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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

メッシュキャップ

2023年06月19日 | open


夏場、後前に被ってヘリパイ
ロットメットのインナー代わ
りにしているキャップ。

メッシュのスポーツユニフォーム
やウエアや帽子を考えた人、天才。
めちゃくちゃ涼しい。
てか、大元は考えたの多分日本人
あたりだろうと思える。
絽の羽織や着物はかなり古くか
ら日本にはあったから。
完璧な夏着。スケスケガーゼみ
たいな反物なのよね。
そして、羽のように軽い。
旗本や各藩の上級武士たちの夏
着の定番だった。シルク。


1990年代初期には、私は東京の
道場仲間たち同士で反物から夏
用の絽の稽古着を仕立てて作っ
てもらい、それを夏場には愛用
していた。
まだ国内では絽の稽古着などは
全く存在しなかった。
東京都内でも、絽のイアイ着な
ど、着ている者は我々の道場の
人間だけだった。
500名以上の参加者のあった都
の大会で我々だけだったのだか
ら間違い無い。我々以外には見
た事なかった。
現代はいろいろ多くの武道用
が存在する。

今では絽は坊主も着ている。


ライディングウエアでもメッシュ
の物が今は多くある。
ラジエター効果で風を受けると
寒い程に冷える。
夏場はこれ。
だが、夏の夜走りにはすすめな
い。冷えすぎるのだ。


今は良いウエアが豊富だが、意外
にも知られていないのは、夏でも
革ジャンは暑くはない、という例。
あれ、直射日光が中まで入らない
からではなかろうか。
1980年代の乗り屋は真夏でも
革ジャンを着ていた。
峠では真夏でも革ツナギ。
前を少し開けるだけで、めちゃ
くちゃ風が抜けて涼しい。
昨年のGPでは前を開けたはいい
が、閉まらずに背中が膨らんで
ペナルティを食らっていた選手
がいた。安全性確保義務違反と
かで。200km/h以上の走行では
ジッパーをしめられっこない(笑
清水国明なんて、鈴鹿4耐のスト
レートで両足開いたら戻せなく
て焦りまくったいう事があった。
風圧なめたらあかんて。
ストレートではベタ伏せの上体
を起こしただけで何十キロも減
速する位なのだから。

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