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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

bank=バンク ~ビリヤード~

2022年05月12日 | open
 
 
ビリヤードでクッションに玉を
当てるショットをバンクショット
と呼ぶ。
それは何故か。
 
それは、ビリヤードが野外で行わ
れていた1600年代以前の名残り
で、そのまま21世紀の現代もそう
呼ばれている。
バンクとはこれの事。


















小川などの土手っぷちの事。
大きな河川の堤防の事ではく、
いわゆる土手っちょの事。
 
こういう人口垣もバンクと呼ぶ。


これは幕末に日本の長崎に伝わった
ビリヤード台。台の縁はもろに
バンクぽい。



 
後に二輪車用にゴムが発明されて
からはゴム仕込みのクッションが
登場した。
また、日本の最幕末はタイムリー
にゲートあり穴ありの台でメイス
というオールのような棒で
撞く
ビリ
ヤードと、ゲートが無く
なり道具も
棒だけになった新
登場のキューという道具で
玉を撞くビリヤ
ードの図が残
れている。
ビリヤード種目と台が短期間で
変化した時期の様子を日本の史料
がカラー絵図で伝え残しているの
である。

漢洋長崎居留図巻 

まだメイスと呼ばれたオールの
ような道具でゲートを通すよう
に玉を打ち転がしている。

唐蘭館絵巻

壁には棒のみになった新登場の
キューがぶら下げられている。

ビリヤードは産業革命により、大
きく数百年来の様式に変化が起き
た。
1600年代の屋内競技化以前は、
ビリヤードは野外競技として紀
前からの歴史
あり、紀元前
500年代の
記録が確
認されて
いる。
かけっこと並ぶ、かなり古い競技
だといえる
 
 

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