ジュラルミン丸棒から削り出した
自作コッキングハンドル。
フィールド内で脱落紛失した私の
FALのコッキングハンドルを自主
制作する。
鉄棒ではなくジュラルミン丸棒
からの削り出し。
今回、たまたま、こん棒のような
太さのジュラルミンの丸棒端材が
手持ちにあったので、それを使う。
削るよ削る。
旋盤を使って削りんぐと穴開けと
タッピング(手回し)と穴グリ
をやる。
一個目完成。全工程、時間30分
くらいで終了。
少し寸法を変えた別バージョンも
作る。
削って穴開け。
うりうり。
旋盤手回しタッピングしてから
切り落とし。
今度は別機械を使って、手作業
で好みにシェイピング。
多少ノブ部分をダルマ腹にして
みた。
密着部の加工精度うまくいった。
これ、ノブのタッチもかなり良。
でもほんの5ミリ高さ足らず。
やはり実物本物はよく考えられ
ているよ。
んなもんで、入魂の3個目製作、
完成。
ということで、一番完成度の
高い3個目の個体を本式着用品
とし、あとの2個は予備で保管
しておくことにした。
(1個はやはり無くしたFAL持ち
の知人に進呈した)
左から1作目、中2作目、右3作目。
これから、表面をポリッシュ
して、そして完全脱脂後に
ガンブルー仕上げで黒染め
→加熱焼き付け→オイルポリ
ッシュしたら完成。
ウェザリングというかエイジ
ングという時代付けのブルー
イングは楽しい。
自分でマルイXM177E2を組み
込んだM16用フレーム・レシー
バーのフルメタル・キットも、
最初はくすんだ銀色のアルミ
地肌だった物をポリッシュし
てからガンブルーで仕上げた。
いかにもパーカーライジング
がくたびれた風にした。
エイジングは結構大切かも。
たとえば、西部開拓野郎どもが
持つピースメーカーなら、こう
ありたいところ・・・。
これだとしたら、新品ピカピカ
すぎ。綺麗だが、雰囲気は無い。
私のブルーイング作。これは友人に
進呈した。
別個体。プラだが、そこそこ金属
感は出ているかと思う。
でもって、軍用ガバメントは
こんな感じ。東京マルイ製。
これは金属粉が混入されたヘビー
ウェイトではないので、ブルー
イングではなく、塗装のウェザ
リングテクニックで仕上げてある。
クロサワ監督が言うところの
「やつれ感、汚れ感」という
のが程良く出ているかとは思う。
ABSのプラスティックには見え
ないかとは思う。
ということで、MY FAL 復活!
(ハンドルだけ黒染め未処理だけど)
FAL かっけーー!
ちなみにスイベルリングは未装着
だったので、実銃を模して自作した。
ごつくなく薄身でスマートなのに
重くタフネスな奴。実物もそう。
ブルーイングしたコッキング
ハンドルはこちら。
重ね染め(というより化学変化)。
立てる皿代わりの灰皿。
化学変化で液の色が変化している。
気化防錆剤を塗った後にオイル
アップし、ロックタイトを塗っ
てから締め込む。
違和感なし。OK !
エイジング。いまいち。
ただ、アイアンカラーを塗った
ほうが鋼鉄感は出たかも。
そのうち手を加えるとする。
いい感じ。