
静かな「映画」である。
涼作。
監督、三島有紀子。
インターネット時代。
一日2本観たら、年間700本以上
の映画を観られる事になる。
良い時代だ。インターネットの良
い点。
他は汚れ切った事に悪用する族が
跋扈する悪弊社会を潤滑させる効
果ばかりが目につく。
人の心が汚れ切った時代。
元々汚れ切った人が悪用するのか、
利用方法を間違って、そのまま人
である事を捨てて死んでいくのか
は私は与り知らない。
劇中の「人では無くなる」太宰の
言葉などは空虚にしか感じさせな
い今の世は、この物語が文学が
清涼さを持つのは「過去」として
しか設定しえなかった原作者三上
の感受性を反映させている。