渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

スポーツにおける怪我

2022年01月04日 | open


撞球におけるブレイクショットに
より火傷し負傷した左手。
キューと肉体の摩擦により発生する
擦過傷だ。
画像をアップでよく見てもらえば
分かるだろうが、私の左手のこの
傷の周辺皮膚は過去の火傷の痕
ただれて変色している。軽いケロ
イド状にもなっている。
しかし、これでいい。
これは撞球者の手だから。
剣道家のこめかみの面ずれや柔道家
の耳のぎょうざ潰れや空手家の拳の
硬化のようなものだ。

かつて、ビリヤードの知り合いで、
成人であるのに母親が出てきて、
息子の撞球をヒステリックにやめ
させた例が広島県内であった。
なんでも、ピアノを弾く為の手が
痛むとあんたらどうしてくれるの
か、との事だった。成人である息
子は玉撞きをしたくて親に隠れて
玉を撞いてはいたが、母親に何も
言えずに始めたばかりの玉撞きを
その場でやめていた。
それでいいかと思う。
自分が選ぶ事だ。
ただ、撞球はスポーツであるので、
多少の擦り傷等は起きる事もある。
私の左手は数えきれないブレイク
ショットにより擦過傷による軽い
火傷が慢性化している。
でも、何ら構わない。
少々擦り傷作ったから何だという
のだ。
感染症対策だけしていれば充分だ。




こういうもんだと思っている。
ビリヤードというものは。
最近では、左手の滑りをよくして
怪我もしない為に左手のみツルツル
グローブをする人たちも多い。
また、キューに輪っか状の布を
被せる人たちも。
私は絶対にやらない。断じてやら
ない。それは嫌だからやらない。
グローブを嵌めてのキュー操作は
ある友人が的確に例えたが、友人
の言うようにゴム長靴を履いて
100m走をするような感覚だから
だ。自分個人では。
それに、利き手スイッチで玉を撞く
場面でキューの持ち換えができない。
左手で私は右手の8割能力でキュー
操作ができる。日本刀と同じく左右
の手が自在に使えないとならないと
感じて訓練したからだ。
バスケットでも利き手だけでしか
ドリブルできないプレーヤーなどは
中学生にさえ存在しない。
両手を使ってもよい競技では、両手
が使えたほうが有利だ。
オートバイでも右コーナーも左も
同じようにこなせて、不得手とか
苦手は無くさないと二輪ではまとも
にロードを走れない。

パウダーをキューに塗ればある程度
擦過傷は防げる。
昔の人たちはよく使っていた。
ビリヤード場には必ずベビーパウダー
が置かれていた。
しかし、今はどこにも無い。
また、ベビーパウダーは汗を吸うと
ベタベタになって返ってよくない
状態になる事も多い。

多少の火傷は気にしない。
あくまでも私の場合は。
大気があるのだから摩擦による加熱
やそれによる多少の損傷はしかたな
いと思っている。
子どもが転んで擦り傷を作るような
ものだ。
赤チンでもつけときゃ治る。
というよりも、消毒さえしておけば、
肉体が勝手に治してくれる。
過剰な過保護は人体の機能を衰え
させる。消毒のしすぎで自浄能力
を低下させたり、とかね。
てか、子どもの友だち赤チンよ、今
はどこ行った。


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