渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

2022年令和4年第63回宝塚記念 ぶっちぎり

2022年06月26日 | open










タイトルホルダーよくやった!
スタート直後、思わず声を漏らした。
「うわ。なんかペース速くない?」
結果1000を57秒!
2200を2分10秒切りの9秒7!!
とんでもないレコードだ。
これ、人間でいうと100メートルを
8秒で走る感じ。

横山親子はメジロライアン(1991
宝塚記念)の横山典弘と息子二人、
親子三人での出走となった。
私はヤエノムテキが好きだったが、
騎手とのセットではメジロライアン
と横山典弘が一番好きで、買い続け
た。本当のファン投票だ。
素行不良のデビュー4年目の横山
典弘はメジロライアンと共に育っ
た。
当時、大相撲の若貴と並んで競馬
では武豊とオグリキャップが大人
気だった。
だが、私は良い子ちゃんの武豊よ
りもやんちゃな若者横山典弘が
好きだった。
ライアン、ライアン・・・(笑)。

きょう、横山典弘の息子和生と
タイトルホルダーが勝った。
とてつもないレコードタイムで。
一番人気のエフフォーリアに騎乗
した横山武史は「速すぎてついて
行けなかった」とコメントした。

競馬はドラマだ。
感動を歴史の中に刻む。
人の記憶に刻む。
宇宙人の侵略者でもそれを奪う事
はできない(笑
あの映画『散歩する侵略者』は、
侵略者とは奪う者たちであるとい
うテーマだったが。

レース。競馬という真剣勝負の
レース。
競馬をスポーツとするには語弊が
あるかも知れない。
だが、感動を呼ぶ馬と人間の駆け
っこだ。
人と馬が競馬をする。
人なくば競馬にならない。
馬なくば競馬にならない。
競馬は素晴らしい。

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