渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

揺籃期の日本のオートバイ

2024年03月02日 | open


ホンダTL125バイアルス(1973年式)

まだ市販公道オートバイがカ
テゴリーごとの二輪の
細分化
スタイルを確立してい
ない時
代のオートバイ。

ぼっこしとオフロード車なの
に、スタイルがロードのカフェ
タイプぽい。
端的に言って、カッチョいい。
そして、トライアル車なので

ステップがズドンと後ろで上。
公道ロードモデルのバックス
テップよりもかなり後ろで上
に位置している。
跨って走ると、競馬馬のポジ
ションみたいな感じになる。
着座すると膝は極端に曲がる。

正座しているかのように。
基本、悪路を超低速で立って
乗る設計
ポジションになって
いる。

最初からバックステップ・・・。
これは、カフェ風にいじる時
に大いに使える(笑
カフェタイプといっても、ロ

ードレーサーではなく、悪路
走破系のロードモデルである
スクランブラー系として。
そちらの方向性でまとめるな
らば、このキャラ
メルタイヤ
のままでいける。

尤も、ホンダ2ストロード
レー
サーの傑作車といえるMT125R
は、
エンジンとかは元々はオフ
の物をロードレース用に変更
した物だった。オフとオンのカ
テゴリーでの技術の互換。

1970年代のMTは本当に名車だ
った。最高。

後継機種はRS125R。これまた
名車。1980年代~2000年代に
は世界グランプリを席巻した。


MT125R 1977




この記事についてブログを書く
« 滞在 | トップ | グーグルマップで見つかった... »