松竹下加茂撮影所の製作に
タイトル「黒田誠忠録(くろだせいちゅうろく)」
の時代劇がありました
監督は衣笠貞之助、
出演、阪東寿三郎、高田浩吉
飯塚敏子
制作年が1938年で今から74年前。
私が五歳のときです
ストーリーはわかりません
この映画のスチール写真を
なんと、ライカ名人の
木村伊兵衛(きむらいへい)が
担当しているのです
想像ですが、本番中にライカで
連写して、映画撮影の一段落で
スチール写真用のライティングで
俳優さんの動きの瞬間を
捉えられたことでしょう
木村伊兵衛さんと一緒に
仕事をした映画スタッフの
カツドウ屋さんに聞きました
残念なことに細かいことを
聞かず終いでした
その後、スチール写真はまた組立暗箱と
ガラス乾板の時代に戻ります
そしてガラス乾板が世の中から消えるまで
また日本映画がカラーになるまで続きます
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