携帯電話が徐々に普及していきます
NTTから始まった携帯電話も
新会社が出来て、いよいよ携帯電話が
広がっていきます。
新しい方式でPHSも始まりましたが
PHSは広がりませんでした。
携帯電話を受信する中継局が首都圏では
徐々に建設されていきましたが、地方では
まだ通話できないところがあったようでした
大きくて重い自動車電話(ショルダーホン)も
徐々に小さくなって、洋服のポケットに入るほどに
なりました。
… … …
20余年前の、1995年1月17日、
阪神大震災で神戸市は壊滅的な被害でした。
市内の電信柱はすべて倒壊して有線電話は使用不可で
唯一の通信手段は無線電話つまり携帯電話のみになりました。
阪神大震災の神戸からの生中継番組では、現場と
テレビ報道部との連絡手段は携帯電話のみになりました。
当時は携帯電話回線の容量が少なく、携帯電話はなかなか
つながらなかったのでした。
テレビ中継現場では、携帯電話で本社とやっとつながったら
番組が終わるまで、その携帯電話を
つなぎっぱなしにしていたようです
一般被災者にまじって、テレビ各局の取材現場も
携帯電話の連絡が
殺到していたのでしょう。
せっかくつながった携帯電話を
切ることが出来なかったのでした…
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