渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

出立の時間帯

2023年09月12日 | open








出発は夜明け前。
走り仲間たちと合流してから
の出立は夜明け
と共に。
まだ陽は昇らない。

道行きは、早い時間帯では
日が変わってすぐの頃に立
つ場合もあるし、前日の深
夜に出発する場合もある。

但し、長距離走行の前日は
しっかりと睡眠は取る。
ロングランでは睡眠不足は
危険を招くから。

この画像の日は日帰りで1日
750kmを走った。
高速道を使う弾丸ツーリング
の弾ツーだからできる。
下道一般道では制限速度の
関係から物理的に不可能だ
ろう。
つまり、高速道路走行可能な
125cc以上の自動二輪でないと
できない日帰り走りとなる。

下半身の決め所はキュッと
締めてマシンをホールドし、
上半身は超脱力させている
乗車走行フォームなので、
たとえ700km以上走ろうとも
身体はどこも痛くならない。
これはセパハンマシンでもだ。
腰が痛い、手が痺れる、肩が
こる、首が痛い等々はあり得
ない。
二輪の運転は、弛緩脱力と
緊張瞬発の連動と連鎖であり、
それの適切な使い分けだ。
つまり、二輪はライディング
そのものが「運動」なのであ
る。空間移動手段の乗り物で
はない。それをしたいならば
四輪を選ぶべきだ。
二輪には「操縦」が絶対に必
要であり、操縦者は車両に載
せられて移動する積載物では
ない。

ロングライドでのハンドル
保持にも特別な操作をする。
これは昔の峠ライダーもよく
やっていたが、スロットルは
丸く握らず、あたかも挟むか
のように、例えるなら指の根
元で摘まむように保持する。
そして、アクセレーションは
筒を掴んで「回す」のではな
く、人差し指側と親指側で
逆方向にスライドさせるよう
な心持ちでスロットルを開閉
させる。
スロットル固定ヘラなどは右
手が本当にお馬鹿になるので、
たとえツーリングだろうと使っ
てはならない。あれは馬鹿右手
製造器具だ。微細なアクセル
操作なくして二輪の操縦は
あり得ない。
なお、超高速度域と、低速で
あってもツイスティなロード
では右グリップは筒状包みで
保持する。
だが、全圧で握りしめる事は
絶対にしない。
全圧握り込みなどしたら、
速度域に関係なくスロットル
操作ができなくなるからだ。
手の内の操作大切。

しかも固着させない。
左右旋回時には可変の手の内
を使う。


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