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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

革ケース

2022年03月22日 | open

う~ん。
さすがにキューケースの最高峰の
ウィットンのケースは結構します
ねえ。1本入れ用でこの価格。

TAD純正のケースは2バット4シャフト
用でも12万位だから、1バット2シャ
フトで19万円程というのは、結構な
お値段。アメリカのフロリダ製。


TADケースはしっかりしている。
今世紀初め、千葉の新芸術さんで
購入。ジョン・バートン・デザイン。



たぶん、TADケースを作っているのは
J.フラワーのケース製作と同じ工房か
と思う。作りの細部が一緒なので。
J.フラワーは1980年代初期から既に

40年程の歴史を持つ。
名人ジョン・バートンが手掛けた。
JBもTADも老舗のインストロークも
J.フラワー
も、米国ブランドの名品
キューケース
はジョン・バートンが
関わっている。



J.FLOWERのケースはとてもカッチョ
いいです。
というか、造りの使い勝手がとても
良い。
見た目、ワイルドウエストショー
ですか?という雰囲気だけど(笑)
実用性は凄く高いのです。
機能性に富んだクォーターホース用
の鞍みたいな感じ。
JBはキツキツの造り込みになって
いるのに対し、
TADやJ.フラワーは
少しだけ緩めの
納め構造になって
いる。だが、ガタつい
たりはしな
い。良品。
ただし、現在は製造工房はアメリカ
本国ではなくアジアに移った。
JBとインストロークとJ.フラワーと
TADのケースは、多分同じ工場で
作られている。構造や彫刻等共通
同一手筋の部分が多数見受けられる。
キューケースはしっかりした造り

の物を選ぶのがおすすめ。
合皮の物はどうしても早い時期に
ぼろぼろになるが、ポーパー製や
アダム製はかなり頑丈で、30年
以上酷使しても擦り切れたりし
ない。先にジッパーの取っ手が
破損したりする(笑)。
長く使えて頑丈なのは、やはり
本革製だ。ただし、ショルダーは
革製は化学繊維物よりも早く傷む。
ケース本体は本革製のほうが堅牢
さにおいても合皮物よりも格段に
リードする。
ケースはよく見て選んだほうが
間違いがない。キュー保護のため
にはケース選びは大切。


では、ランボウやバラブシュカ等
の二本繋ぎのカスタムキューが
無い一本物の時代にはどうしたの
かというと、こういうケースで運
んでいた。


ビリヤードのキューは、標準で
杖道の杖の128センチよりも20
センチも長い。まあ、手槍みたい
なもの。
二本繋ぎのキューが考案されて、
かなり便利になったと思う。
日本の竹竿も最初は長い一本物
だった
けど、のちに繋ぎ方式が
発明され
たし。和竿の印籠繋ぎ
などはもう実用を兼ね備えた
芸術
品の域だけど。
和竿の世界もまた深いのよね。
ハマると地獄(笑)。


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