
ある時、撞球人の友人が言った。
「2×4とかでこれ作ろうか」と。
それ、15年前、おれも考えた。
その時は撞球会クラブハウスが
あったからまだいい。
でも、今は事情が違う。
おれは言ってみた。
「いいね〜。
でも、どこに置くの?」
友人は「あ・・・」と言った。
いやあ、おいらもクラブハウス
が無くなった後にもまた考えた
のよ。
でも、ふと、あら?どこに置くん
だべか、となったわけ(笑
連結物は時々ビリヤード場でも
見るが、単独で各玉台毎にこの
日本では単独販売されていない
椅子が置かれている店は、今ま
で私はたった1軒しか見た事がな
い。
だが、その店も、移転後には、
ただのカウンターチェアに入れ替
えたのがネットから確認できた。
残念。
多分だが、アメリカではごくごく
一般的なこの肘掛け付き高椅子を
置いてあるビリヤード場は一軒も
無いのではなかろうか。
残念至極。
この椅子から見る景色と、低い
一般的な椅子からでは、まるで
風景が違うのよ。
この撞球椅子は座面の高さが70
センチ以上ある。
アメリカやカナダではポピュラー
な文化だが、日本には存在しない。

この手の椅子は日本でもよく見る。



だが、これは存在しない。
作っても売れないからだろう。
国産では作られた事はないよう
だ。売れない物は作られない。
日本には観戦椅子の文化がまだ
無いのだ。
日本人にとってこれは「レーザー
デスクはなぬものだ?」なのだ。
