時系列は多少前後し、松山城見学の後、道後温泉入浴前に昼食をとりました。
事前に調べていたうどん、ラーメン、松山の郷土料理を食べられる店の中から
私とR以外はうどんをセレクト。
松山で一番評判が高く、本場讃岐にも劣るとも勝らない・・ではなく勝るとも劣らないと
評判の「ばちこい」へ
「ばちこい」って野球用語なんだってバッターに対して「バッチ来い!」
「打ってこれるものなら打ちやがれ」ってな意味だとか。
私とRは郷土料理が食べられる「すし丸」というお寿司屋さんに行くつもりだった・・
松山には「松山鮓」という郷土のチラシ寿司があり、五色そうめんや鯛飯と共に
味わえるそうで。
うどんが食べたいと言っていたトラマルコが食い意地が張っている私と同じ
水瓶座らしく「寿司もいいな~、じゃあうどんを軽く食べて寿司も食べよう」
という事で、私とRも「ばちこい」に行くことになった。
松山城からうどん屋に向かう途中、もうすぐお昼というタイミングでトラマルコが
どうしても「坂の上の雲ミュージアム」に行きたいと言い出した・・このタイミングで
一人だけ見学に行き、私達は例のフランス風洋館「萬翠荘」で待つ事に。
そこから電車に乗りわかりにくい場所にある「ばちこい」に辿りつく。
人気店で次から次とお客が来たけれど、ラッキーにも2階席が空いていた。
釜玉。
天ぷらと冷あつ。
ビールのつまみのおでん・・つまみ類も豊富。
ばちこいうどんはかき玉と梅干。
そして私はいつものひやひや。。。
うどんの麺そのものが美しいね~
あーーあのうどん評論家のエルトンさんに見せたかった位のビジュアルだわ
結論・・・麺はとても良い腰もありツルツルっと滑らか。冷たい麺だとその良さが感じられる。
麺そのものの旨みがある。
お出汁はイリコが効いているのがわかるけれど、いかんせん、甘い・・・
温かい麺のお出汁も甘い・・・
お醤油がとても甘い九州のうどん、または西日本のうどんでも感じすぎる事のない甘さを
讃岐うどんは感じるんだよな~。ラーメンしかり
もう少しすっきりしたお醤油を使えば満点なんだけどな~
なのでここでの正解は麺の美味しさを堪能できる「釜玉」でしょうね
これだとかけ醤油の甘さと絶妙にマッチしてとても美味しかった
このうどんが来た時点でゆうに1時は過ぎていて、私が行きたかった「すし丸」の
ランチは2時までなので断念、ここでゆっくりする事にしました・・・
今回の旅の最大の後悔は松山鮓を食べられなかった事・・・
これを堪能したかった~
地元のお客が多く、殆どの方はざるうどんを食べていたので、それが
一番の正解なのでしょう。