初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

展覧会とパネル

2009年11月24日 17時40分49秒 | Weblog


写真クラブでは年に1回は展覧会を開きます。

まず、展覧会場を探さなくてはなりません。

街中のわかりやすい場所に展覧会場を探すのは大変です。

定期的に写真展を開くには,会場が同じなのがよろしい。



絵画の画廊などは、繁華街にあるのですが、

写真を展示する場所がなかなかありませんでした。

一時,百貨店などに写真用にギャラリーがありましたが、

いつの間にか,その場所は売り場に変わっていました。



作品はモノクロ写真で四つ切り、半切,全紙,全紙倍判などが

作品のサイズです。

作品は,自分で仕上げました。

大きなサイズの全紙,全倍(全紙倍判)は、

現像液も何㍑も溶かなくてはなりませんし,

場所もとります。

大きなサイズのときは、 作品を良く手がけている写真屋さんか

展覧会などを手がけている専門の店に頼みました。

              … … …

展覧会で作品を展示するには,パネル張りが普通でした。



印画紙はバライタ紙です。

ベニヤ板を作品の仕上がり寸法に切ります。

ベニヤ板の周囲を矩形の角材を釘で止めます。

これをパネルと呼んでいました。

当時の印画紙は,現像後の水洗で印画紙が濡れている間に,

パネルに貼り付けます。

枠の周りにホッチキスで印画紙を止めていきます。

枠の向かい側同士に印画紙を引っ張って,止めてゆきます。

ちょっとコツがいります。

印画紙を枠に止めるのに、糊は使いませんでした。

裏に糊がついている緑色のテープで

枠の周りに貼ります。これで仕上がりです。

             

             … … …

写真材料店で四つ切り,半切など印画紙のサイズに合わせた

既成のパネルがありました。

作品をトリミングしてサイズが変形しているときは、

画面に合わせてベニヤ板を切って,作ります。

パネルに貼った印画紙が乾燥してくると、ものすごい力で縮みます。

しっかり作っておかないとそっくり返ってしまいます。

印画紙はバライタ紙で、水に浸かると少し膨張します。

引き伸ばし,現像処理が済んで,水洗が終わって紙が膨張している間に,

パネル張りを行います。

そして、印画紙が乾くと,写真はパネルにピンと張り付きます。

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現像処理,水洗を終わって一度乾燥した印画を、

水に浸けてパネルに貼ったこともありました。







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