初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画の磁気録音

2016年09月02日 22時52分20秒 | Weblog


大映京都撮影所の所内を

歩いていると、ばったり

M宅君に出会いました

M宅君は大学の電気科の

同級生なのです

久しぶりの懐かしい再会でした

そして、なんと録音部に入社

したのでした



映画の音声は、銀塩サウンド・フィルムで

光学録音されていましたが、

いつからか、テープレコーダーによる

磁気録音(テープ録音)になりました

… … …

テープレコーダーはラジオ放送局で

戦後、使われ出しました。

放送局のテープレコーダーは6ミリ巾テープの

オープンリール式で、テープスピードは1秒間に

19センチが普通です

高音質で録音、再生されるときは

38センチでした



映画は毎秒24コマで撮影されます

フィルムは1秒間に1、5フィート走ります

映画の同時録音のテープスピードも1秒間に

1、5フィート走ります

1フィート=30センチとして

1、5×30=45センチとなって

放送局の高音質録音のテープスピード38センチ以上

です



映画撮影のフィルムはフィルムの両側に

パーフォレーションがついた

お馴染みの35ミリフィルムです

映画の同時録音に使われる録音テープも

銀塩フィルムと同じように

パーフォレーションがついた35ミリ巾でした

… … …

編輯の段階で、映像のネガフィルムと録音テープを

並べて編集機(シンクロナイザー)にかけられるからでしょう








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