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大映京都、天然色映画企画される

2011年05月08日 22時04分35秒 | Weblog


日本初の総天然色映画、「カルメン故郷に帰る」

(松竹大船)が

1951年(60年前)制作されます

そして興行成績が良かったことから

第2回作品として「夏子の冒険」

1953年(58年前)に

制作されました

この2作品は、

冨士フィルムのリバーサルカラー(外式)で

作られました

いずれも、松竹大船の

現代劇でオールロケの作品です




3番手として大映京都で

時代劇の総天然色映画が企画されました

時代劇は現代劇のように

オールロケではまとまりません

どうしてもセット撮影が主になります

日本初の総天然色映画ではありませんから

見応えのある色彩映画にしなくては納得できません



カラーフィルムはどうやら

イーストマン・コダック製と

聞きました



それも、イーストマンコダックは

米フィルムメーカー、アンスコと

競争してイーストマンに

決まったのだと聞きました



大映京都は、初の時代劇総天然色映画制作と

新しいコダックのフィルムの特性や

ハリウッドの天然色映画撮影現場の見学の

ため約2カ月、主なスタッフは渡米します




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