

私が通った高校の私の代の授
業科目の「倫理社会」は非常に
面白かった。
教師が教壇で教えるだけでは
なく、生徒に「発表」をやら
せて、それを試験の採点にも
加味した。
発表の時の担当生徒はクラス
全員の前できっちり30分出題
について論じるのだ。
出題は「演繹について論じよ」
とか「『純粋理性批判』(カン
ト)について論じよ」とか「弁
証法的唯物論について論じよ」
等々の問題が事前に出される。
翌週の授業の時に生徒は自習
で調べて把握して来た事を何
も見ずにクラス全員の前で論
じるのである。
中間テスト並びに期末テスト
の際にも「~について記せ」
とだけの問題が出る。
まるで司法試験の論述問題や
大学の一般教養の社会学の試
験のような事を高校の授業で
やっていた。
あの授業はユニークでかなり
面白かった。
要諦は発表の中味の精査より
も「生徒に自分で調べ上げて
思考と思索をさせる」という
ものであり、それがメルクマ
ールだった事だろう。
よい教師だった。
そんな授業なので、自然と生
徒の思考力も発達する。
高校2年の時、国立東京高専
3年のイトコが「倫理哲学」
の科目レポート試験の代筆を
頼んで来た。替え玉かよとは
思ったが、山手線内で出題の
「サルトルについて記せ」の
回答を書き上げた。後期試験
時も引き受けた。イトコはそ
の後旧国立一期大の工学部に
転入するが、理系はできても
文系はサッパリだったのだ。
イトコは通信簿で私の代打ち
半チャンつも上がりでその科
目は「優」を取っていた。
私自身は倫社は10段階通信簿
の中で9を取っていたが、文系
コースに2年次に進んだので理
系がまるでサッパリだった。
私の高校はどの教科も教師が
ユニークな人間揃いで、授業
そのものは実に面白かった。
そうした校風は私学の特権だ
ろうと思える。
教師陣は東京外語と東京理科
大と法政と日体大以外は、ほ
ぼ全員が都の西北出身だった。
オールモスト海老茶色(笑
二輪車の挙動特性を読んで
セッティングや車作りをす
る方向性は、演繹だと駄目
で、現実的現出現象から良
化方向を割り出して行く帰
納法で車をまとめて行く。
私はこの場所をよく使う。
この橋のS字は50km/h以上
でも旋回できるが、40km/h
の規制速度内でも如実に二
輪車の特性が現出するので、
何がどうであるのかが掴み
易い。
最初の右は逆バンクになっ
ているので、ペタ寝かしで
ゼファーχなどではリアが
流れ出す。ドテポキグシャ
をやると川の中に飛び出す。
滑ったからと急激にリアを
グリップさせるとハイサイ
ドを起こすので、リアは逆
に微細な1/120スロットル開
度を利用して駆動をかけて
ドリフト気味に流しながら
車体操作操縦でマシンを起
こしてペタンと次の左に切
り返す。
オートバイも原付も古くなる
とサスペンションが正規の機
能を発生させなくなる。
それは要交換となる。
私も街乗りビーノのサスは前
後新品に交換してある。
前後サス交換とセンタースタ
ンド延長改造は3点でワンセッ
トだ。
このサスを使うと、前が下が
り後ろが上がるが、リアサス
が長い為にスタンドの高さが
足りなくなる。
スタンドは取り外してステン
レス丸棒を延長溶接して対処
した。
キャスターが立ち気味になっ
たので、滅茶苦茶曲がる。
グイグイ曲がる原付二輪に変
身した。
フロントステアで曲がるのだ
が、旋回中はリアに意識的に
荷重させる乗り方をすると
バランスが程よい。前乗りの
クラウチングスタイルだとよ
く曲がらない。
コーナリングではタイヤを有
効に使う。サスは沈み込ませ
る。
深いリーンアングルの寝かし
込みも当然だが、寝かせる事
よりもタイヤに面圧をかけて
潰し、サスを沈めてトラクシ
ョンを得る乗り方をする。
結果、転ばない。全く。