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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『ダーティハリー 2』(1973)

2023年03月15日 | open



中1の時にクラスの奴らと観に
行った。
映画評を書けと担任教授から
言われたので書いたら、何か
のネタ本見て写したとか言わ
れたので、ちょっと待て、と
なった。
担任曰く、中1でこんな文章書
ける筈ない、というのだ。
判ってねぇなあ。
フツーに小学生の時から小説や
評論は読んでたっつーの。
中1の時は小林秀雄と中原中也
とカミュが好きだった。小学生
の時は漱石だ。

本作は、第一作と異なり、警察
内部に存在する暗殺団を相手に
ハリー・キャラハンは対峙する。
アメリカの真の「闇」を描いた
作品となっている。
悪は退治すべきとして殺人を繰
り返す暗殺組織は、警察上層部
にまで蔓延っていた。
ハリーの相棒も爆殺された。
ハリーはどう立ち向かうのか。

シスコの白バイ警官とのカーチ
ェイスとバイクチェイスも見もの。
イーストウッドも実際にバイクを
走らせる。左フットブレーキの
トライアンフの白バイを。
停止する時にはフロントブレーキ
を握らずにフットのみでブレーキ
をかけるハーレー乗りをイースト
ウッドはやっていた。
暗殺団の白バイ警官たちが愛用
する銃はコルトパイソン4インチ
バレルだ。
銃の蘊蓄についてもハリーとやり
とりするシーンもある。
そして、その銃こそが暗殺団の
正体を突き止める手がかりにな
るのだった。

「ダーティハリー」はシリーズ5
作品あるが、初作を除いて全て
公開時に都内の映画館で観た。
今、多少大きいとはいえ、家の
TVモニターで観るのは、やはり
しょぼく感じる。
これは『汚れた英雄』もそうだ
った。
映画館での上映を前提に作られ
た映画作品は、小さなモニター
で観るのと劇場の大スクリーン
で観るのとでは大違いだ。
『嘘八百』などはモニターでも
楽しめるだろうが、動きのある
アクションムービーは劇場上映
を前提に絵柄を撮っている。
やはり、映画は映画館で観たい。

「ダーティハリー」シリーズは、
ハリーの相棒がみんな死ぬ。
それが悲惨だが、死ぬ前に退職
してハンバーガー屋をやってい
る男もいるし、別な警官との相
棒代えでまだ生きている者もい
るし、それらが出て来る。
そうしたコントラストで、抑揚
を背景に持たせているのが特徴
だ。
ハリーの相棒が死ぬ展開では、
「3」が心が痛んだ。

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