ビスタビジョンは
普通映画の倍のライカ判で
ネガフィルムがキャメラの中を
横に駆動します
そして映画館用フィルムは縦に
駆動ですから映像は縮小して
プリントされます。
画面が横に広くて、映像が
鮮明なことから大映京都が
伊藤大輔監督「地獄花」を
制作しました
鮮明な映像で仕上がるビスタビジョンも
フィルム経費や現像処理など大変です
映画フィルムの性能が向上したので
ビスタ・サイズというのがあらわれました
普通に映画を撮って、上映劇場のスクリーンを
少し横長にして、つまりフィルム画像の上下を
トリミングして横長のビスタビジョンのサイズ(比率)で
上映する方法です
このビスタサイズの画面は、
ワイドテレビやハイビジョンテレビにも
取り入れられました
1957年ビスタビジョン映画「地獄花」を
制作した翌年の1958年、
渡辺邦男監督はオールスターキャストで
「忠臣蔵・前後編」をシネマスコープで撮っています
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