
♩色を塗るならぁ〜
色を塗るなら〜ぁあ〜
(加藤和彦「家を建てるなら」
の節で)
それはこの色。我らの小田急。
もう少し、ラインを上にした
ほうがいいかな。
そうすんべ。
初期イメージ構想、結構大切。

公道最速ロードはここだよ
ね。英国領マン島。
日本の一般公道や峠でトン
ナップとか園児の三輪車み
たいにオハナシにならない
ほどの速度。
こんなとこをTTレース正式
出場で走ったのだから、高
校の時のクラスメートの奴
はよく死ななかったと思う
よ。
スリル満点の公開:
マン島 TT レースの必見スポット 7 選
2020年 送り火 鎮魂走
ここのS字コーナーの一つ目
の下り右、本日、原付でも振
り切りでの旋回だった。全線
法定速度60km/h規制の道路。
自動二輪なら流して+20超で
回るようなコーナーだ。速度
超過云々を抜きにすれば。
なぜハーフトン、ダブルニッ
ケル以下の速度に抑えるかと
いうと、下り二つ目の左がや
やきついので切り返しの途中
で減速させながら左旋回の倒
し込みをする必要があるから。
この左は旋回中のライン割り
飛び出し注意。全線はみ禁の
ロードだが、法規云々ではな
く車線飛び出しはとても危険
なので。
さらに次に右の回り込むコー
ナーが待っている。その右も
かなり面白い。左側に見物の
ある下り右の回り込み。速度
はグーンと乗せて行ける。
そしてまた切り返す短い直線
的S字の両側に見物エリアが
ある。その短いS字の直線で
は思い切り開けてから小さな
段差を過ぎてフルブレーキ。
ブレーキングしながら左のタ
イトコーナーを寝かし込み旋
回で次に右に切り返し。
その次の左は複合で結構回り
込んでいるので注意。
そこをクリアしたら続く右の
あとに短い直線だが、ここで
も思い切り開ける。
そして壁が真正面の速い右の
あとに左。
こうした切り返しコーナーが
延々と続くロードだ。
面白い。
特に下りが面白い。
原付でも下りだと旋回速度は
自動二輪とさほど変わらない
が、S字と短い直線への旋回
立ち上がりで自動二輪とは差
がつく。
いろいろ、二輪の操作操縦の
勉強になるロードだ。
ちなみに私のMC相方のZ-RS
乗りがこの峠の下りではABS
が利きっぱなしになる。それ
だけ開けられる所では開けて、
きっちりと減速するところで
は旋回可能速度まで減速する
走り方をしている。
奴は決して飛ばない。元鈴鹿
走者。背は綿貫マイクより少
し高いだけなので私より10セ
ンチ程低いが、乗れる乗り屋
だ。
しかし、この峠で一度ハイサ
イドになりかけ、何とかクリ
アしたが壁に激突しそうにな
った事があった。
上の三叉路の民家の地点から
下の第1コーナー通過の入り
口までで、私が走ると3分台。
登りは第1から三叉路までで
4分台前半。三叉路から上の
駐車場までの民家のある場所
は開けずに流してゆっくりと
通過する。三叉路から上の駐
車場まではクールダウン区間
なので流し。
一番下から一番上まで5kmを
5分なので時速60km。
この三叉路までが下の第1か
らの走りの区間。
走り屋さん、攻め屋さん、峠
のローリーたちは途中の中間
部1km程の区間のみしか走ら
ないようだ。あまり勾配がき
つくない区間。
私はローリングピープルでは
ないので、一番下まで下りて、
この停止案内線の三叉路まで
再び上り切る全域をいつも走
る。同じコーナーを繰り返し
行ったり来たりはしない。上
下1車線の峠の道の途中でUタ
ーンするローリング走行はし
ない。いうならローリング族
ではなく峠流し族だ。通り抜
ける人間。
面白い峠。
トン下30の速度で寝かし込ん
で行く峠道とは違い、絶対速
度が低いので車の挙動の振幅
は緩慢だが、それをつぶさに
正確に感知して走行状態、マ
シンの反応を的確に検知する
のが勉強になるロードだ。
この画像右側の山の電波塔の
ある峠の南側瀬戸内海ルート。
これはマシンの整備セット
アップ後の下りでの試し乗
り。点火系の改良後の試験
走行。
全速全開ではなく、完全に
流し乗りだ。
kawasaki KR-1試走~RML 下り~
昨日、途中で給油して混合
比も合わせて走行したが、
帰還後はほぼ空に近かった
ので本日昼前に買い物がて
ら給油。6ℓタンクで5ℓほど
入った。
そのままの足でちょい乗り
峠へ。
家から10分以内で峠に着く。
なんという町なんだろう(笑
画像に見える建物が建って
いる場所は戦国時代末期ま
ではすべて海だ。三原城は
海上を埋め立てて築城され
た。そしてそこに町が誕生
した。それまではすべてこ
のエリアは海。
北側の登山道から筆影山に
登り、竜王山に到着。
快速ツイスティワインディ
