ホンダTL125バイアルス(1973年式)
まだ市販公道オートバイがカ
テゴリーごとの二輪の細分化
スタイルを確立していない時
代のオートバイ。
ぼっこしとオフロード車なの
に、スタイルがロードのカフェ
タイプぽい。
端的に言って、カッチョいい。
そして、トライアル車なので
ステップがズドンと後ろで上。
公道ロードモデルのバックス
テップよりもかなり後ろで上
に位置している。
跨って走ると、競馬馬のポジ
ションみたいな感じになる。
着座すると膝は極端に曲がる。
正座しているかのように。
基本、悪路を超低速で立って
乗る設計ポジションになって
いる。
最初からバックステップ・・・。
これは、カフェ風にいじる時
に大いに使える(笑
カフェタイプといっても、ロ
ードレーサーではなく、悪路
走破系のロードモデルである
スクランブラー系として。
そちらの方向性でまとめるな
らば、このキャラメルタイヤ
のままでいける。
尤も、ホンダ2ストロードレー
サーの傑作車といえるMT125R
は、エンジンとかは元々はオフ
車の物をロードレース用に変更
した物だった。オフとオンのカ
テゴリーでの技術の互換。
1970年代のMTは本当に名車だ
った。最高。
後継機種はRS125R。これまた
名車。1980年代~2000年代に
は世界グランプリを席巻した。
MT125R 1977