粛ムードの中で自営業者を中心に産業を
動かす人々が疲弊し、持ちこたえられないでいる事を知事だってわかって
いるだろうにこれは日本のみならず、海外の経済に迄影響を及ぼして
いるのだから。このままずるずると世界経済を負のスパイラルに引きずり
込ませてはいけないのだ

などと怒っていたら感傷に浸って春の歌なんか唄っている心境じゃなくなったな。
昨日、朝起きて窓を開けたらウグイスが鳴いていて、どうもウグイス嬢は
我が家の前の木を常木と決めたようだ。お日様が春の柔らかさを外気に与えて
なんとものどかな外を見ていたら「被災者の方はこんな暖かな春が訪れると
毎年悲しい気持ちに襲われるのだろうな」と思った・・・

そしてあるメロディーが頭の中に流れた。元かぐや姫の山田パンダさんが
唄っていた「こもれ陽」という曲だ。パンダさんってお世辞にも歌が上手とは
言えないけれど、味があってかぐや姫の中で今でも残っているのはパンダさん
の曲なのだ。

加川良さんだって昔唄っていたじゃありませんか「だって歌の上手い人にーぃ、
イイ人っていなかったよね~」って。

4月といえば、大好きなサイモンとガーファンクルの曲。

この「4月になれば彼女は」と「スカボロフェア」は私の中で甲乙つけがたい
TOP2なのだ。
春の歌って希望に溢れる物も多いけれど、寂しい曲もけっこうあるんだな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。