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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

良質材の音

2022年03月10日 | open

ビリヤード台のある宿に泊まって
観光する旅~ビリ宿~ 熱海風雅
早朝マスワリ編


ハウスキューだろうが、高級キュー
だろうが、良質材であるか否かは
確実に存在する、という事につい
て。


土方プロも「水平が出ている素晴ら

しいコンディションとこのキュー」
というように、台とハウスキューを
評している。

そして、この温泉ハウスキューなの
だが、めちゃくちゃ澄んだ良い音が
している。

この画像の6番ショットの時にそれ
が顕著に現れている。
良材の目が詰まった芯のある音。
私がよく言う「澄んだ音」とは
こうした濁りのないキューンという
ような高音の事で、この音質を出す
材のキューのキューはめったに無い。
キューの値段は一切関係ない。
材のランクも関係ない。AAA材

だろうと、作ってみたら澄んだ音
がしないケースもある。
キュー全体を作って撞いてみないと
その材料の音質は最終的に判別で
きないからだ。
日本刀と同じ。

出来上がって試してみないと、一切
判別ができない。
こうした良性個体を切断してバラ
ブシュカはキューをコンバージョン
で作ったのだと思われる。
今でも全世界のプールキューの中で

最高の撞き味は半世紀以上前のバラ
ブシュカといわ
れるのは、そうした
背景があるからだ
ろう。
バラブシュカはストラディバリウス
なのである。唯一無比。誰も彼を
超えられない。





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