渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

坂の街 神戸

2023年10月01日 | open

 

坂の街、神戸。
横浜以上だ(笑



私がいつも走っている峠は
勾配が12%だが、それでも
滑り台みたいなのに、24%
勾配が序の口などというのは
かなりハードな地形だと思う。
住むとこまっ平族の埼玉県人
や茨城県人が神戸に転居した
らどう思うのだろうか。

生活圏で30%坂なんてね、
尋常じゃないですから。


ただし、30度ではないので。
30度というのは、もう壁。
スキー場の急斜面や旧富士
スピードウェイの第1コーナー
のバンクが30度。
FISCOのバンクは閉鎖されて
すぐ後の70年代中期に勉強
のためにチームオーナーや
後に筑波のオフィシャル長
になった人に連れられて現
場見学したけど、ほんとに
壁だった。「壁だよ」とは
聞いていたが、想像したよ
りも遥かにそのロードは壁
そのものだった。山の舗装
法面のような。




神戸の坂、30%で驚いては
いけない。
50%の坂もある。生活道路で。


ただ、坂のある街に住んで
いる人たちは、坂を嫌って
はいない。あるのが当たり
前だからだろう。
それは湘南横浜の坂の町で
育った私にはよく解る。
坂道が生活に溶け込んでい
るのだ。




坂の街ライフは結構いい。
坂道はきついが、景観に変化
があって楽しめる。
そして、諦めずに登って行け
ば、そこに世界が広がる。
坂道の街は人の人生のようだ。


この回のケンミンSHOWは
何だかじんわりと来た。
特に最後の坂の上の幼稚園
に通う園児たちの歌。


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