社内報の表紙をときどき引き受けるように
なりました。正月号以外は,白黒写真なので
テレビ局の近所の写真機店の暗室を借りて
写真を仕上げていました。
社内報のサイズはB5判ぐらいでしたが
写真原稿は四つ切り判のグロッシー仕上げに
していました。
当時、社内報の印刷は、凸版印刷で行って
いました。凸版印刷からの注文として、写真原稿は
リバーサルフィルムの35㍉が最低の条件
でした。
… … …
私は、写真を撮り終わると、大阪梅田の
万歳町にある、堀内カラー現像所の窓口に
持ち込んでいました。
堀内カラー現像所の窓口にリバーサルフィルムを
渡すと、美人の窓口嬢がにこやかに
「現像はノーマルですか?,増感ですか?」と
聞いてきます。ノーマル現像の時は
2時間ほどで、カラー現像は終わります。
2時間ほどして,堀内カラー現像所の窓口に
行くと、現像の終わったカラーフィルムが
長いまま渡されます。
早速、近くの机にあるライトボックスの上に
フィルムを広げてチェックするのですが
急いで、素手でフィルムを扱おうとしました
すると、美人の窓口嬢は私に
「フィルムを素手で扱わないでください!…」
と私に、真っ白の編集手袋を渡してくれました。
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