Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

東海道四谷怪談を歌舞伎座で見る。

2013-07-29 08:35:53 | TV・映画の感想、書評など

土曜日の隅田川花火大会は、前代未聞の中止を余儀なくされた
大会として、ユーチューブなどでも、その惨状が話題だった
昨日、陣取ったところを通ると、清掃中で設置されたゴミ箱には
レジャーシートがいっぱい
急激な雨の来襲で、敷物は置きっぱなしで、逃げた人が多かったのだろう。
浅草駅も雨宿りの人でごった返し、入場制限をしていたそうだ。

隅田川花火大会はもともと両国の花火大会に端を発している。
もちろん江戸時代からのもの。

そのお江戸で元禄時代に4代目鶴屋南北によって書き下ろされた
「東海道四谷怪談」が今月の歌舞伎座、花形歌舞伎の演目だった。

この鶴屋南北は日本橋生まれで、墓所はウチの近く、業平の
春慶寺というお寺なのだ。
落語では怪談話で有名な三遊亭円朝がこの話を広めた。
武家で起きた事件をもとにしているらしいです。

とにかく、日本で一番有名な怪談ですよね

ひーさしぶりの歌舞伎観劇。
なんたって歌舞伎座の建て替え期間は全く見てはいないのだから。

歌舞伎座前はよく通るけれど、中に入るのは新築後初めて

お岩さんを演じる菊之助は初挑戦です。
でも江戸時代の初演の時にもお岩さんを演じたのは尾上菊五郎という事で、
演じるべくして演じたってとこ?

で、席はいつもお気に入りだった2等桟敷。

旧歌舞伎座の時と違い、もう一段上に設けられている桟敷でした。
なので、以前と違い、全く花道は見えません
次回からはこの一段下狙いだな・・しかしこの席は何等になるのだろうか

さすがこけら落とし興行で60億円も売り上げたという歌舞伎座。
この千秋楽も満員御礼でした。

この四谷怪談の見所は菊之助の早変わり。一人で男女3役を演じて、
女性から男性になぜにこんなに早く変われるのとビックリ(゜o゜;;

それに本所蛇山のくだりでは庵にかけてある提灯が燃え、その中から、
お岩さんが現れびっくり
あれ、本当に燃えてたと思うよ。

伊右衛門の夢の中で菊之助と染五郎(伊右衛門)が蛍舞う川原で
でお互いを見初める場面・・・と思うの舞があるのだけれど、
菊之助は相変わらず、純な乙女を演じられる事に感心

しかし歌舞伎座は本当に綺麗になりました。
天井などもとても綺麗で・・・

2階ロビーの絵画も美術館にいるようでした。

ただ歌舞伎座入場者以外でも利用できる地下の売店が出来たためか、
入場後の売店が思ったよりも狭く感じました。

またお正月くらいにでも行きたいな!

 


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