渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

使えるナイフ ALTEMA

2021年03月15日 | open
 
 
この謎のナイフ ALTEMA は本当に使える
ナイフだ。申し分なし。
とてつもなく出来が良い。
案の定、ナイフ好きの人たちは見逃す筈
もなく、最近再販されたのに即売り切れ
になった。第2ロットも第1ロットと同じ
く即完売だ。
鋼材はヨンヨンマルC。実績のある鋼材
で、安定感がある。
このナイフは近年まれにみる「よく出来
たナイフ」といえる。
欠点が見つからない。
スタイルシルエットと構造はバークリバー
の廉価版のような感じ。
ロックウェルは研ぎ味からすると59位だ
ろうか。
昨年8月の販売開始の時には販売元の
住所も名称も秘匿していた。
しかし、今はウエブも開設して日本の
法律に違反しないように特定商取引の
表示をしている。販売店は福岡県飯塚
の住所だがドメイン取得者は大阪駅前
のビルの住所で。
 
昨年12月に発売された国産ナイフで素晴
らしい出来のナイフがユニフレームから
自社ブランド名を冠してリリースされた
UFブッシュクラフトナイフだ。

これは良い。国産マスプロメーカー初の
ブッシュクラフトを銘打ったナイフだが、
かなり気合い入っている。よくリサーチ
して研究開発されているナイフだ。
これまたおすすめ。製造は岐阜県関市の
刃物メーカーで、販売が新潟のユニフレ
ームからとなる。優等生すね、このナイフ
は。ロックウェルは研ぎから判ずるに凡そ
57位か。58あるかないかだと思う。
サッと刃が付くのは野外用としては有難
い。
こちらはALTEMAと違って供給が安定して
いるから、安心して買い求める事ができ
る。今大人気で供給が追いついていない
ようだが、きちんとした会社であるので、
そのあたりは ALTEMA とは立ち位置が
異なる。
 
ここ一年以内で見知って所有して使って
みて別格だったのがこれ。


飛行機墜落して生存していたら、これ一丁
で生き延びてちょと兵士に支給されるス
ウェーデンの軍用ナイフ。製造は日本、
岐阜県関の服部刃物。
これはですね、全方位的に別格でした。
格が違い過ぎる。
キャンプナイフとしてもブッシュクラフト
ナイフとしても最高。これこそが真のサバ
イバルナイフです。
「これ一丁で生きよ」。その要件は全て
満たしている。航空兵のお供なのだが、
儀礼刀のようなものでないとこが良い。
名誉や勲章では死地や修羅場では生き残
れない。プライドや階級や地位や現金など
は、サバイバルの現場では何の役にも立た
ない。生き残る者が生き残る。獣の腐肉を
食らおうとも生き残る。
実用主義一点張り、まるで戦国時代の日本
の戦場刀の同田貫のようなナイフがこれ。
他とは比べようもありません。
存在が「別格」なのだから。
このファルクニーベンのF1をあえて形容
するならば、「究極至高を超える天上
ナイフ」。
海原雄山や山根士郎たちよりも遥か彼方
の天空の上ね。元々が空飛び用だし(笑
鋼材は日本の武生のVG10。ハットリ
さんのお得意の鋼材ですね。
この鋼材、べらぼうに切れます。

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