ングの下りを一気に下る。
ほぼ全域メーター振り切り。
下まで下ってからもう一本
走ろうと頂上駐車場まで登
り、下る。
登りは勾配がきついので、
巡行30~40で最高速(笑
下りはメーター振り切り旋
回。
タイヤの皮剥きは完全に完
了した。右側の一番横の新
品タイヤラインも消えつつ
ある。
三原という町が築城までは
海の中にあった事が分かる
景色。
これは沼田(ぬた)川という
明治以降の人工河川の河口
だ。江戸時代は海。戦国時
代は三原なども無く、全域
海。三原人は全員がよそ者
だ。私の先祖などは鎌倉時
代には相州(今の神奈川県)
にいた。
橋の反対側、西側。
現在は川になっているが
本当は海。満潮時には潮
がここから18km程上流ま
で遡る。きょうは大潮か。
(月齢見たら中潮だった)
先ほど走って来た山。
左が筆影山、右が竜王山=
はたの山。
はたの山には県内随一の良
ワインディングロードであ
る竜王みはらしラインが開
通している。
見物コーナーの一つの駐車
場が砂利地面からアスファ
ルトに替えられていた。
やっとか。
もう一つのヘアピン見物コ
ーナーはまだ見物エリアが
砂利のままだ。奥多摩の月
夜見第二みたいなとこ。
全体的にRの小さいコーナ
ー連続で、速度があまり出
ない連続ツイスティロード
なので、それなりに楽しめ
る。ただし、一般的な箱根
の峠にあるような直線をパ
ーンと走って来てギューッ
とフルブレーキングして
ペタンと寝かせてコーナー
に入って行く、というレイ
アウトは無い。全域クネク
ネのスラロームのような道。
スラロームと違うのは、か
なり旋回フォースがかかる
ので、タイヤめっちゃ減る(笑
下りでも加速させるのが面
圧乗りでトラクションを得
る為には絶対条件のロード
であり、スロットルオフ状
態で回るタイヤの表面グリ
ップ頼りの走り方はとても
危険だ。きちんとブレーキ
ングで制動して速度を適切
に落とし、パーシャルで駆
動を抜かずに旋回し、旋回
エイペックスからは加速し
てクリッピングを舐めるよ
うにしてコーナーを抜ける。
たとえ下りでも。
スロットルオフでのタイヤ
の表面グリップ頼りの走り
は、それはフロントからズ
ルごけ必至の乗り方なので、
他の一般道でもそれあかん
やつ。
エンブレなどは使わず、き
ちんと制動はブレーキとい
う機構を使って速度調整を
する。
特に二輪ではだらだら走ら
ず、加速し制動減速し、ま
た加速して走る。
この峠は、二輪の正しい走
り方をライダーに要求して
来るそんな峠。とりわけ下
り。
てことで、はたの山ライン
は本日ヤマハVinoで下り登
り下りの1本半を走ってから、
海沿いの国道シーサイドラ
インを通って昼過ぎに帰還。
海風が心地よい日だ。
バイク外出者、とても多い。
家からごく近に絶好の峠が
あるってのは、ホントにこ
れ幸い。ラッキ~♪
バイクマンたちにも人気の
絶景にして良好路面のロー
ドだ。
ゆっくり走っても、快速で
走っても気持ちよい。
真夏には蛇の道路渡りに注
意。旋回中に踏むとスリッ
プする。
あと、時々ウリ坊がコーナ
ー抜けたらダッシュして前
を横切る。
速度規制標識無き道路なの
で法定速度60km/h道路だが、
設計速度は30km/hと表示さ
れている道だ。
ゆっくりと走って行くのが
快適で安全、それがいいだ
ろう。でも正しい操縦で。
景色は最高。
途中、景色が見渡せる展望
台(峠族の呼び名は見物コー
ナー)がいくつもある。
やがて近い将来、半世紀
以上にわたり親しまれた
この小田急線の色は消滅
する。
現行新型車両はジュラル
ミンとなり、ブルーの色
番も変更になった。
このタイプの色は新型に
は施されていないので、
この型式の車両が引退次
第、小田急線からは歴史
的なこのシンボルカラー
は消滅する。
愛車のヤマハ原チャを伝
統的な小田急線カラーに
近々全塗装しようと思っ
ている。小田急の色番に
色は合わせて。
このヤマハオリジナルの
ダルレッドメタリックの
ままでもでもいいのだけ
どさ。
ただ、レクイエムというよ
りも私にとっては望郷の念
が強い。
消えゆく小田急線の色に塗
り替えて、廃番になっても
う久しい原付を長く残し乗
りたい気持ちが自分の中に
ある。パッションとして。
消耗部品を交換しながら、
ずっと。
ブルーラインの中に白文字で
SHINJUKU ⇔ FUJISAWA
とでも小さく入れてさ(笑
どちらも私が長年住んだ街
だ。物心ついた頃から藤沢
と横浜で育ち、中学、高校、
大学時代には新宿に親しみ、
そして、妻と新宿で長く暮
らした。
私の娘は新宿区で生まれた。
私にとっては、どちらも故
郷なのだ。