渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

TADのおしり

2022年09月07日 | open



TADのおしり。
デルリン®︎はPOMであるので
通常の接着剤では接着できな
い。
なので、バラブシュカ等はウ
エイトボルトにデルリン締め
込みの役も持たせて固定させ
た。
だがTADはウエイトボルト無し
の構造で狙った重量をピタリと
叩き出してくる。
そして、デルリン®︎を使う。
どうやってTADがデルリン®︎の
エンドキャップを固定している
かというと、キュー本体の木部
外周とデルリンエンドの内壁に
旋盤でネジ切り加工を施工して
おり、ガッチリとねじ込みで固
く固定している。
手間がかかっている。

デルリン®︎のエンドキャップを
ネジ切り加工無しで接着させた
雑な作りのキューを見た事があ
る。ウエイトボルト無し構造。
エンドキャップは外れかけてい
た。次に見たら取れていた。
それは当たり前の事なのに、
くそのような作りにするなぁ
感じた。
インレイのエッヂが甘いとかは
仕方ないとしても、構造的な
欠陥を持つ作り込みは宜しく
ない。

ボルトで締め込む方式のバラブ
シュカ・オリジナル。






1960年代初頭にジョージ・バラ
シュカが現代プールキュー
標準構造を作った。





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