渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

外国人アルアル

2021年03月24日 | open


こんなツケ場、日本全国探したってどこ
にもあるもんかっつーの。
外人さんに多いよね。日本を知らずに
ナンチャッテする人ら。
よく日本大好きとか言ってる外人武道家
の多くがお辞儀する時に両手を合わせた
りする。やめんか、たわけ。ふざけんなっ
つーの(笑

この画像のような寿司屋のツケ場もなけ
りゃ、こんな店員たちもニッポン全国どこ
探してもいやしやせんぜ、監督の旦那。
まあ、なんてのか、中華飯店みたいな建物
が並ぶ江戸の眼前に富士山が出てくるあの
「ラストサムライ」の御粗末さみたいな
ズレズレの認識は、表現者たる外国人映画
人にもとても多い。
日本を知悉してアキバでオタフィギュアを
買いまくるタランティーノみたいなのと
か、デーブ・スペクターとか村雨さんの
ように本当に日本を知ってる人たちは少な
い。特に英語圏では。
今でさえそれなんだから、40年前のおいら
が学生の頃、来日するアメリカ人はほんと
にまだ日本にニンジャがいるとか思ってた
りした人ばっかだったというのが実話って
の、わかるでしょ?
大陸中国人がみんな人民服着てチャリ乗っ
てた時代ね。台湾中国は日本と変わらな
かったけど。
日本には芸者はいたし今もいるけど、忍者
なんてのはいねえし。
元々いない、忍者は。そりゃ昭和時代の
モノカキの造語だっつーの。

笑えたのが、真剣康宏刀ばかりを使った
ハリウッド映画の『SF ソードキル』ね。
戦国時代に氷に閉ざされた武将が、現代
(1981年)に発見されて、アメリカの研究
所に冷凍保存のままやってくる。
そして、それを博士が目覚めさせるのだけ
ど、まるで白人たちは類人猿を扱うように
日本の武士に対して知能検査とかやるの
よ。
その武将ヨシミツの役が藤岡弘、さん。
で、街中に脱走して、街でチンピラたちに
絡まれていた退役軍人の黒人の老人を助け
る。チンピラたちを滅多斬りにして。
そこで、老人は「太平洋戦争の事は忘れ
よう」と笑顔でヨシミツをロスの寿司屋
に連れて行く。
で、そこの店員は見るからに中国人だ。
話すたどたどしい日本語が明らかな中国
訛り。ミフネトシロシッテマスカ、みた
いな。
戦国時代に握り寿司などは世界中どこに
も存在しない。
ヨシミツは、「ここはどこじゃ」と言う。
そして、勘定として小判を投げる。
いつの何小判なのよお(笑
てか、なんで戦国時代の武士が小判を持っ
ているのよお。
もうね、すべてデタラメ。
アメリカ人や外国人の日本観なんてそんな
もん。
もしおいらがアメリカ人に対してロスで
「ヘーイ、カマン、どうして幌馬車が走っ
ないんだ?」と言ったら笑われるよ。
イギリスやドイツに行って「なぜ白いレゲ
エ頭のカツラを皆さん被ってないの?」と
かさ。
でも、そういうことを外国人はやってのけ
る。『燃えよドラゴン』にしても、袴の
履き方知らないから、日本人役の悪者は
全部後前に履いてたしよー。
また、そういう無知につけこんで、国家
ぐるみで国民に日本人は悪人で鬼だと洗脳
する悪意ある国もすぐそばにあっけど
よー。
ありゃ、戦中の日本の「鬼畜米英」の真似
だろね。日本人も大たわけだから、英米人
は怖い天狗のごたるち思っとったばい、
ですと。
無知ってこわいもんだ。冷静に自分の頭
何がどうなのか考えようとしないから、
すぐ洗脳される。今の日本人も。
ネットやSNSで集団ヒステリーとかね。
集団で人殺しさえやってる。扇動者に踊ら
されて。

あるアメリカの白人がかなり昔にうちに
遊びに来たのね。
レプリカガンならあるよ、とピースメー
カーを見せたら、おお!と目の色変えた。
で、渡したら、銃なら詳しいぜ、とか言っ
てチャップマンホールドで構えた。
よせよ、と言うと、なんで?と言う。
この銃はこうだろ?とリグ巻いてファース
トドロウをブランクカートでやって見せ
た。そして、ファニングしてからスピン
させながらホルスターに納めた。
そしたら目ん玉ひん剥いてた。
なんで、日本人のお前がそんなこと知って
るのか?と。なぜできるのか?と。
失敗したよ。
「そいつぁね、おいらニンジャだからだ
よ」と答えるんだった。

抜刀術的なドロウ



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