以前読んだ浅田次郎の小説
「活動寫真の女」を
思い出しました
映画がこの世に
生まれたとき
写真が動くという意味で
活動写真と呼ばれました
浅田次郎の小説は
「きんぴか」
「天切り松闇がたり」
「プリズン・ホテル」
などシリーズ物の
ピカレスク小説を
愛読していました
浅田次郎はまたファンタジックな
「地下鉄に乗って」で
吉川英治新人賞を受けました
また「鉄道員」では直木賞を受賞して
映画化,テレビ化で大変でした
その浅田次郎が「活動寫真の女」を
発表しました
そのタイトルをよく見ると
「活動寫真」の「写真」を
旧字体で表しています
これには何かワケがあるぞと
期待して読み始めました
僕が清家忠昭(せいけただあき)に出会ったのは、
四条河原町にほど近い、古い映画館だった…
で本文は始まります
… … …
昔,四条河原町には四、五軒の映画館がありました
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