私の母親のおばあちゃんは
典型的な明治女で
母親もあの人の真似はとても
できない…と尊敬していました
おばあちゃんは
… … …
幼にして父母に従い
婚しては夫に従い
老いては子に従うという
… … …
典型的な思想の持ち主でした
「そんな従ってばかりの人生はイヤ…」と
我が母親は云っていたそうです
料亭での見合いが済んで
相手方から縁談を進めて欲しいと云ってきました
緊張するお見合いの席上で
堂々と食事をする娘さんに好意を抱いたと云われました
こちらの両親は相手側の家柄はいいし
この縁談に大変乗り気でした
ただ娘(我が母親)は
「どうしてもイヤ…」と断り続けました
なにがそんなにイヤなの?と問い詰められます
「相手の男性は背が低いから…」と
苦し紛れの返事をしました
そして、おばあちゃんに
「あんたに意中の人がいるの?」と重ねて聞かれます
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