渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

うまか棒

2022年02月16日 | open
最近は上質なマグロ黒檀が少ない。
手元にあるのは20数年前に仕入れ
た材料だ。

メイキング用素材。

専門的な設計図などは引かないが、
 
一応業界用語のポンチ絵という物
はメモ代わりに描いておく。
専門的な図面も手で引けるしCAD
も使えるが、そこまでやらない。
また、全部頭の中にあるなどとい
う現合(げんごう)などもやらない。
再現性が著しく低く、その場
限り
の行き当たりばったりの
作業にな
るのが実体だからだ。
どこをどの寸法でどのようなRに
して等々はちゃんと記録しておく
し、かなり練る。相当練る。
あらゆる方向から考察して。

素案練りの更に前の状態。

1970年代ブランズウィック社製
タイトリスト。


ティム・スクラッグスの初期の
作品。タイトリスト・コンバー
ジョン。



バラブシュカの正統後継者ともいえ
るタスカレラのタイトリスト・コン
バージョン。名手は皆んなそこから
初めている。


ただ、最低軸間が800mm程ないと
木製玉突き棒を削るのは厳しい。


うまか棒は面白い。
作るもいじるも玉撞くも。
うまか棒は面白い。
こんなのキューではなくただの
棒だけど(笑)。
でも、使える。
 

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