私は1970年代はずっとアライ
使用だったが、後にNOVA→
SHOEIに移った。
今でも一番ショウエイのメット
が好きだ。
実は1960年代末期~1970年代
末期の学生ウンドのにーさん
たちはショウエイドカヘルを
被る人たちも多かった。
元々は工事現場の安全帽屋だ
ったから、1970年代にもショ
ウエイのメットは多く出回っ
ていた。ウンドのメットとい
うのは年代物が多く、1970年
代末期でも10年前の残存ヘル
をまだ使うというケースが非
常に多かった。
そして、たとえば、銀ヘルで
あろうとも、剥げたら下地に
赤が出て来たり、黒がさらに
その下にあったり、その下に
は青があり、全部色が剥げた
ら実は白ヘル、なんて事もザ
ラにあった。他セクトとの戦
利品を10年以上使いまわし、
というように。
そうなると安全帽の意味ない
のだけどね(笑
1960年代末期物は、帽体の
周囲の縁に紐が5センチおき
くらいで縫われた物で、こ
れが1960年代の定番だった。
紐でインナーと連結させず
に外周がつるんとしたドカ
ヘルの登場は1970年代中期
以降だ。
そのため、1960年代末期の
国内状況を描く映画などに
登場させるウンドメットは
現物がもうないだろうから
外周を太めの丸紐で縫う加
工をしないとリアル感は描
写できない。インナーの頭
部保護のフロート部は全部
布紐が1960年代末期ドカヘ
ルの定番でもあり、樹脂製
の平べったいライナーは無
い。基本的にサイズ調整が
全くできないのが1960年末
期に東大安田砦前に集合し
た学生たちのドカヘルの定
番だった。
その後、インナーは布紐の
まま、帽体の外周に紐縫い
ではないツルンタイプが70
年代に登場し、やがて完全
に樹脂の平板物ライナーに
変化して、それがほぼ完成
形として現在に至る。
ドカヘルにも歴史あり。
(ジョン・レノン)
ショウエイは私が高校の頃
に二輪専用の独自メーカー
として本格的に展開しはじ
めた。
当時の二輪界での印象は決
してトップクラスの一流ど
このヘルメットメーカーで
はなかった。
レース用のヘルメットは海
外製が圧倒的に良質物で、
日本では唯一アライのみが
新井商店時代から研究開発
が進められて良質製品を作
っていた。
1980年代に入ると、様相が
一変する。
アライを使う世界グランプ
リライダーが爆発的に増え、
世界グランプリレースで新
進気鋭のショウエイも幅広
くライダーへ供給し始めた。
日本製の車両が世界一にな
る時代には、日本製の周辺
製品も格段に良質化し、ジャ
パンアズナンバーワンの時代
を築いた。
国産ヘルメットの雄はアライ
とショウエイという図式とな
ったのだった。
アライとショウエイのヘルメ
ット造りのコンセプトは異な
り、同じ安全性を確保するに
も、SHOEIヘルメットは一般
公道ユースにも焦点を絞って
レース用とは別物路線として
アライよりも広範に展開して
いる。
1980年代には、世界グランプ
リでも被れるレース用を公道
でもごく一般的にごく多くの
ライダーも被っていた。
これはアライもショウエイも。
だが、現在はレース用は特化
させて金額もかなり高額にな
っている。
そして、一般公道用はそこそ
こリーズナブルな金額には
押さえているが、それでも今
の時代にはヘルメット1個が
6万円~8万円ほどはする。
1980年代はWGPで使えるヘル
メットでさえ3万円程だった。
1988年で月給30万円だった
勤め人が現在月給が75万円に
なっているだろうか。否だ。
国民平均所得は1980年代より
増えるどころか低下している。
少子化であるのにだ。
だが物価は上昇の一途。
現在の物価上昇は異常である。
というか、先進国では日本だ
けが経済が低迷している。
つまり経済対策は全く国にお
いて出来ていないのが日本。
無策。
いや、支配層は策は都度弄し
て来た。
アベノミクスのような出鱈目
が実現させたのは経済格差を
広げ、国内で大企業や富むべ
き層のみ富ませ、圧倒的大多
数の人数の国民勤労者は苦し
みあえぐ状態にした現実しか
無い。
ヨーロッパなどは日本人の
平均収入の遥か上を行く。
欧米の勤労者の月給平均など
は70万円~80万円だ。
通常、そうなっていないとお
かしい。国の運営としては。
誰がこんな日本にした?
それはそれ、日本国民たちが
大好きな政権与党と政財界の
お歴々がそのような国にして
いる。
つまりは、日本国民が自分で
今の状態を選んでいるという
事。
くそみたいな人間が選挙で返
り咲いたり、情報操作で洗脳
された愚者たちが何が何だか
も自分の頭で考えられずに選
挙権を行使すると今のような
世の中になる。
なるべくしてなった。
国民の生活が世界先進国レベル
で日本が異常な数値で苦しいの
は、それは日本人のせいだ。
馬鹿を選ぶとバカな国になる。
これ、当然の天の理。
二輪車両のほうは価格抑えは
メーカーさんは頑張ってると
思いますよ。人件費削減の為
に海外拠点に生産基礎を置く
という資本主義≒帝国主義的
生産構造では限界あるけど。
理由は第三世界が発展して先
進資本主義国化したらさらに
ほかの発展途上の国に移動し
て生産、という繰り返しをや
ってどうにか命脈を保つのみ
が基本構造なので、全世界が
豊かな国になったら、そのよ
うな経済侵略システムでは
たちゆかないから。
資本主義というのは高度に発
達すると帝国主義段階に入る
のだけど(現行はそれ)、そ
の国家体制は軍事的ならびに
経済的な弱者国家への侵略と
搾取収奪によってしか成り立
たない。
これは19世紀に産業革命が新
興して以降の列強各国の社会
構造の鉄板として現在まで存
在する。
そして利権の分捕り合いが帝
国主義国家段階に移行した国
家間で必ず起こる。システム
としてこれはもう必須必至の
現象として発生する。水利争
いのようなものの大国家規模
での国家間利権争いが戦争と
いう手段での解決をみようと
して必ず起こる。
だからWW2という世界泥棒
合戦が発生したが、この先も
同じ構造にさらにタチの悪い
偽赤国家や元偽赤国家とイス
ラム教圏が混じって利権争い
が確実に軍事的な形態を伴っ
て発生する。主義主張とかで
はなく構造として。
そのうちWW3は起こるでしょ
うね。
資本主義というのはそろそろ
もう限界。
ただし、マルクスが予想した
ような事にはならない。
資本主義国家群の首脳たちが
過去を学んで自己回避力と手
法を見つけたから。
それは平和や経済援助や環境
保護を名目にした新侵略方式
というものを。
最近では偽赤帝国もそのやり
口を模倣してアフリカを足掛
かりにアジア全域に根を張ろ
うと画策し、あらゆる手段で
その方針を実行している。
日本などは国土そのものが
どんどん買い取られているが、
国も全く手を打たない。
今、それらが化け物となって
欧米のみならず地球上を席巻
している。旧体制の西も東も
ない。すべて同族だ。世界支
配を狙う者たちとして。
苦しむのはいつも被支配層の
人民だ。
だが、被支配層は自分らが支
配されているという階級意識
さえ消滅させられ、一から十
まで洗脳漬けである事を自覚
もできない。
万国の労働者、半ケツせよ!
とかやっても、それらのネオ
支配層勢力には多分負けるだ
ろう。
半ケツはとても大切なんだけ
どね。
半ケツ。