渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

私が人にオートバイを勧めない理由

2024年04月16日 | open



私が人にオートバイを勧めない
理由。
それはオートバイ(和製語)と
いう乗り物は、自立・独立・自
尊のインディペンデンスの最た
る乗り物だからだ。
独立心、自主性、人に頼らない。
この精神領域を獲得できず、実
行もできない人間は二輪などに
は乗るべきではない。
端的かつ典型的な例としては、
マシンをもし自分が倒したら、
自分一人の力で起こせますか、
という例。
できない者は二輪に乗るべきで
はない。
二輪は老若男女を問わず、他人
の力をあてにした人頼りで走ら
せる乗り物ではない。
これは絶対事項として。

そうした心構えと実行が皆無の
連中が現代ではあまりに多すぎ
る。

それゆえ、私は他人に二輪に
乗る事を私から勧めたりはし
ない。甘ちゃんがワンサカだか
らだ。
これが、ビシッとした精神と、
実行力を有する人たちだらけ
だったら、「大いに乗れよ」
と積極的に勧めるだろう。
だが、事故も怪我も自分持ち
だ。
それが二輪。オートバイとい
う独立した乗り物。

オートバイは諸刃の剣だという
事を認識しようとしない奴らが
現代社会では多すぎて、呆れて
しまう。「ヒャッハ~。BBQは
楽しいなぁ」位の感覚で二輪
に乗ろうとする奴ら。

ジジイの昔話みたいなのは俺
自身も大嫌いだが、かつての
70年代80年代は現代のような
くそ勘違いの連中は二輪の世
界には足を踏み込めなかった。
やる気のある独立心と現実的
な実行力
を持つ奴のみが危険
な二輪に
乗っていた。これは
絶対事実
だ。
今はガチガチ硬直で手羽先み
たいなカッコしておぼつかな
いトロくせえ
走りしかできね
えくせに、自
分に甘い奴らが
二輪乗り風情
のでけえ面して
いる。

そりゃトンチキ甚だしい、て
やつでね。

とりあえず、車を倒してしま
ったら、てめえ一人の力で起
こせ。自分の二輪、免許は自
分の免許、走るのも自分なの
だから。
誰もスッ転んでくれなどとは
頼んでいない。
てめえでやった事はてめえで
カタつけろ。これは女だろう
と若年の少年だろうと出戻り
老人
だろうと。
こうした事は二輪乗りだけで
なく、
人間として当たり前の
事だ。

その人間として当たり前の事
を教えてくれる貴重な二輪と
いう乗り物に乗って
いながら、
無様無体な事はやめろ
っつーの。



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